整形外科に勤務するものです。THA術後のFDP、D-ダイマーの推移がわかる方教えてください。どの程度基準を逸脱した場合血栓を疑ったらいいのでしょうか
整形外科の病棟勤務経験はありませんが、自分自身の勉強のため、調べてみました。TKA(人工膝関節置換術)の後は深部静脈血栓症が生じやすいので血液検査のFDPやD‐ダイマーのデーター収集が重要になります。
D‐ダイマーに関してですが、深部静脈血栓症の場合、「正常値を逸脱していなければ」(つまり正常値以下ならば)、深部静脈血栓はないと考えます。
正常値の範囲ですが、高齢者の場合、特に異常がなくてもD‐ダイマーの値が高めに出ることがあります。
Wikipedia 「D‐ダイマー」
http://ja.wikipedia.org/wiki/D-%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%9E%E3%83%BC
によれば、「深部静脈血栓症における感度・特異度を上げるには、カットオフ値を年齢×10μg/Lとすれば良いという報告もある。従来の一律のカットオフ値(500μg/L)では加齢に伴い特異度が低下していた。年齢によりカットオフ値を変えることで、感度97%を維持したまま特異度を上げ得ることが示唆された」・・・とあります。
D‐ダイマーの基準値は測定方法によっていろいろあるようですね。
D‐ダイマーの推移ですが、D-ダイマーは血栓が形成されたときの凝固が線溶させたときの産物なので、血栓が生じた直後はあまり上昇しません。血栓が形成した翌日よりD-ダイマーは上昇し、1週間目にピークを迎えます。
深部静脈血栓症の診断にはSF(可溶性フィブリン)の値も参考にします。SFならば血栓が生じた直後に値が上昇します。
以上、たよりのない答えでごめんなさい。
このサイトはリンクフリーです。好きなページにリンクを張って頂ければと思います。
看護師お悩み相談室