看護師お悩み相談室

3年前、多発性硬化症を罹患してしまい、手の振戦と歩行困難から、某大学病院を退職しました。

その後、上記症状が回復したため、クリニックに再就職したのですが、
採血時や医師の介助時に、回復したと思っていた手の振戦が出てしまい、
他の看護師や医師より、きつく当たられました。

きつく当たられるのは、我慢できたのですが、それを患者さんの前で言われてしまい、患者さんに不安を与えてしまったのと同時にすっかり看護師としての自信を失ってしまいました。

クリニックを退職後は、看護師以外の職業に就こうとも考えましたが、
調子が悪くなったときを考えると一歩を踏み出せません。


難病を持ちながら、看護師業務を続けている方はいるのでしょうか？

私も、同じ病気です。高校生の時に症状出現し、専門２年の時に、確定診断がつきました。病気を理解してくれない職場は本当に辛いですね。私の職場の師長は本当に理解してくれて、気にかけてくれて、ストレスが溜まらないように、気遣ってくれます。私は、新人の頃、毎月のように再発を繰り返して、精神的に参ってしまい、ODをし退職してしまいました。しかし、今は精神的にも安定し、別の職場で仕事も頑張ってます。あいさんも、きっと大丈夫です。もっと、理解のある職場に出会えば、もっともっと飛躍するんじゃないかなって思います。同じ病気の方が居るなんて、本当に嬉しくなりました。色々、話したくなってしまいました♪

お返事ありがとうございます。匿名さんの職場はとても気配りがあるところのようで、とてもよかったです。現在、27歳で3年前に発症したため、看護師年数も浅く、どうしても、クリニックを職場として選択すると、出来ないことが多く、何より、採血が完全に出来なくなってしまったので、正直雇ってくれるところないだろうなぁと、思っていました。
匿名さんのお話を聞くことができ、本当によかったです。

倦怠感も強いため、正直、常勤は厳しく、週3が限界です。
情けないのですが、トイレも我慢が難しく、余裕があるところじゃないと無理だと感じています。ただでさえ、雇い口が少ないのに、注文が多い自分に嫌気が差しますが…
また頑張って探してみたいと思います。ありがとうございました。

あいさんの御相談を拝読いたしました。私も、同じく難病のＲＡと戦いながらナースをしております。私自身、何度泣いたことでしょう・・・そして、何回転職した事でしょう。医療従事者でありながら、言葉の暴力を浴びせるスタッフ・・・あり得ない光景であります。もっと持病を隠す必要のない、障害者にとって働き易い社会になってほしいと切に思う毎日です。ひとつひとつ心の切り替えをして、毎日を過ごしてくださいね。患者さまの気持ちは、私たちが一番理解できると自負しています。きっと、自分にあった居場所が見つかるはずです。あせらず、体と相談しながら進んでくださいね。応援しています。