看護師お悩み相談室

先日、患者さんの部屋を訪室した際、失禁している状況に遭遇しました。
患者さんも私が訪室したときに失禁に気づき、トイレへ行くと言われました。着替えの準備をしてきますねと伝えて、部屋をあとにしました。
その時間帯は夕食時で、人手も足りない時間でした。
わたしは一年目で、先輩が一緒に組んで業務をして下さっている状況です。わたしは時間も時間であり、まずは先輩に報告してからケアに取り組もうと考えていました。
しかし先輩が患者対応をしていたため、報告してすぐ取りかかれるようシーツや更衣の準備をしていました。すると看護助手さんがシーツの倉庫へやって来ました。助手さんも失禁した患者さんと出会ったようでした。
そして「どうします？」と聴かれたので、「とりあえず先輩に報告してきます」と言いました。
すると助手さんは第一声「はぁ！？」と言われ、
『患者さんが失禁していたらシーツを交換するのは当然じゃないのか』
『そう思えないあなたが信じられない』
『そんなことも一人で考えられないのか』
『いつまで新人気分でいるのか』
と言った内容のことを怒りながら話されました。
わたしはすごく動揺しましたが、その助手さんにお礼をいって、報告より先にシーツ交換を行いました。それから動揺してうまく動けませんでした、とりあえず防水シーツをとりにいきました。
そうしている内に患者さんがトイレから戻られたため、新しいシーツの上に防水シーツを敷いてから、陰洗の準備がまだ終わっていないので、すみませんがお待ちくださいと伝えました。
それから先輩に、患者さんが失禁しておりシーツ交換したこと、バルン挿入している方なのですが、あまりに大量の便失禁だったためバルンからの漏出かもしれないと思ったことも伝えました。先輩にはまず報告が一番でしょと言われました。

この一連の流れのなかで、助手さんの話されたことに強くショックを受けました。
確かにもう半年も勤務していて、一人でこんなことも判断せずに報告連絡相談しているのは、成長できていないのではないか、おかしいのではないかとすごく思いました。
先輩に相談するのが一番良いと思いましたが、この事を話すのは助手さんに悪いと思うので相談できませんでした。
病院によって新人の教育体制は様々だと思いますし、意見も様々だと思いますが、
この際はどのように対応すれば良かったのか、アドバイスをいただけたら嬉しいです。

私からするとはっきり言って、助手さんが「はぁ！？」って感じです。
夜勤帯の人が少ない時間帯にある程度の時間その患者様から離れられない状況が起こっているなら先輩にこれからその患者様の対応にあたることを報告することが優先だと思います。
りんりんさんの職場環境はわかりませんが、私の所は看護師は患者様の状態をみなくてはならないのでシーツの交換は助手さんがやります。日勤帯で、看護師も手のあいている時ならもちろんやりますが、夜勤帯の忙しいときや日勤でも助手さんが「看護婦さんやりますよ～」と助手さんから言ってきてくれます。
私なら「すみませんがお願いします」と助手さんにお願いし、もし病棟内が落ち着いていたら、先輩に報告し手伝ってきますと言って手伝いにいくか、バタバタしていたらそのまま助手さんにお願いしてます。

助手さんはある程度経験なさっている方でしょうか？ある意味助手さんの意見が正しいかも知れません。ただ、医学的根拠で言うと投稿者さんが正しいと思います。専門的教育を受けていない助手さんが理解できないのも無理はないと思います。あくまでも助手なのですから。本当は上司が助手さんにその旨説明してくれればいいのですから。まだ一年目。その気持ちを忘れずに、自分が上司になった時に、そのような事が無いように自分のビジョンを描き続ける事が大事なように思います。

文章を読ませていただいて、わたしが思うに、きっと助手さんは、
「わたしは何を手伝えばいい？指示をちょうだい」って意味だったのかなと思います。
「先輩に報告します」という言葉も「どうしていいかわからないから先輩に聞いてきます」って思われたんじゃないかと思います。

忙しい時間帯だったんですよね。
1分も無駄に出来ない中でも、確実に相手に物事を伝えることが重要になります。相手が助手さんであることも考えて、です。

結果論ですが
「シーツ交換お願いできますか？わたし先輩に便のこと伝えてきます」
なんて言えば良かったのかな　と思います。

助手さんは、看護師の指示のもとで動いてくれます。
りんりんさんは新人といっても立派な看護師です。
自信を持ってください。