産科に併設されているNICUで働いています。
対象は34週以降の早産、低出生体重児、その他低血糖、感染、仮死などのハイリスク新生児です。
入院期間は長い児で1~2か月以内、大半が数日です。
看護研究にあたり、両親の不安の軽減や愛着形成の促進を図れる介入をしたいと考えているのですが、皆さんの病院で行っていることや何かいい案はないでしょうか?
『自分の子どもが入院したのだから両親が不安がるもの、流涙するのも当然。育児参加もしてもらっている。だから今以上に不安の軽減を図るのは無理。愛着形成が不良な両親もいるとは思えない。』
と指導者から言われてしまい、私なりに考えや案をいくつか伝えたのですが全て否定されてしまいました。
本当にそうでしょうか?
何かいい案、介入方法はないものでしょうか?
そしてみなさんはどのような看護研究をされましたか?
>本当にそうでしょうか
という、明らかにしたいテーマをすでにお持ちですよね。
子どもが入院しているご両親に、ぜひ面接してインタビューして下さい。私は産後母乳の出が悪く、お腹をすかせて泣く子どもと一緒に泣きました。その時、NICUに届く5ml程度しか入っていない冷凍母乳パックを思いだし、お母さんがどんな思いでこのわずかな母乳を搾っていたのかと、今度はその気持ちを思って泣きました。
本当にそうか。
介入以前に、ぜひそれを確かめて下さい。
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看護師お悩み相談室