看護師お悩み相談室

　この春、我が家の長男は、特別支援学校の高等部を卒業し、いよいよ重心の通所施設に通い始めました。長男は、重度の精神発達遅滞と難治てんかんと四肢麻痺がある重症心身障害児者です。
　
　長男の通う重症心身障害児者施設には、手を尽くして募集しているにもかかわらず、現在看護師さんが一人しかおらず困り果てております・・・。

　重心の看護師さん、または、興味のある方、見学だけでも来ていただけたら・・・と思います。この夏施設の建物も新しくなるのでぜひ・・・と思っています。

　重心看護師さんを募集するにあたり、何か良い方法やアドバイスがありましたら教えてください。なんとかもう一人看護師さんが無事来てくださって、新築された綺麗な建物で良いスタートが切れたら・・・と思います。

　また、このブログでこのように重心看護師さんが語り合っているのを読み、とても勉強になりました。私の下手な文章で、簡単な言葉では到底表現しきれませんが・・・重心の現場で働く看護師さんに、いつも心から感謝しています・・・。もちろん、施設の支援員さんにも・・・。もっともっとこのような仕事をしてくださる方々に敬意と報酬を・・・と願っています。

　それでは、よろしくお願いします。

意外と重心の施設って知らない人は知らないし、若い子は多分あまりいかないと思います。
私も看護学校の実習で始めて重心という言葉を知りましたし、系列病院にたまたま重心の施設があったから経験があるというだけですから。存在知らなかったら多分総合病院しか知らなかったと思います。後、重心、呼吸器が密接しすぎていて人によっては責任を重く感じている人もありますよね。そういった抵抗をなくすようなアピールとかは効果あるかも知れませんよ。
ちなみに何県で給料面にも触れると考慮にいれてくれる人も出てくるかも知れませんよ。

重心の医療現場でも看護師不足は緊急課題です。
定年に手が届きそうな長年の勤務者が現場を、かろうじて維持しています。
入所者に対する看護師配置の人数が足りず補助打ち切り現状です。
新卒が第一選択で就職する職場では無いし、中途採用の看護師の定着率も芳しくありません。

率直すぎて申し訳ありませんが高い給与を提示することが第一です。
重心勤務経験の長い看護師は、今の職場を恐らくは定年まで勤務します。
それを動かすとなれば先ず、給与。
現在は重心に勤務していない潜在看護師や、重心経験は有るが一般病院に勤務している看護師を誘い込むなら（表現は悪いですがハンターにならねば今時期、重心に看護師は来ません）移動・排泄・入浴介助等の力仕事は看護師はしなくていい。と銘打つのも効果ありと思われます。何故なら膝・腰を痛める看護師が多く、それが原因で退職する看護師がいるからです。（それでなくても歳をとれば足腰は弱くなりますからね）重心が好きでも体が付いてこない看護師を誘い込むんです。
地域の看護師募集のネット活用も大事。興味が有っても募集している事が眼に触れる機会が少なければ話になりません。広告料ばかりで募集無の現状が重心センターでも現実です。それでもアピールしなければ誰も来ません。

高い給料で力仕事は無なんて、嫌らしい条件ですが先ずは生活が看護師にも有ります。福祉精神だけでは食べて行けません。勤務先を選べば給料の良い病院は有るのが現実ですから、そこから一歩先に出るにはメリットは必要です。
給料が難しいなら「力仕事は無し」これだけでも募集時に打ちだせば反応は有るとおもいます。

保育所、学校、病院、施設と子供たちが地域で生きていく為に看護師が求められていますが求人のアピール力の低さ（聖域扱いで雇用していたのでは出遅れるだけです）
等も相まって面接にも至らない事態になっているのが現実です。

それでも重心の子供が好きという看護師も大勢います。
高い給与と謳っておいて矛盾しますが、金に釣られただけでない看護師が投稿者さんの施設に就職されるといいですね。

看護師が少ないところに行こうとする看護師はなかなかいません。自分に負担が大きくのし掛かるのをわかっているからです。まずは欲しいのがフルタイムであっても、パートも大歓迎とか、勤務時間は柔軟に対応することにしてパートさんを増やすことでしょう。看護師も家庭があれば子供の学校行事には休みたいとか色々ありますから融通がきくところを好みます。業務内容にこだわらない人もいますから、とにかく働きやすい環境を整えることですね。あとは、勤務先が近いほうが良い人も多いので、口コミで近所のナースを探して口説きに行くのもありです。私も誰もこない田舎の診療所から何度も口説かれて、条件付きでパートで働いたことがありました。人づてに私がナースであることを聞いてきたみたいです。

