看護師お悩み相談室

ＣＶポートとヒューバ針を使って２４時間点滴をしている患者さんですが、入浴の為に３０分〜１時間前に抜針したところ、「抜針は入浴の２時間前にするのが常識よ！根拠も解らないの！？調べて来なさいよ！」と（意地悪）看護師に馬鹿にされてしまいました。
前の病院では入浴３０分前〜直前にでもヒューバ針を抜いて普通に入浴していました。
また、入浴後ヒューバ針挿入時にドクターにも聞いてみたのですが「２時間なんて逆に聞いた事が無い。血管に入れてる訳じゃないのだし、どうしても針痕からの感染が心配だとしても３０分余裕見れば良いのではないか」と言われました。
他に、循環器や国立に勤めているベテランの友人に尋ねても同じ様な答え。
自信満々に２時間と答えたその根拠が逆に調べても解りません。
解る方が居ましたらお教え下さい。

そのように指導され、自身で根拠を探し見つからなくDrにも聞いているのであれば、自分で調べてみたが、根拠が解らないので、今後のために教えていただけないか？と聞いてみては如何でしょう？

その言った人は、もしかしたら気分屋さんなのではないでしょうか？？

職場には、必ずと言っていいほど、あれって思う性格の人がいる気がします。

言われて探し、根拠が解らない事はその方に聞いて教えてもらうのが良いのではないでしょか？

負けないで、ください。

もう答えは出たのですから、これ以上振り回されないように。
先輩も間違えることはあります。
病棟の習慣を他の看護師に聞いて下さいね。私はサージット貼付し、すぐに入浴します。

逆に先輩看護師に質問したいですね。
２時間前、抜針の根拠を、知りたいです。初めて、聞きました。認定看護師友人や病棟にいますが、初めてです。
上の方がいるときやカンファレンスを利用して、人がいるときに、質問したら、いかがですか？自分なりに、ネットや参考書を準備して、Ｄｒにも尋ねましたがと下手に聞いてください。
教えてほしいです。

古い投稿ですが大切なことが寄せられていませんでしたので、お伝えしたいと思います。

24時間点滴とは、高カロリー輸液の持続点滴と考えて良いでしょうか。この場合、静脈内に直接糖質を投与するため、糖代謝障害になりやすいのです。
持続的に高カロリー輸液を投与されていた方が、突然高カロリー輸液を中断したら、どのような合併症が生じるか考えてみてください。

「TPN施行中には、高濃度の糖が投与されているため、インスリンを使用していない場合でも高インスリン血症となっている。この状態で突然に糖質の投与が中断されると、インスリンの分泌量の減少が糖の投与量の中断に追い付かず、反応性の低血糖に陥ることになる。」と日本静脈経腸栄養学会の静脈経腸栄養ガイドラインに出ています。
対策として「投与中止の１時間ほど前からTPNの投与速度を半分にすることが低血糖予防対策」として推奨されています。

ガイドラインに準拠した理想を考えると、中断する１時間ほど前から投与速度を半分にして抜針。その後低血糖症状の有無について観察しつつ、入浴が可能か判断する。そうすると、2時間ぐらいはかかるだろうと思われます。
「２時間前に抜針する」のではなく、「１時間前から投与速度を落として抜針して。様子観察していたら２時間ぐらいかかるでしょ」と先輩は言いたかったのかもしれませんね。

正直な話、なかなか理想通りにはいかないですけどね。治療の作用・副作用については覚えておきたいものです。