看護師お悩み相談室

初めて投稿します。
私は呼吸器専門の病院に勤務している二年目の看護師です。一般病棟で院内で一番重症な方が入院する病棟です。
私の悩みは、終末期の患者さんを看取ることが人より多いこと、それが辛いと思っていることです。
私が高校生のときに、祖父は自宅で首を吊って自殺しました。それが原因で一時的に家族にも不信感を覚え、人間不信になった時期がありました。その頃より落ち着きましたが、今でも死期に直面することが怖く感じています。病棟に同期は2人います。夜勤を始めた時期も同じでした。他の2人は夜勤中に死亡退院にあたることは経験がないけれど、私は既に10回以上経験しています。一時期は夜勤の度に死亡退院に当たりました。受け持ちの患者さんが亡くなったときも夜勤のときで、本当に心が壊れそうでした。
看取ることは少なくない病棟ですが、頻回に続くことが辛くてたまりません。
病院が変われば解決する問題でもなく、看護師を続けることも考え直すべきかとも思います。
何かアドバイスがあればお願いします。

死が怖いというのは、人間誰でも多かれ少なかれもっている思いだと思います。できれば看取りは避けたいと10年以上やっていても思いますよ。

私も新人から4年目位までは、看取りや急変に「あたる」看護師だと言われてきました。自分が疫病神みたいで嫌だと思っていましたが、5年目以降患者さんの死に対して気の毒だとか、かわいそうだとか悲しいとか思えなくなり、淡々としてきた頃から、看取りに立ち合うことが少なくなりました。偶然なのでしょうが、患者さんも看取ってほしい人を選んでいるのかなあと思ったりします。人間として当たり前の感情が麻痺していくことも悲しいことであります。

どうしても死を接することが辛すぎるなら、病院ではない職場を選択したほうがよいかも知れませんね。

私も新人のときはよくステルベンにあたっていました。
ただ、その時に先輩に言われたのが「患者さんがこの人に看取ってほしいからだよ」と言われたことがありましたね。

ぺこさんもそのような解釈ができれば少しは考え方が変わるかもしれませんね。

主さまと同じような体験をした者です。伝わるかどうかわかりませんが書いてみます。

私は40代、10数年前に祖母が首を吊って自殺しました。その前には祖父を看取り、兄も亡くしています。祖母の一件は、何故止められなかったのか・・異変に少し気がついていたのに、なぜもっとどうにかできなかったのか・・今でも悔やまれます。

主さまと同様、家族関係も悪くなり、一時期は全く口もきかず過ごしていました。看護婦としても失格と、急性期を離れたり、仕事自体しなかったり、違う仕事をしたこともあります。

お祖父様のこと、お気の毒でしたが、あなたのせいではないのです。止められなかった私達は孫として力が及ばなかったけれど、彼らの選択は彼らのものなのです。ご自分を責めてはいけません。
そして患者様の死に多く当たってしまうこと、これは巡り合わせというか、あなたの仕事、です。
人が１人この世からいなくなることの大きさをあなたは知っている。だから悲しくてつらいのだと思います。

２年目であればまだお若く、身内の死を経験されていない方もいるでしょうけれど、そんな方は流してしまえるのかもしれません。

つらいご経験をされたあなただからこそできる看護が、かけられる一言があると思います。

時期が過ぎれば、続くことはなくなると思います。不思議なものですけど。

でももしやっぱりつらいなら、部署を替えてもらうのもあり、ですよ。

あとはお寺に行って仏像を・・見なくても、亡くなったかたのご冥福を祈るだけで気が楽になることもあると思います。

あとは好きな趣味をおもいっきりしたり、旅行に行ったりと気持ちを切り替えたり。

看護師人生、いろいろあります。あなたが思うように、やっていけばいいと思う。応援してます。

わたしも嫌です。ＤＮＲのオーダーとった患者さんばかりの病棟にいた事あるんですが…透析するために、シャントを造設しても家族が透析拒否で患者さんはステる、高齢者受け入れが多く老衰や肺炎、脳・心臓の疾患でステる、と毎日のようありました。病棟で廊下を歩いてて部屋をチラっと見たら下顎呼吸の患者さんがいて「あっ」と焦りましたが報告しても、平気と、先輩は放置。まるで物のよう。入院受け入れに職員がまわってて最期は誰も寄り添ってないとか。
精神不安定になりました。最期のＱＯＬを考えたいのと、人生一回なのに病気や事故で終わるなんて酷いとか業務に関しても腑甲斐なさで無力になり辞めました。死に直面して誠実に考えるほど死は怖くなります。 この世から…今いる世界から消えたら「終わり」。宗教に入ってるかたは違う悟りがあるでしょうけど。生まれたからには死ぬのは当たり前ですが、辛いです。「あっけない」な、と。