看護師お悩み相談室

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患者さんが亡くなってしまいました

<2012年08月20日 受信>
件名:患者さんが亡くなってしまいました
投稿者:匿名

循環器ナースの新人です。 つい最近、夜勤中の深夜に患者さんが亡くなりました。 患者さんは一週間くらい前にPM挿入されている方でした。 亡くなる前まで2回程トイレコールがあり、介助なくポータブルトイレに移動できてました。 でもいつもと目つきが少しおかしいような気がして、でも認知症もある方なのでそれ程気にし てはいませんでした。 トイレ介助したあとベッドに戻ってもらってその後すぐ私は3時20分頃から休憩に入りました。 モニターは2時前頃にみて休憩に入る直前はみれてなかったです。 4時15分頃に休憩から出てきて患者さんのモニターが電極が外れている状態になってました。そ のため、電極を付けにいきました。患者さんは寝ていると思い電気を着けず電極のみ付けまし た。電極を張るときに若干、皮膚が冷たいような気がしたのですがもともと冷感が強い方でし た。一旦ナースステーションに戻って波形を確認しに行きました。その時ちょうど先輩が波形を見てて 「脈ふれてないけど大丈夫だった?」と言われました。でも何がなんだか分からなくて先輩と 一緒に確認しに行きました。そしたら先輩が意識ないことを確認しすぐにDr.を呼ぶように言わ れました。AEDは持って行ったのですが何をしたらいいのか全く分からず指示されないと動けま せんでした。Dr.にもどういう人なのか全然伝えられず全部先輩に助けてもらいました。胸骨圧 迫でさえ実際にしたのは初めてで上手く出来ませんでした。 1時間程CPRしていたのですが最終的には患者さんは亡くなってしまいました。 休憩に入る前にモニターを確認しておけば患者さんは助かったんじゃないかと悔しさでいっぱ いです。もっと早く気づけたんじゃないかって。後悔だらけです。 日勤の先輩たちはすぐに状況を察してて、夜勤業務を手伝っていただいたり「大変だったね」 などの優しい声かけをしてくれました。でもその日のことを振り返るにつれて、みんなから人殺 しって思われているんじゃないか、看護師をしてていいのかなど思ってます。 帰ってきてからずっとずっと涙がとまりません。 もう働いていける自信がないです。患者さん家族のかたごめんなさい。全部わたしの責任です。本当ごめんなさい。

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No.1
<2012年08月20日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

とても辛い思いをされているのですね。責任感も強い方なんだと思いますので、今は私がなんて言おうと暫くは自分を責めることと思います。私も看護師ですし、病気で入退院を繰り返す大切な親もおります。だから、ことの大きさがわかるので、あなたの気持ちを考えると簡単に「気にしないで」なんて言えません。
あなたに何て声をかけたらいいかわからないですが、何かしらのコメントをすることで一人でも多くの人間が心配してくれていると感じて欲しくてコメント入れました。
中には声をかけたくてもどうやって声をかけたらいいかわからない人もいるでしょう。そのことでもしかしたらコメントが少ないかもしれません。
内容が曖昧でごめんなさい。ただ、はっきり言いたいのは、どうか看護師を辞めないでほしい、たとえ心の整理のために一度現場を離れることがあったとしても、また戻ってほしいということです。看護師は足りません。一人でも多くの命を救うなら、看護師が不足していてはいけないと思います。特にあなたのようにしっかり反省できる人なら、必要だと思います。


No.2
<2012年08月20日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

モニターの長時間波形。アラーム、リコール波形確認しましたか?
何時に異常が起こったかわかるはずです。
しっかりと振り返る事が大切と思います。


No.3
<2012年08月20日 受信>
件名:大変でしたね。
投稿者:CHOCO

先輩ナース達も、皆同じような経験をしてきていると思います。
是非、気を許せるナースに自分の懺悔を聞いてもらってみて欲しいかな。多分、同じような経験があるはずです。


そして、一緒に夜勤をしていた先輩は匿名さん以上に気まずいかもしれませんね。
電極が外れていたら、モニター画面で分かるはずだから…。
匿名さんが気付くまで放置してたことになっちゃいますもんね。


匿名さんの懺悔の気持ち、恐怖。その気持ちを克服するのはとても大変なことです。
でも、克服しなきゃいけないことだと思います。このことから逃げてはダメだと思うのです。
きちんと向き合って、モニターチェックを怠ってしまった理由(うっかりだと思いますが)自分がどうすべきだったか。
きちんと受け止めましょう。

