看護師お悩み相談室

先日、タウン誌に某シルバーハウスがナースを募集しており、見学に行ってきました。シルパーハウスとはいわゆる「宅老所」と呼ばれるところでもあるそうです。

　聞くところでは施設基準などが無く、ナースの配置基準も無い為、良く言えば自由裁量で規則などに捉われない施設作りが出来るとのこと。
ただ、中身は普通のアパートを一部改造した様な狭い部屋に何人も寝起きしていたり、階段も急で危険だったり、寝たきりの方が何人もいらっしゃるのに普通の家庭風呂、設備が整わず衛生的にもどうかな?と思うような感じを受けました。
　パッと見ただけで上記の様な点が眼についたのですが、実際に働いているナースさんのお話が聞ければと思いお尋ねします。
　ちなみにそこは、常勤ナースが一人で二つの施設(計40名ほど)を受け持っているとのこと。
ナースの配置基準は無いが「介護度の高い人が増えた為、ナースを必要としている」と社長と呼ばれる人が話していました。
　ちらっと覗いただけですが、胃ろうやIVHの方や抑制帯で拘束されている方などがいらっしゃり、ナース一人でよく看ているなぁと思いました。
こうした施設のこと詳しくご存知の方はいらっしゃいますか。

介護保険や医療保険を使って入居者様の世話をする。
医療行為は訪問看護
ケアは訪問ヘルパー
ドクターも往診
国は在宅を進めていますが、施設はいっぱいで、家に帰れない人が、契約して住んでいるケア付きアパートです
表向き看護師やヘルパーが24時間見守っていますとなってます。
施設の不備や人は足らないですが、確かにスタッフは見守っています。
お金のある方は、訪問看護等を更に手厚く頼めます。
自由度が高い分、悲惨な状況(過密な入居)を見なければならない覚悟が必要ですね。

匿名さん、ありがとうございました。
確かに「覚悟」が必要だと感じ、結局は辞退しました。
ちなみに、訪問看護が入っているという説明はオーナーからはありませんで、医療的な対応は全てナースに任せているとのこと。
その上一人しかいない常勤ナースは夜間の緊急コールで度々呼び出されているようです。その為か、体調を崩されているとか。

　面接で感じたのは、医療や介護面での知識や経験の無い経営者たちが作って運営しているなぁという点。
その為、いくつか質問をしても何も答えてはもらえず適当にはぐらかされる。
そして「私たちの主義方針に従えってもらえるのか否か」という極論で迫ってくる有様。
それでいて介護度の高い人や医療行為の必要な方達を入所させ、その責任をナースに丸投げしているという印象を持ちました。