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点滴ミキシング時の未滅菌手袋装着のエビデンス

<2012年10月07日 受信>
件名:点滴ミキシング時の未滅菌手袋装着のエビデンス
投稿者:ぶどう

 最近当院でもICTラウンド時に「点滴ミキシング時には十分な手指の手洗い、消毒の後に未滅菌手袋を装着するように」とお達しが来ました。
 その後の現状では、ミキシングする際に装着した手袋で複数の点滴ミキシングを行っています。原則「一処置一手袋」的じゃないと感染のリスクの下げるという効果は無いのではないかと思います。疑問に思い、ICT関連のスタッフに聞いても「世の中の流れがそうなってきてるから!」というだけで、納得できるエビデンスの提示がありません。その後も気になり、調べてみるとアメリカでは「ミキシング時には手袋装着」は常識であり、そもそも病棟内でミキシングしている施設が少なくなってきている、という報告もありました。(感染に対するリスクを極力減らすため)結局いろいろ調べましたが、「未滅菌手袋装着」のエビデンスが見当たりません。
 このままでは、無駄に未滅菌手袋のコストがかかり、ゴミが増え、産業廃棄物処理のコストもかかり、病院経営にはいかがなものかと思います。
 コストの問題はさておき、本当に必要ならば正しい方法でやらないと意味がないと思うし、未滅菌手袋でも構わないというエビデンスがわかればみんな納得してきちんと手順を守ってミキシングできると思います。
 この問題について、ご回答・アドバイス頂ければ幸いです。

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No.1
<2012年10月07日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

手袋はミキシングをしている看護師の薬剤の暴露予防という意味もあるのではないでしょうか。

清潔な操作を行う意識づけの意味もある思います。


No.2
<2012年10月07日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

不特定多数の患者さんに直接触れることのあるナースの手と、未滅菌手袋、
とを比較すると、どちらが病原菌を媒介しやすいか?だと思います。
何もコストの高い滅菌手袋でなくてもよいであろう。
未滅菌手袋で多数の点滴に触れるのは、特に問題ないと思います。
途中患者さんや、病院内のあちこちに触れるわけではなく、点滴ミキシングだけをするのなら。
途中、どこかに触れたり、他の仕事をしたり、長い時間かかるなら、手袋交換が必要になるでしょうね。

話は少しずれますが、未滅菌手袋に関して、「痰の吸引」も考え方はほぼ同じだと思います。
何も滅菌手袋でなくても良いが、一回きりの使い捨てで、未滅菌手袋を装着して、
清潔操作で気切から吸引しますよね。
清潔操作で!!吸引チューブを持つ手は、吸引チューブしか触らない!!
両手に未滅菌手袋装着して、右利きなら、右手は清潔(吸引チューブしか握らない)、
左手は準清潔。
この頃護身の為の手袋と強調して教育されているのか??
滅菌手袋ではないのだから、と誤解している人が多いのか、
吸引を清潔操作でやれていないナースに何人も出会いました。
びっくりです。

清潔、不潔、そして無視は出来ないコスト面とを考えると、
ガイドラインの意味もわかるように思います。
コストがかかっても、より清潔に厳しくなっている傾向ですよね。
どこを妥協して、どこはコストかかっても妥協せずやるのか。
と、思います。

 
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