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基本のアセスメントについて

<2013年10月10日 受信>
件名:基本のアセスメントについて
投稿者:基本

どんな科でも基本のアセスメントってありますよね???バイタルサインから・・・どうアセスメントしたらいいか、症状を勉強してそことバイタルの数値を考えたり、血液データから考えたらいいでしょうか???その疾患でポイントになることを見つけ、それがどうかかわっているかとか、そんな感じですかね???そういうのがよくかいてある本とか参考書とかなにかありますか???私にはそこが足りないので・・・そこをよくしたい、仕事したい、患者のためになりたい、発見したい・・・
どうかお助ください。なにか参考があれば頑張って勉強したいです。

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No.1
<2013年10月10日 受信>
件名:無題
投稿者:Anonymous

ICUに勤務している10年目の看護師です。

アセスメントの基本はまず正常・異常かを判断するところから始まります。
そのデーターに加え患者の既往歴・イベント・治療状態(採血・バイタル・薬歴・モニターや人工呼吸器のデーター)等を踏まえ判断する必要があります。
対象の患者の疾患(病態生理など)を把握しなけらば、アセスメントは難しいでしょう。

そういうアセスメントの本はたくさん出ていると思いますが、それでは個別性のあるアセスメントはできません。良く私は医師向けの疾患の本を参考にし(看護向けの本よりはるかに詳細が書いてある)、役立てています。


No.2
<2013年10月10日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

情報から正常なのか異常なのか、看護として何をしていくのか。
がアセスメントのポイントですね。


No.3
<2013年10月11日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

それらをどう言葉にしていいのか・・・ただ異常、正常だけいってても・・・話し方や書き方がわからない・・・病態から色々かんがえれないです。だっていくつもでてきておわらないし、そんな急に起点効きません。病態からそれが異常の病態になっていたりしたら、その状態を説明とかってかんじですか??
いつも漠然としたこと言われてる感じでちゃんとわかりやすくこれだけまずやってればいいみたいな慣れみたいなのがほしいです。


No.4
<2013年10月12日 受信>
件名:学生向けの看護学雑誌を2年くらい講読しては?
投稿者:小夏

内科ですか?
外科ですか?
透析ですか?
外来ですか?
精神科ですか?

それによっておすすめの本も変わると思います。

今、分からないのでどの科でも役に立つものを。

学生向けの看護学雑誌を2年くらい講読しては?

実習の時に病態関連図を書かされましたよね。
あれは役に立ちますよ。
書くのが苦手なら看護学生向けの雑誌に定期的に載りますので読むといいですよ。
毎月買うのが嫌なら分厚い関連図ばっかり集めたような本も売ってますから買って読んでみてはいかがでしょうか。借りるのはおすすめしません。書き込めないから。

疾患に関しては看護師向けのよりも研修医向けの方が写真がいっぱいで分かりやすいものも多いので好きなのを選んだらいいと思います。


No.5
<2013年10月12日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

本とか参考書というよりも、あなたの場合は実際に職場で患者さんを良く看て、先輩にアドバイスもらって仕事して行った方がいいと思いますよ。

文章は推敲してから投稿した方が、あなたの投稿を読む相手は読みやすいですよ。


No.6
<2013年10月14日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

2年目ナースです。

バイタルサインのアセスメントですが、

(1)バイタルサインの基準値の表を小さな紙に書いて、ナース服に入れておく。

(2)患者さんのバイタルサインの数値が基準値内なのか、紙を見て確認する。

(3)患者さん本人から訴えを聴く。

ここまでできたら、次は、

(4)脈の強さ・速さ・リズム、呼吸の型・深さなども観察する。

(5)顔色・唇の色・表情・皮膚の乾燥や湿潤などを観察する。

(6)聴診器で肺の音を聴く(今の段階では、「なんだか変な音がしているなぁ」とわかるだけでOK)

(7)バルーンが入っている人は尿の色・量・浮遊物がないか観察する。

(8)最終排便日の把握、腹部膨満の観察、腸蠕動音を聴く。

(9)食事摂取量、水分摂取量を観察する。

以上が基本の観察項目だと思います。

(1)~(3)の例、

朝の9時、患者さんの体温が37.8℃です。

↓(いつもは36.0~36.3℃くらい。平熱より高いなぁ。)

「寒い」
患者さんが震えています。

↓(37.8℃もあるのに寒いの?)

アセスメント:
悪寒戦慄あり。体温が上昇する可能性あり。悪寒戦慄が落ち着くまで保温しよう。

ここでリーダーに一度報告します。

「○○さん、現在体温が37.8℃です。悪寒戦慄があり、掛け物で保温しています。体温が上がる可能性があるので、悪寒戦慄が落ち着いたら再検し、リーダーに報告します。」

その後

「暑い」
震えと寒気が落ち着き、患者さんが暑がっています。
体温を測ると38.4℃です。

↓(熱が上がりきったみたい。暑いって言ってるけど、どうしたらいいの?氷枕を作ればいいのかな?)

「氷枕は冷たいから要らない」
患者さんは氷枕を拒否しました。

↓(屯用の解熱剤の指示は出てるかな?)

医師の指示:体温38.0℃以上の時、ボルタレン12.5mg(血圧100以上)

↓(血圧を測ってみよう)

血圧は118/68mmHgでした。

アセスメント:体温38.4℃、血圧118/68mmHgにて、ボルタレン12.5mg挿肛可能。ボルタレンにより血圧が下降する可能性もあるため、体温と血圧の変動を経過観察しよう。

ここで、リーダーに報告します。

「悪寒戦慄が落ち着き、今は暑さを訴えています。体温は38.4℃、血圧は118/68mmHgです。先生の指示で体温38.0℃以上の時、ボルタレン12.5mg(血圧100以上)とあります。ボルタレンを挿肛しても良いでしょうか?」

「ボルタレンにより血圧が下降する可能性があるため、体温と血圧の変動を経過観察します。また報告します。」

というような感じです。

さらに(4)~(9)の観察項目をプラスさせると、患者さんのアセスメントも深まり、よりよい看護が提供できると思います。

私もまだまだ未熟なので不足している視点があると思いますが、少しでもお役に立てたら嬉しいです。

 
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