視床出血後で、経鼻カテーテルを留置している患者様です。
かなり体動が激しく、許可を得て、ミトン、上肢(手関節)、拘束衣を着用しています。
しかし、何度もカテーテルを抜かれてしまいます。(恐らく体動によるものかと思われます)
胃瘻は家族が希望していません。
カテーテルの固定法や抑制の方法など、アドバイスいただきたいです。
よろしくお願いします。
以前、投稿にあったようなことを経験しました。その時、経鼻カテーテルは鼻翼のところにテープで固定しカテーテルの途中にテープをつけ安全ピンで寝衣の襟などにたわみをもたせて止めていました。場所によっては頬にもテープで固定しているようですが、私が勤務することろはしていません。最初の時は拘束衣、上肢安全帯、ミトンを装着。下肢はフリーでした。驚いたことに、足の指でカテーテルを抜いていました。身体のやわらかい患者さんでした・・・。下肢も安全帯を使用しましたが、その後も抜去されどうやって抜いているのか?と不思議に思い観察していると、頬と肩でカテーテルを器用に挟んで、頬と肩を動かしカテーテルを抜こうとしていました。ホントに驚きました。それで、カテーテルが頬と肩に挟まれないように、頭部の方へ向けて固定しました(鼻腔にテンションがかかりやすいので、潰瘍にならないよう注意が必要です)。その後、抜去されることはなかったように思います。
患者さんの意識レベルはわかりませんが、カテーテルが挿入されていることや安全帯を使用していることは患者さんにとって辛い状況ですよね。可能であれば、少し鎮静するような薬剤が使用できないか医師に相談してみてはいかがでしょうか?
栄養目的ですか?
ENチューブにしてもらうとか…細いので苦痛は少ないと思います!
看護雑誌のバックナンバーみたら、たぶんどこの社の雑誌も年に一回はこういう抑制についての特集を組んでいるような気がします。ここで聞くよりもいろいろなアイデアが載ってると思いますよ。
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