ヒューマンエラーは今後もあるでしょう。
でも、『うっかり』で済まされないことがある・・・骨身に染みたのではないでしょうか。

この件で、一番学ぶべきことは『観察』『報告・連絡・相談』の重要性です。
匿名さんは


≫いつもと目つきが少しおかしいような気がして

・・・と、専門職として『普段との変化』に気付いた。これは『プロの気付き』です。
この『プロの気付き』を放置してしまっては絶対にダメなのです。
もちろん、『看護者の主観』と『プロの気付き』は別モノです。
『プロの気付き』には裏付けが必要です。
その裏付けが『情報収集』です。
バイタルやモニターチェックはもちろん、全身状態の観察から患者さんの主訴まで。
ただし、患者さんの主訴が全てではありません。主訴をどう引き出すのか。
本人ですら気付いてないこともあります。主訴を表出出来ない患者さんもいます。それを引き出すのも大切です。
いつもと何が違うのか情報収集して、情報分析。
新人ナースであり、パートナーがいるのであれば必ず相談が必要だと思います。


そして、ここは絶対に気を付けなきゃイケない事ですが


≫でも認知症もある方なのでそれ程気にし てはいませんでした。

『プロの気付き』に対して『自己判断』をしてしまった。
これは絶対にしてはイケない事です。
『いつもと目つきが変なコト』と『認知症』との因果関係は証明できますか?
・・・となってしまいますよね。
せっかく匿名さんは、新人ナースながら『プロの気付き』ができた『プロの目』が養われてきているのだから。
『自己判断』には気を付けて!


≫皮膚が冷たいような気がしたのですがもともと冷感が強い方でし た。
ここでも同様に『プロの気付き』『自己判断』をしてしまいました。


看護の『看』とは、『手』で触り『目』で見る・・・と看護学校で教わりますよね。
冷感がいつも強くても、患者さんのベッドに行ったら冷感の部位やチアノーゼの有無を確認しましょうね。

匿名さんは『看護の勘』は鋭いようなので、自分のその能力を無駄にしないでくださいね。
『看護の勘』は誰もが持てるものではありません。患者さんの『普段』をキチンと観察し把握しているからこそ持てる『勘』だと思います。
だから、自分への少しの注意で『プロの気付き』に変えられると思いますよ!



今後は、休憩前のチェックを怠ることは二度とないと思います。
ちょっと変だな・・・と思ったら相談するはずです。
それが、生きた現場からの学びだと思います。


≫日勤スタッフが『大変だったね』と優しい声を掛けてくれた。
これは、ステルベンに当たって大変だったね・・・という意味ではないと思います。
今のあなたの心情が痛いほど分かる。
だから、『大変だったね』と言葉をかけたんだと思いますよ。
決して『人殺し』とか、ネガティブには取っていないと思いますよ。


患者さんの死と向き合う時、急変に当たった時、その都度『自分に落ち度はなかったか』不安に駆られるものです。
そして、自分の落ち度と向き合うこと・周りの目。受け入れることがとても恐怖です。
そこから、自分の技術・知識をどんどん学んで増やしてください。
先輩から見て『落ち度はなかった』となっても、自分で『落ち度はなかった』と逃げるナースにはならないで欲しいな。

医師も看護師も人の病気や急変、そして死などの不幸によって成長する、陰なところがありますよね。
『患者さんから学ぶ』…簡単に使いますが、このような事から自分の未熟さを知り、怖さをしり次に繋げるという意味も含まれていると思います。
人の命の重さ・自分が背負ってる責任の重さを実感したのではないでしょうか。
自己判断の怖さを思い知ったのではないでしょうか。
その重さに耐えきれない人は辞めていきます。
でも昔から、先人も匿名さんの先輩ナースも皆、その重みを背負って今があるはずです。(もちろん私も背負ってます)
恐怖と重さを忘れずに、逃げずに向きあって患者さんから学んだことを無駄にしないようにしましょうね。

急変時の対応ですが、勉強はもちろんですが机上の論理ではない部分が大きいですよね。
咄嗟の時に考える暇はありません。
急変した患者さんの状態に応じてどのような処置が医師から求められるかを勉強する必要はありますが
そのような基礎疾患があろうとも、急変時は大抵は同じ手順と処置なはずです。
あとは、パニックを起こさず冷静に…これは場数かな。その都度、自分の行動を振り返ること。
患者さんに行うように、自分のアセスメントをして問題点を抽出することが必要だと思ってます。

長くなってしまいましたが、匿名さんが今回の恐怖を乗り越えて一皮剥けたナースになり
ナースとしての仕事に誇りとやりがいを感じられるナースになってもらえたら嬉しいです。
応援しています!


