看護師お悩み相談室

看護師3年目のものです。毎日毎日ミスや抜けが多く、自信をなくして、仕事に行くのが恐くて仕方ありません。自分なりに一つ一つ確認しているつもりですが、うまくいきません。まわりの職員も呆れているのがわかります。自分にはこの仕事は向いていないんでしょうか。自分がイヤで仕方ないです。

はじめまして。書き込み読ませていただきました。私はもう、資格をとって10数年たちますが、読んでいて懐かしいことだなぁと思いました。(けなしているのではありませんからね)
3年目って、いろんなことがわかってくると同時にさらに深く覚えていったりする時でもあるんですよね。それを同時進行でやっていかないとならないから、ただでさえ、仕事に追われているのにそんな器用なことできるかってですよね。でも、よく言われることは、失敗なくしてその人の成長はないということ。だから、失敗やミスするのは悪いことではないんです。その人が成長するためのものだから、喜んで失敗してかまわないんです。周りがわからなさすぎるのかも。
私がよくやっていたことは、自分が確実にできるまで、恥をしのんで周りのスタッフに声かけて確認してもらってました。そこで指摘されたところは、帰ってから、文献とかで振り返ったり。あとは、前日に翌日担当する患者の情報収集を大まかにして、自分なりのやることリストを作って、技術で怪しいところは、見直しして、合間でチェックしたりしてやってたりしました。学校の勉強みたいに予習して、受けて、復習しての繰り返しではない。予想外の展開になったりするからというのもありますが、ここからですよ。大丈夫です。やってきたことは必ず実となり、糧となるから立ち上がっていきましょう。

３年目という時期は周りからみれば一人前、と認識されているのではないでしょうか。
先輩たちからの監視の目は新人に向けられ、あなたには期待や責任といった別の負担ものしかかるため、別の意味で周りの目が厳しくなってくる時期だと思います。

自分では意識していなくても、独り立ちしたという自信や傲慢さが出てくる時期が３年目です。すなわち中だるみです。ミスを繰り返すのはそうした無意識な自信やおごりからきているものでしょう。自分の経験からも針刺しや思い込みでたくさんのミスをしていた時期でもあったので、あなたの行動がよくわかります。ここでもう一度初心に戻り、自分がなぜ看護師になったのか、どういう看護師になりたいのかゆっくり考えてみてはどうせしょう。休む間もなく押し寄せてくる流れに飲まれるのではなく、行動を起こす前に今一度立ち止まり、冷静になって確認してみてはどうでしょうか。周りの目を気にして自分らしい看護ができてないのでは？

３年目の分かれ道、このまま看護の道に進むかどうか、もう一度あなたの目指す方向を考えてみてはどうでしょうか。応援していますよ。