経鼻経管栄養を利用している患者の下痢予防に「食酢」を利用しようと考えています。ですが、食酢の中毒量など、投与するうえでの注意を根拠をもって示している文献がうまく見つかりません。そもそもそんなものもないのかもしれませんが、もし良い文献など情報をお持ちの方、ご助言いただけると嬉しいです。
まず、「酢」で下痢予防というのは初耳なのですが、
そのエビデンスはあるのでしょうか?
一時期、黒酢がブームになった時に下痢を起こす方が多かったようですが、
逆に下痢予防というのは聞いたことがありません。
わたしの勉強不足でしたら申し訳ないです。
どうして下痢予防に酢を用いようと思ったのでしょう?
初耳です。
胃瘻チューブの腐敗予防に酢を満たしておく方法は知っていますが、
これもイコール下痢予防ではありませんしね。
その研究題材で院内の倫理委員会など通りそうですか?
どこからその情報が来たのですか?
酢で経管といえば胃ろうの酢酸管理はありますが。
鼻注で?私も初めて聞きました。何処かで実際されてる所があるんですか?
「食酢」に下痢予防?その様な効果は知りませんが、実験研究になりませんか?倫理に問題はありませんか?
文献があり、もし効果があるとするなら、この研究には何を求めるのですか?
看護研究とは、禁じ手等を含めて十分に再考すべきですよ。
私は保健師で看護師ブランクが二桁になりそうな人間ですが、、。
疑問ありです。逆に教えてください。
看護研究だからと、食品だからと、患者さまに看護研究のために必要かもわからないものを投与すること自体、問題にはならないのですか?主治医は許可をするものですか?患者さま、もしくは患者さま家族からも同意が得られるものなのでしょうか?
PEGを酢水で満たすようにしてから、下痢の方が増え、止めました。
メーカーさんの言う通りの濃度にして作り置きもしなかったのに。
下痢予防にはならないイメージがあります。
中毒に関するサイトはありますのでご参考にどうぞ。
氷酢酸ですが。濃度の問題はありますが、食酢も過ぎればこういった症状が起こるという事です。
http://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00012403
口,咽喉,腹部に激痛を与え,粘膜に潰瘍を生じ,嘔吐,吐血,下痢を起こし,呼吸及び体温の異常,虚脱などの症状と共に,蛋白尿,尿毒症を併発する.
慢性中毒症状としては顔面蒼白,悪液質,歯腐食,気管支炎,胃障害などが起こる.
黒酢の整腸作用などはあるようですね。
でも経管栄養の方の下痢は、原因が栄養剤にあったり滴下速度にあったりすると思うので、酢が有効なのかは私も疑問です。
でも効果があるなら興味深いし、参考にしたいと思いましたが、確かに実験研究だと言われるとその通りかもしれませんね。エビデンスがわからないまま実施するのはね…。
食酢よりもクエン酸または梅酢は下痢が有る時に10ml程飲むと下痢が止まる、、、らしい。
そう言えば、オバぁーちゃんの知恵袋で下痢しているときは梅干を1個食べると下痢がおさまるって有った、、、ような?
何気にググてみたら、こんなのがありました。
母豚に木酢 食酢飲ませて 子豚の下痢を見事に解消!
http://ci.nii.ac.jp/naid/40005804483
でもこれは、ちょっとねー。母豚から子豚の間接的効果だから。
酸っぱい物って考えると、ヨーグルトが思い浮かびますが、乳酸菌は整腸作用があるので、下痢の予防にはなると考えられます。
その後この研究に進展はありましたでしょうか?
お返事いただけたら幸いです。
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