看護研究が全く進みません。
看護研究等をするのは初めてです。
一応リーダーになりましたがこんなに難しいものとは思いませんでした。
文章はまとめられない、結果考察も考えられない、と言うより内容が薄くてお粗末な看護研究になってます。
他メンバーは他力本願で意見も出ない。
でも、提案しても影のボスザルが全て却下し結局まとめられない。
そして発表も押し付けられそうな感じで全く憤慨しています。
内容が薄いので恥ずかしくて発表等したくありません。
私はもっと調べていきたいのにみんなめんどくさがってしようとしません。
調べれば調べるほど訳がわからなくなると言われます。
なのでただ単に今ある現状を言うだけです。
そんなのは研究として成り立つのでしょうか?
まとめられないのはリーダーとしての力量がないんだと思い落ち込む毎日です。
元々テーマが曖昧だったと思います。
このような状態できちんとした研究発表が出来るのか不安で押し潰されそうです。
研究は成功例ばかりが発表されがちですが、実際には失敗例だって山程あります。
研究の流れとしては、
1)日常の看護に疑問を持つ
「衛生学的手洗いをしているけど、自分の手って本当に清潔なのかな?」
2)疑問からテーマを決める
「病棟での手指衛生について」
3)スケジュールを決める
※期限を明確にしないと、だらだら間延びして失敗しやすいです
期限ごとに必ず上司に報告すると、方向性が修正しやすいです
・先行研究があるか文献を集める期間
・研究方法を考える期間
・研究に必要な物品を準備する期間
・研究する期間
・論文にする期間
・発表原稿、パワーポイント作りの期間
・発表練習の期間
例えば…
「病棟の看護師全員の手洗いの状況を観察してみよう」
「観察していることを言うと意識しちゃうから、事前に同意は得ておいて、隠れて観察しよう」
「普段の手洗いの状況は手洗いの方向と手洗いにかかる時間を計ればいいかな?」
・病棟看護師全員の手洗いを観察(手洗いの方法・手洗いにかかる時間)
→手洗いの方法は個人によって簡略化されている
手洗いの時間は平均して8秒だった
「衛生学的手洗いの基本てなんだっけ」
「どうやったら全員が衛生学的手洗いをできるんだろう」
・ブルーライトを用いた衛生学的手洗いの勉強会をする
・洗面所に衛生学的手洗いの手順を貼る
・洗面所に時計をかけて、自分の手洗い時間を把握できるようにする
「周知できたかまた隠れて観察しよう」
→1週間後は平均20秒
手順は個人差あり
→2週間後は平均13秒
手順は個人差あり
→3週間後は平均8秒
手順は個人差あり
周知できていなかった
3週間後も20秒が保たれて手順通りに手洗いができたことを発表したいと思いますが、
「何故できなかったか」を考察することで乗りきれます。
・アンケートを作成する
「時計を見ていなかった…13/18」
「忙しくて15秒以上かけていられない…18/18」
などなど。
じゃあどうすれば手指衛生が保てるのか別の方法を考える
「アルコール消毒ってどうなのかな」
アルコールの手指消毒について調べる
・個人のワゴンに一個ずつ乗せる
衛生学的手洗いとアルコール消毒を状況に併せて使うことで病棟の手指衛生が向上した。
みたいなことを結論付ける。
浅くても、失敗しても、多分なんとかなります。
大学の教員などに、スーパーバイズを頼めればよいですね。
私も研究のリーダーになってます。他力本願も同じ。まとめられない、すべてリーダーが、やらなくてはいけないのか本当に悩んで、自分の力のなさも思い知らされてます。研究出来ない人は、うちの病院にいらないと同僚から。任命者じゃない人上司でもない人に言われ本当に悔しくて。毎日、研究が頭から離れません。上の人は、何とか言って帰るし。毎日手一杯なのに。どこも同じなんですね。
私も看護研究の初
リーダーになり、3人研究メンバーでしたが結局、大半、自分一人でしました。論文もパワポも発表も初めて自分でしました。休日は返上して研究に一人、費やしました。看護研究なんか一生、したくないし、なくなったら良いのにと思います。
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看護師お悩み相談室