No.4
<2012年08月20日 受信>
件名:一人で考え込まないで
投稿者:猫

自分の責任だと早合点しないで。
今後、死亡解剖も有るでしょうし、PMを解析すれば過去にさかのぼって心電図が分かりますから死亡原因は特定される可能性が有るでしょう。
4:15前から電極は外れていたのでは?
先輩と二人で同時に休憩していたんじゃ無いでしょう。先輩は気付かなかったのでしょうか?
貴方が2時前にしか心電図を観てなかったとしても先輩は観てるでしょう。異常に先輩は気付かなかったのかしら?(死因が心臓由来だとしたら)
CPRがスムーズに出来なかった、先輩の指示で動いてただけだった・・・それで十分です。新人(4月〜)なら、それで十分ですよ。経験を積んで判断して動けるようになります。机上の学習だけじゃ動けません。

看護師の仕事は「死」を切り離す事は出来ません。
この仕事を選択したからには「死」を何千例と経験します。
その時に勤務していた、私が前兆に気付いたら・・誰しも看護師なら経験して考える時が来ます。回避はできません。
明らかな医療ミス(呼吸器回路の接続ミスとか)でない限りは、誰の責任とか分からないんですよ。
そして、自分の責任として死因も判明しない内から背負い込んではいけません。
トピ文を読むだけでは貴方の責任とは思えません。
異常の早期発見を怠ったと考えているんでしょうが、それは仮定でしか有りません。
皆が「人殺しと思っているのではないか」・・100%無いです。考え過ぎです。
深く考え過ぎて、背負い込み過ぎです。
この経験を通して「予期しなかった事が起こり得る」と一層、学習に励み今後に生かすのが看護師である貴方に課せられたことで合って、患者の死因が貴方の観察ミスで死亡原因とするのは浅はかです。

早合点して、背負う必要のない因果にとらわれないで下さい。


No.5
<2012年08月20日 受信>
件名:無題
投稿者:あき

そんなに自分責めないでくださいね。


No.6
<2012年08月20日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

後悔しておられることを次にいかして下さい。私は30代後半ですが、今だに後悔することばかりです。普段違うって感じたことって、結構、大切だと思います。主さんは、きちんと患者様を観る力があるから大丈夫です。人殺しなんて誰も思っていないと思います。 今は辛い時期なので、ゆっくり休んで下さい。すみません。こんな程度しか書けなくて!


No.7
<2012年08月21日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

辛いですね。

モニター管理を冷静に振り返りましょう。
モニターですから何かあればアラームが鳴動しますよね。
休憩前に鳴っていなければ、正常だったのでしょう。
休憩中に何かあれば、アラームが鳴動し先輩が対応するはずですね。だとすれば、休憩中もモニター上は正常だった。
休憩後は、脈を感知していなかったから、貴方は直ぐに対応されてます。
早期対応できた、ということでしょう。

後悔より、なぜ急変したのか、病態を勉強する事が今後のためになりますよ。
落ち着いたらで良いので。


No.8
<2012年08月21日 受信>
件名:もう泣かないで
投稿者:母

あなたは、尊い命をお借りして大きな学びをさせていただいたのです。

何もかもが初めてで、頭が真っ白くなり申し訳なくて自分を許せないのでしょうね、、、。

苦しい出来事ですが、多くの先輩たちも通った道ではないかと思います。

良し悪し、許す許さないという範疇を超えたところにある医療者の道なんです。

若いドクター達も、あなたよりも更に多い涙を流し、一人前になることができるのです。

本日、免許証を受け取り、明日からプロというわけにはいきません。

なので沢山泣いたでしょうから、明日からは顔を上げて夜勤でお世話になった

先輩ナースに(ありがとう)を言いましょう。

気づきのあった部分は大切にして。

次回から必ず生きるはず。


No.9
<2012年08月21日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

そんな事があったのですね。
私はあなたを知りませんが、分かった事が一つあります。

あなたは責任感の強い、とても心の優しい看護師です。
自分のせいで…と思う事もあるでしょう。今も自分自身を責めている事でしょう。
後悔もするでしょう。

この仕事を続けていく以上、患者様との死に向き合う事はこれからもありますし後悔しない事はないです。

医者も看護師も人間です。すべてを把握して完璧にこなすのは無理なんです。

あなたの判断は間違っていたかもしれないし、正しくもあります。

だからそんなに自身を責めたらダメです。

出来る限りの事はした!!