知人の伝手で看護師を探されては？
地方ならこれもいい方法です。
あとは給与、子育て中の看護師なら休みや勤務時間の融通を付きやすくされたらいいと思います。
私は重心では働いたことは無いですが、呼吸器内科、神経内科での勤務経験があるので、労働条件によっては求人票を見て興味を持つと思います。
ハロワだけでなく、看護協会で求人を出されるのもいいかも知れません。

２つの病院で面接を受けたことがあります。（都内と東京近郊）

1つ目は、「圧迫面接」？をされているのかってぐらい、迫力があり、
初めての経験で上手く答えられず、結局不合格。
人手不足なのに、あんなことしてたら、ダメですよね。
人を迎える態度じゃないです。折角足を運んで頑張ってみようとしているのに
台無しです。
だから、友達に看護師がいても「あそこはやめたほうがいいよ」となります。
　
２つめは、前回のことを踏まえて入念に面接対策をしたおかげで合格しました。
しかし、所詮は看護師の世界はどこも同じ。
人間関係でダメになりました。

共通して言えることは、重心で働く前も後も抵抗はありませんでした。
しかし・・・利用者さんとの関係を上手く築けても、その親御さんに問題がある場合があり、難しいと感じました。
モンスターペアレントまではいきませんが、自分の子供可愛さに、看護師に対して
暴言を吐いたりする方もいました。
まあ、重心に限らず小児科ではよくあることかもしれませんが。

給与の面では、半都立だったため今までで一番よかったです。
７対１だったし、介護者の方も大勢いたので、体力面では思っていたよりも楽でした。

結局、重心だから看護師が集まらないんじゃなく、全体的に看護師という職業に魅力がないんだと思います。
折角、看護師の免許をとっても人間関係で潰されてしまうと、結婚して養う人がいてくれれば、あえて働きたくない職業だと思います。

親御さんには申し訳ないんですけどね…。

・医療はほとんど全部そうですが特に重心は利益が出せる分野ではない。

　つまり責任が重く、親からはうちの子をもっとちゃんとみてと過剰に要求される割には極端にお給料が安い。一部、そこまで安くないところもありますがそういうところはあまり欠員出ません。

・目標を持ち続けることが難しい。

　病院ならば、失礼な話、末期の患者様なら患者様で安らかな死を迎えていただくという目標を持って看護出来るからやりがいもあるし、高齢者ばかりの療養型なら療養型でたいていの場合は２～３年でお見送りになる事が多いのである程度の入れ替えもあるし、一区切りがつく。しかし、重心は若いから…何十年も看護が必要。

・理解が得られず看護師としての仕事が出来ない。
　
　看護師の仕事の一つに生活指導があります。

　身体が小さいうちは可愛いで済んでいた子どもも親が不憫がって甘やかして過剰なカロリーを与えて肥満化。看護師、介護士は腰痛悪化。

食べさせるなと看護師が指導しても無駄。
うちの天使ちゃんが…云々な訳です。
障害持った我が子が正義な訳です。
その辺のモンペの方が何万倍もマシと思うような罵詈雑言をスタッフに吐くお母様も多いですね。
おそらく長年にわたってお子さんのお世話をされているので精神的にお疲れなのでしょうね。

３０過ぎても４０過ぎても重症心身障害児な訳です。

口はしっかり動く子も（子といっても４０代とかですけど）多いので、スタッフに対し性的な嫌がらせ発言をする子もいます。知的障害も皆さん色々なので計算は出来ないのに悪口は上手な子もいます。

（私が知ってる施設だけの話なので、そんなに話せる子は重心通所にいないとか、肥満の子はいないとか、あったらすみませんね。）


先に猫さんがおっしゃっている事が全てだと思います。


よっぽどそういう分野が好きな人が運良く捕まればいいですけどね…。


たいていは一般的な病院やクリニックの求人があればそちらに行くと思います。


保護者さん方がスタッフに罵詈雑言浴びせないだけでもだいぶ違うんですけどね。

「県立柏原病院の小児科を守る会」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%8C%E7%AB%8B%E6%9F...（省略）

こういう活動をされるのがいいと思うんですけどね。
手間と時間はかかりますが、お金はかかりません。
これの看護師版をやれば良い訳です。

看護師経験20年ほどある者です。

私は若い時、重心に勤めたいと思っていましたが「若い時は一般の病院で経験を積んでから、ある程度の年齢になったら重心に勤めよう」と思っていました。
しかし、2番の猫さんがおっしゃるように、腰を痛め…今ではもう無理です。

猫さんがおっしゃるように、高い給料を提示するか(私は高い給料を提示されても無理ですが)『力仕事はない』ことをアピールするしかないと思います。

腰痛のために重心看護師は人気がないというのは残念です。しかし、時代は変わり素晴らしい介護機器や介護用品も開発されています。患者さんにもスタッフにも優しいものが出てきています。コストはかかるかも知れませんが、どうか主さんには諦めずに看護師を探してほしいと思います。