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注射について(翼状針だけしか使わないのに かなり頻繁に失敗したり、漏らしたりします)

<2012年04月25日 受信>
件名:注射について(翼状針だけしか使わないのに かなり頻繁に失敗したり、漏らしたりします)
投稿者:ゆか

4月から外来に転職しました。
外来では翼状針だけしか使わないのに かなり頻繁に失敗したり、漏らしたりします。 元々注射が上手ではありませんでしたが 新人でもないのに。。 数をこなせば慣れるとは言いますが
看護師歴は准看護師時代を含め 10年以上になるのに。。 メンタル的に落ち込むばかりで。 落ち込んでばかりもいられないんですけどね。 何かコツがあれば教えて頂きたいのですが。

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No.1
<2012年04月25日 受信>
件名:注射法
投稿者:看護教務経験者

学生時代から18Gの留置針も実施してきましたが、失敗は少ない方だと思います。痛くないとも言ってもらっています。
 注射は本来法律上、医師が行うものですが、外来などでは、ナースも(医師の監視の元)行うでしょう。

 実施する患者さんは、老人が多いですか?老人の血管はもろく、蛇行していたり、皮膚がたるみ、血管壁が厚く硬くなっていたりなど、難しいでしょう。
 小児ですか?小児の血管は細いですが、しっかりしていて傷もすくないので、実施しやすいですが、本人が怖がって暴れたり動いたりなど、施行者に精神的緊張を与えるので、上達するまでは控えた方がよいです。実施する場合はよく話して注射を納得させてから行うと暴れません。そしてよく褒める事です。

 可能なら、駆血帯なしでも血管が見えるような若い男性の実施を沢山させてもらい、みるからに血管がみえないような人は上手な人にお願いして、まずは、成功率をあげて、失敗をなくしてください。一度失敗すると、施行者も緊張が強まり、できるはずの事もできなくなります。駄目かもと思いながら行うと、手が震えたりして、せっかく入っても突き破ってしまったりしては台無しです。(検診などの若い男性の血管が失敗だらけなら、穿刺は諦めてください。)

 そして自分に自信がついたら、少しづつ難度をあげていきます。
なかなか忙しい外来でそのように人を選んではいられないとおもいますが、他にスタッフがいるなら、きちんと、静脈注射が苦手と言って成功率アップをお願いしてください。
 
 また、検査で、絶食で来ている方の採血では、水も制限してしまう方が多く、血管内圧が下がって血管に入っても、引きが悪く、凝固させてしまたりなど気にしているうちに、固定が不安定になって、漏らしてしまう事もあるでしょう。水の制限がないなら、水分を控えすぎないように話すなども一つあります。
 老人は皺をきちんと延ばす事を怠らない、駆血帯が緩すぎると、血管が怒張しませんから、みえないです。みえない血管を予測だけでさぐらない事なども必要です。痛みや、不快を感じていると、施行者も緊張します。
 寒い日は部屋を暖かくする、温タオルで温めて血流を促す。
 気温の暑い日に炎天下を歩いて来た方などは、血管が拡張していて汗も沢山かいているので、血管は見えているのに、圧がなくて血管が怒張しないので、失敗しやすいですから要注意です。

 私自身血管が出ないので、いつも3回はやり直しされます。痛いです。注射が嫌いです。ですから、失敗されるのが嫌なので、人にも失敗したくないです。
 1度失敗したら、交替するように取り決めがあると、失敗も少なくなるのではないでしょうか?それから、失敗した針は切れが悪くなるので、血管壁を損傷させてしまうおそれがあるので、勿体なくても変えた方が、成功率は上がるとおもいます。手がブレないように固定など、細かい事ひとつひとつ守って行うと、失敗が減ると思います。

 そして、針を持ったら、自分は世界一穿刺が上手だと自己暗示をかけて取り組んでください。
 自分も相手も失敗は嫌なので、成功率を上げるのは細かい事を怠らない事です。 


No.2
<2012年04月25日 受信>
件名:翼状針以外ではダメなのでしょうか?
投稿者:匿名

翼状針以外はないのですか?
私は、13年経験ありますが、翼状針はあまり好んで使いません。普通の針の方が刺しやすいし、真空管も血管の状態を見て使い分けていますよ。
あまり翼状針にこだわる必要ないと思います。

環境が変わると、出来ていた事が出来無くなってしまったり… 私も転職など経験あるので。
今までの経験に自信を持ち、又謙虚さも持ち…なかなか新しい環境に慣れるのは大変ですが頑張ってください。


