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褥瘡ケアについて(宅老所での褥瘡ケアに悩んでいます)

<2013年11月11日 受信>
件名:褥瘡ケアについて(宅老所での褥瘡ケアに悩んでいます)
投稿者:きりん

宅老所での褥瘡ケアに悩んでいます。
とにかく金銭的に負担のならないようにする。オムツもできるだけ節約するようにしている方です。
全身状態は、まあ悪くはないです。ごはんもしっかり食べます。
尿・便は、常に失禁状態。
仙骨部に発赤あり。昼は車いすやソファに。夜は体位変換2時間ごと。
スタッフは、素人さんがほとんどですので、とにかく難しいことは不可。簡単なこと(例えば、オムツ交換時に皮膚の洗浄など)を指導したとしても、その通りしてもらえるか不安な状況です。←スタッフの意識の改善は時間がかかる。
私自身、ラップ療法をした経験がなく、ラップ療法をしたとしても、尿汚染に常にさらされ大丈夫だろうか?と不安です。
一度、自腹で、市販のハイドロコロイド材(傷パワーパッド?)を使用しましたが、尿汚染のため、すぐにはがれてしまいました。
今、市販のハイドロコロイド(傷パワーパッド)を発赤部に貼り、さらにその上から市販のウレタンフィルム(未滅菌)を貼用したらどうだろうかと考えています。なにせ、医療用のドレッシング材は使えないので、、、。そうすれば、尿・便汚染から少しは防げるのかと、、、。
しかしながら、そういった文献がなく困っています。
金銭的な面では、利用者負担にならないで、会社持ちにならないか社長に相談するつもりではいるのですが、、、、。
病院受診すれば、ドレッシング材は保険適応になるのですが、病院受診もお金がかかるので、、、、、。
ほとほと困っています。
なんとか今の状況からの悪化を防ぎ、改善に持っていきたいのですが。
私も数時間のパートで、毎日ではないので、余計に気にかかっています。
何かよい知恵を教えて頂けるとありがたいです。
問題点
1.経済的負担は困る
2.スタッフが対応できない
3.短時間パートの看護師でも、ケアできるような改善策にしたい

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No.1
<2013年11月11日 受信>
件名:穴ポリパット見ましたか?
投稿者:施設です

宅老所だとさらにコスト削減なんですね。
[11356]の褥瘡ケアの質問のNO.3さんの回答見ました?
工夫があって、家庭向きです。
1日1回の処置であとは穴ポリパットをかえるだけですから、前もって作っておくと介護にも協力得られそうです。
既読されてたらすみません。


No.2
<2013年11月11日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

発赤程度なら、「洗浄後白色ワセリンを塗りまくる」ではどうでしょうか。
撥水出来ますので。


No.3
<2013年11月11日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

2番さん同様で、大丈夫ですm(_ _)m


No.4
<2013年11月16日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

No.1さんの[11356]の褥瘡ケアの質問のNO.3で回答したものです。

フィルムだけでだいたい約2000円(実費)のものが多いです。

市販だと数が少ないうえに余計にコストがかかるのではないかと思います。
長引けば長引くほどに高くつきます。

なので、会社に言っても負担してくれるというのは可能性として低いと思っておいた方がいいと思います。(病院母体であれば融通きかせてくれたりもするそうですが、そうではないところはほぼ経営主義・利益優先なので却下されるのが当たり前のようなもんです)

悪化し、病院受診となった場合。
だいたい処方されるのがデュオアクティブだと思うのですが
大きさによりますが約2000~4000円です。
確か在宅だと保険適用外で実費扱いになってたような気がします。
(施設で病院の事務から言われた記憶があります。入院加療で褥瘡としての点数がとれるので保険適用になる?んだったかな?間違ってたらすいません。でも、家族様に連絡して料金の説明をして了解頂いてからの処方だったので金額は合ってると思います。)


経済面を考えて安価にと考え、発赤程度であればラップでいいのではないかなと思います。
乾燥しているのならNo2さんのようにワセリンも塗ると効果的です。

詳しいやり方だったり、うちの先生が言ってたことだったりを
先程[11356]の褥瘡ケアの質問で回答してきたので参考にしていただけたらと思います。

また、四方をきっちりと止めなければ排泄物がすぐに入ってくるので
ラップも穴空きパットも効果が発揮されません。

ですので、しっかりと四方を止めて下さい。
ビニールテープは百均で4つで100円で売ってたりしますよ。
ラップは家庭にあると思いますし。

あと、ラップは一人でやろうとすると厳しいです。
なかなかうまく貼れないですし、すぐに ふにゃ~ となりますので
家族様に協力を仰いで下さい。

本当は3人いたらやりやすいですが(体位保持係、ラップ保持係、テープをきっちり貼る係)、きっと2人になるかと思いますので、2人介助での私のやり方を記載します。

自力で横を向くことが出来ない場合は、側臥位の体位保持を手伝ってもらってください。
あらかじめ4本テープを用意しておき、そのうちの1本をラップの上辺に貼っておきます。そしてそのまま貼ります。後はシワがなるべく出来ないようにと隙間がないように残り3本貼っておしまいです。

自力で横を向くことが出来る場合は向いてもらい
ラップ保持係を家族様に。(当てるのはこちらでして、「すいません、抑えててください」ていう感じで協力要請)
こちらはシわがなるべくできないよう、隙間なく四方をテープで止めます。

どちらも交換の際は丁寧に洗浄してくださいね。清潔保持、大事です。

病院ではみんなやり方に慣れて、今では2人介助時
体位保持しながらラップ保持係、洗浄・テープ貼る係になってます。

後は体位変換後、どのような体勢で、どこに体交枕をしようしているか等
2時間毎に体位変換していたとしても
リスク部位をきちんと除圧出来てない可能性があると思いますので
一度、家族様と見直しをして(出来たらスタッフも)
これからまた発赤が出てくる可能性や
今回の褥瘡ステージが上がる事も踏まえて
必要であれば効果的な体位変換や枕の使用方法を教えてもいいのではないかなと思います。

 
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