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酸素の投与方法について

<2012年09月05日 受信>
件名:酸素の投与方法について
投稿者:まりも

 初めて相談させていただきます。ご多忙とは思いますが、よろしくお願いします。
88歳・男性 心不全で入退院を繰り返しています。今回、肺炎・APで入院しました。ベースに3枝病変がありCABG適応とのことですが、本人・家人共に拒否され内服フォロー中です。数年前に腎腫瘍にて片腎摘出しており、唯一片方は機能低下を認めます。(Cc:2.6、BUN:26)現在、発熱はありませんが、データーは炎症が著明です。(CRP:15.1、WBC:13200)腎機能が悪い為、抗生物質は使用せず、補液20ml/hのみ施行しています。日勤のNSより、患者は湿性咳嗽が頻回にあり、呼吸苦を訴えた為、生食吸入(主治医が不在にて看護師判断にて施行)を施行しました。結果、咳嗽及び呼吸苦は軽減しました。またSPO2=94%にて指示のO2 2Lカヌラを施行し、SPO2=97%〜98%に改善しました。Dr指示にSPO2=96%以上で1Lづつ減量とのことですが、体動により喘鳴出現する為0,5Lを維持したまま引き継ぎました。
深夜2時頃、再び呼吸苦を訴え、SPO2=91%〜94%と変動・喘鳴著明・両肺湿性ラ音を認めました。ヘッドアップの後、指示のO2を3L迄(0,5L→1L→2L→3L)増量し、SPO2=96%〜98%改善しました。同時に呼吸苦も消失しました。(当直Drに現状報告するが、指摘はありませんでした)
朝、主治医が記録を確認し、O2を0,5Lから3Lへ一気に増量したのかと怒り、日勤のリーダーより確認のTELがありました。記録の仕方が悪かった事は納得しました。かりにこの状態の患者様に0,5Lから3Lへ一気に増量することで、悪影響はどれほどのものか、調べても解りませんでした。どうか回答お願いします。

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No.1
<2012年09月05日 受信>
件名:CO2ナルコーシス傾向になるからじゃないかしら。。
投稿者:paroparo

BiPAPは検討されました?


No.2
<2012年09月10日 受信>
件名:心不全の急性増悪として・・
投稿者:paroparo

肺炎の増悪なら、痰の喀出が優先すべき・・理由はご承知の通り
異物の除去を根本的に解決しなければ酸素供給がいきわたらないですね。

腎機能も悪化Hrも出ていない・・酸素化不良
むくみもひどい・・頸動脈も怒張している。
起坐位をとるといくらか楽なようである。
考えられる事は心不全の急性憎悪・・酸素供給がうまくいきわたることが難しい状態
循環動態が保たれない、臓器への負担を強いられると言うという場合酸素を増量・無理ならBiPAP視野に入れて対応をしてきます。

この場合SPO2測定されており考慮に難しいですが
血ガスとBX−Pをされていれば評価しやすいかと思われます。

文章より引っかかるのは生食を吸入したという内容です。
痰がらみがひどくあり自己喀痰できず吸入したととれます。
そうであるなら肺炎の急性憎悪なのかぁ・・だとすると痰を取ろう。
酸素をむやみに上げないとなる訳です。

 
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