No.3
<2012年04月25日 受信>
件名:無題
投稿者:ほにゃらら

私もあまり注射が上手ではありませんが、自分の中でいくつかポイントを持っています。
一つ目は、血管の出し方です。
よく腕などを叩く人がいますが、それをすると血管が痛むと聞いたので私は軽く摩擦するかホットタオルなどで温めるようにしています。
血管が出にくい人には10秒ほど腕を下におろしてもらってから駆血帯で縛るようにしています。
二つ目は、血管の走行です。
なるべくまっすぐに出ている血管を狙います。
三つ目は、血管に入ったら絶対に翼状針を動かさないことです。
どちらかの手でしっかりと固定して、もう片方の手で、テープを貼ったり、スピッツを操作したりしてます。
四つ目は、自信です!
無理だと思いながら刺したら、ほとんど入らないと思います。
過度な自信を持つのはどうかと思いますが、多少の自信を持って刺せば、大丈夫だと思います。

私の中のポイントなので、お役に立つかはわかりませんが、参考にしてみてください。


No.4
<2012年04月25日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

最初は仕方ないと割り切ることも必要です。
あまりマイナスなイメージを引きずると余計に失敗しますからね。
私も長年のブランクから復帰したのですが、個人的にはまずは自信をもって刺すことが大事だと思いました。
そのために最初は一つ一つの段階を丁寧に踏んでいくことが必要だと思います。

イメージトレーニングをしたりしてプラス思考で臨むこと。
駆血をしっかりすること。
一瞬だから…と思ってけっこう思い切って駆血した方がいいです。患者さんには駆血による痛みがないかを確認しながら。
肘窩にどんなふうに血管が走っているかはご存知ですよね。
正中にある血管は肘を伸ばした状態ではわからなくとも力を抜いて軽く肘を曲げてもらうと触れられることがあります。
また、患者さんが拳を強く握りすぎると逆に血管に触れにくくなることもあります。
肘を伸ばしたり軽く曲げたり、力を少し抜いてもらったり、患者さんに協力してもらいながら探します。(穿刺する時は肘を伸展してもらった方が安全です。何かの拍子で針が深くにまで刺さると危ないですからね。)
それでも血管が確認できない時は手で抹消から中枢に向けて血管に沿ってしごいたり、駆血したまま患者さんに拳を握ったり開いたりという動作を数回行ってもらったり。
そうやって血管をできるだけ確認しやすくして血管がそこにあることをしっかり認識します。
そして血管の固定をしっかりすること。
ただ皮膚を伸展させるのではなく血管を抑えることを意識します。
正中よりも内側・外側の血管は逃げやすいので特に気をつけましょう。
自信がないからといって針を刺入する速度を落としすぎると血管が逃げやすくなります。
翼状針ならホルダー針等と違って固定も楽ですからさほど力む必要はありません。
おそらく今は緊張もあってけっこう力が入っているのではないか…と想像しますが、針がぐらつかないように支えるような気持ちで良いと思います。

今必要なのは成功する体験を重ねることだと思います。
私も最初のころは自信を無くして患者さんに針を刺すのが怖くなりそうだったので、とにかくしつこいくらい慎重に探して血管を怒張させ、「これはいけそう」と思える状態で針を刺し、何度も成功を重ねるうちに自信がついていきました。
また、私の場合は失敗するには必ずと言っていいほど原因がありました。
よくよく振り返ってみるともっと穿刺するのにふさわしい血管があった、固定があまかった、駆血が甘かったというように何かしら失敗した原因はないですか?
注射や採血の失敗は同じような失敗に見えて実はその内容は違うものだったりします。
失敗した時にはなぜ失敗したのかをよく振り返ってみた方が良いと思います。
もちろんどんなに頑張っても半ば勘に頼るような状態で針を刺さなければならないような患者さんもいますけどね。
とにかく今は丁寧に実施して丁寧に振り返ることだと思います。


No.5
<2012年04月26日 受信>
件名:みなさん 丁寧な回答を本当にありがとうございました。
投稿者:ゆか

昨日は点滴や採血や静注を 8人ほどでしたが 午前中だけだったし数も少なかったので 失敗することなく終えることができました。 今日は午後もあるので マイナスイメージにとらわれない。みなさんの参考意見を思い出し 一つ一つ丁寧にやる。失敗して恐怖感のある人はお互い緊張するので
しばらくは別のスタッフにお願いする。 などして乗り越えていくよう頑張ります。 今まで病棟でもサーフロ針が多く使う機会がありましたが ちゃんとやってきたし。今は焦らず やっていこうと思います。 ありがとうございました。

 
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