ACLとTKAの術後の看護・観察についておしえてください。良い参考書がありません。
主さんは、自分でどこまで調べて、どこからがわからず疑問なのですか?
どこまでとは??本で書いてあることはやったんですが、観察からアセスメント、記録の書きかたがわからない。なにがよくてなにがわからないかもわかりません。
主さんの文の後半の「わからない」部分をそのまま職場の先輩にぶつけてみてください。
観察としては、体内に異物がはいっている
という点から(異物とはインプラントのこと)
創部感染の観察アセスメントが必要だと思います!
創部痛や離開、主張、熱感など重要だと思います!また、血液検査では、白血球の増加を見ると良いと思います!
疼痛に関してはムーアの分類と合わせて
アセスメントすると手術の治癒がしっかり
行われているかがアセスメントできます。
また、下肢の手術であることから深部静脈血栓症についての観察も必要で
ホーマンズ兆候、足背動脈の左右差、浮腫、 皮膚の色、腫脹、熱感をみると良いと思います!
弾性ストッキングを着用されてると思うの
ですが、シワがないかも見るべきだと思います!
床擦れの原因になるので…
整形に関しては門外漢で、すみません。病院なりのパスや観察項目があるかと思いますが、ちょいとだけ、うちの病院にある資料で調べました。
TKAの術後の観察
1.疼痛、腫張の有無。アイスノンなどでクーリングします。
2.創部に入っているカテーテルからの廃液の量と性状。感染兆候の有無。
3.足首の背屈の有無。神経麻痺の有無の確認のため。
4.抗生剤や抗血栓剤の点滴・注射をするので、副作用の有無。
5.Baカテーテル(術後1日程で抜きますが)が入っている間は、尿量や性状の観察。
6.全身状態の観察。何分それなりのお年の方が多いでしょうから。
あと、フットポンプで下肢を揉むとはいえ、長時間の臥床により血栓が生じる可能性があるので注意です。
術後、1日目で起きられます。車椅子への移乗も可能です。
2~3日で機械で膝運動を開始します。
以上、門外漢でした。質問の内容が、たいへん勉強になりました。病院内の資料をちゃんと取り寄せて再度、自己学習したいと思います。
みなさんお優しい。
ACLにしてもTKAにしても整形の代表なオペ式なので、どの参考書を見てもわかるかと思います。
1さんがおっしゃられらているようにレポートをもって先輩に「本にはこのように書いてましたが、ここの意味がよくわかりません」などと聞いてみてはいかがでしょうか?
そう言われると先輩も嫌な顔はしないと思います。
そのための先輩なんですからね。
大変だと思いますが、がんばって!
門外漢ですが、少し調べました。
TKAとACLでは、手術を要する対象者さんの層が違うのですね。ACLはスポーツをするような年齢層ですね。そうなると看護する時の着眼点も違ってくるのでしょうね。
ACLの術後の看護、観察項目はTKAとも共通点があります。
1.靭帯再建後の合併症の有無。創部の周囲のしびれの有無。
2.創部の感染兆候の有無。
3.術後すぐの臥床期間は深部静脈血栓症の防止のために、下肢にフットポンプを着用します。
4.ポジショニング。膝が完全に伸びてはいけない。大腿部の下にタオルを入れ、膝が屈曲するように。
5.一般状態の観察など。
手術後の看護としての一般的な観察事項があって(出血や疼痛、感染とか)、それに各疾病の観察項目があります。
TKAもACLも術後のリハが重要になってくるのですね。あと下肢の動きが制限されるので、清潔の援助が必要です。上肢は動かさないと、筋力が低下するでしょう。
外科分野の経験がないものですので、No.5と合わせて、補足・訂正をして頂き、理解を深めたいと思います。よろしくお願いします。
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