自分にそう言い聞かせ

どうかこれからも看護師を続けて下さい。


あなたのような志のある看護師が必要です。

患者様はきちんと分かってくれてますよ。


No.10
<2012年08月21日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

とても辛い思いをされてますね。
私にも同じような経験があります。患児が亡くなりました。今も思い出すと胸が苦しく、少しパニックになります。

他の方も仰っていますが、事の経緯をしっかりと確認してくださいね。
不必要に自分を責めないために必要なことです。
モニターのアラーム履歴など、今からでも確認できればしてください。
休憩前に鳴っていなかったのであれば、モニター管理については問題なかった(休憩中は先輩が対応するわけですから…)

私の場合、投稿者さんと同じくはっきりと自分が悪いというアクシデントでなかったため、誰からも責められず、因果関係がうやむやなまま終わってしまいました。
今となってはカルテを見ることも出来ないので、ずっと苦い思いが残ったままです。
そうなってしまうと本当に辛いので…
自分のためにもキチンと状況を振りかえってほしいです。
急変時の対応については、新人さんですし、何もかも初めてでうまく出来るわけはないと思います。先輩の動きを思い返して次からに活かしていけばいいですよ。


No.11
<2012年08月23日 受信>
件名:頑張って!!
投稿者:匿名

辛かったですね

でも、私は読んでいて、あなたみたいな、優しい方に看取ってもらって、きっと、その患者さまも喜んでいると思いますよ

辛いでしょうが、まだまだこの先、もっと辛く、大変な出来事があるかも知れません

そのためにも、日々、勉強や色々な経験をして、今の優しさを忘れずに、強く、たくましく頑張って下さい

あなたの想いは、亡くなられた患者さまに十分に伝わっていると思いますよ

偉そうな事を言って、すいません、おばちゃん看護師な者で(涙)


No.12
<2013年05月04日 受信>
件名:ありがとうございます
投稿者:へたれナース

たまたま通りがかりで、質問とその回答に出会いました。

私も質問者さんと同じような経験があります。それを機に逃げてばかりの生活が始まり、挫折と転職を繰り返してきました。多数の回答に私自身が励まされました。

今日も偶然、亡くなった受け持ち患者さんの家族に出会い、彼女が患者さんの最期を納得出来ていないことを知り、罪悪感を持ってしまいました。今さらどうしようもない罪悪感で悶々としていたところ、この質問と回答に出会いました。

今回こそは逃げずに自己嫌悪を受け止め、背負ったまま次の一歩を踏み出そうとしています。やっぱり精神的に病むだろうけど、それでも前に進みたいと思っています。前に進むしかないと思っています。


No.13
<2015年08月13日 受信>
件名:無題
投稿者:かな

いままさに、同じように自分のミスで患者さんがなくなったのではないか??という経験わ持つものです。あれあら、15年近く経ちますが、いまだフワッと蘇り頭の中がいっぱいになり数年前から精神科に通院していますをけれど、看護師は、どんなひとでも多かれ少なかれ辛い過去を持つてます。けれど、みんな乗り越えて看護師をやっています。私のミスも100%私のミスとは、限らないものだけれど、やっぱり辛いです。みなさんも言ってますが、看護師は、生死に携わる仕事ですからね。みんな、経験してますよ。そして、それをバネにして成長するです。


No.14
<2017年02月15日 受信>
件名:無題
投稿者:竹ちゃん

 私が大好きだった患者さんが、今日の朝方に亡くなりました。
生前は、私が病室に来ると私の顔を見て笑ってくれたり、話しかけてくれたりして私は、嬉しかったです。
 私は、その患者さんともう話ができなくなったと思うと、言葉が出なくて、すごく切ない気持ちでいっぱいでした。

 私は、亡き患者さんのためにいつでも見守ってあげたいと思いました。それが、亡き患者さんに対する思いやりや心がけだと思います。

亡くなる前日には、私が「ありがとう」って言うと、涙を流していました。私も、患者さんの前で自然と涙が出てしまいました。

私とその患者さんの思い出は、正直消したくないです。気持ちの整理と切り替えを早めにして、業務をこなしていきたいと思います。

 
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