40歳の看護師です。男性です。
20年前位は、准看護師でもなんとかなり、看護師では職場に困ることはなく。
しかし、10数年前位から看護大学ができ、学歴社会へ。
今では、専門看護師、認定看護師。
そして、これから特定看護師へと・・・。
5年後、10年後、20年後を生き抜いていくために、より専門性が問われてくるとは思います。
皆さんは、将来の自分へ何を期待し、夢を抱いて、それに向かって今何を努力していますか?
是非、皆さんの思いを聞かせていただければと思いまして。
質問の意図と違う答え方かもしれませんが。
私は、この流れをみていて、あまりいいとは思いません。
逆に看護の質が低下しているのでは?と心配に思う時があります。
看護婦を看護師にして失敗では?中途半端。
医学を極めたければ医師になればいい。
看護はやっぱりナイチンゲールの考えていたものが今の時代でも
基本ではないかと思います。
自然治癒力を最大限に引き出す環境を整える。
病室にいったら、五感を働かせて、暗ければカーテンをあけ、日差しが強ければ工夫をし、
空気が悪ければ窓を開け新鮮な空気を取り込み、、、、。
患者さんの状態を敏感に察知し、身体面だけでなく精神面にも。
女性、母性ならでは気づくことってあるでしょうし。
(男性看護師さんは、また男性ならではの
別の役割があると思いますけどね。女性と違って、理論的に問題解決するのが上手かったり、
メカに強かったり、腕力もあったり、女性社会に男性が入ることで、人間関係が
スッキリさっぱりすることも感じていますし。等々)
人工呼吸器など医療機器の扱いができるようになっても、
やっぱり窓を開けて出来るだけ新鮮な空気を、出来るだけ横隔膜の働きで自発呼吸の陰圧呼吸をして
人工的に作られた栄養剤のような食事でなく、自然の旬の食物を摂って、、、、。
栄養剤なんてのは急性期の為に作られたもの、、。
医療も自然治癒力を発揮できるよう手助けするといった目標は同じですが、
その目標を達成する為の手段が多種多様になり、
基本を見失いがちだな思うことがあります。
上手く言えませんが、わかりますか?
長々とすみません。
看護ならではの気づき、役割を忘れることなく、やっぱり問題解決のためには専門性を高め、
そして本当に患者さんのニーズに応え、行動できるようになりたいです。
そして次の世代の後輩に伝えていかなければならないでしょうし。
そうできるようになるまでに、一生かかりそうだな、、、と思っています。
一人にできることはある程度限られていると思います。できる範囲で頑張りたいです。
そんなふうに思う、重症心身障害児施設の一看護師でした。
40代女性看護師です。
個人的には、認定は殆ど活用されていません。
ついでに大卒ですがこれもたいして役に立っていません。
学歴が必要なのは、大学教員とか、一部の大病院でしょうか。
特定の病院、または認定分野にもよりますが、まだまだ組織が求める人材はジェネラリスト(どの病棟でも異動可能で、夜勤も指導も管理もできる便利な人材)です。
とくに感染管理は、単なる委員会活動とみなされ、私的時間で活動して当然というのが上の考え方です。
感染管理室に専任を置いている病院でも、複数の認定を同時に専任にできず、数年交替で病棟へ戻しているのが現状です。
専門看護師、特定看護師、大卒、といっても、そんなに活用されていないのが実態ではないかと考えています。
つまり、一般論で言えば学歴や専門性は、一般社会が看護師に求めていないし、病院組織ですらそうだということです。
だから、あまりそういうことに踊らされたり、焦ったりしないように、各自の持ち場でしっかり働くのがいいと思います。
で、自分の今後は、まずはそろそろ夜勤がきついので、夜勤をしないで働けるようになろうと思います。
あとは、65歳までうっかりすると70歳くらいまで働かないといけないので、そこも考慮して「月に8回夜勤で、何十人もおむつ交換する」という現状から脱したいですね。
健康第一です。
貴重なご意見ありがとうございます。
参考にさせてもらいます。
ナイチンゲール・・・。確かに基本だと思います。
看護の役割、専門性・・・。
悩みます。
今、回復期病棟勤務なんですが、OT,PT,ST,介護福祉士、栄養士、MSWなどなどたくさんの職種がいます。
過去に、看護師だけの病棟のときは、全て看護師が行っていたというか、やるのが当たり前だったんですが・・・。
で、感じたのが、今まで看護師がやっていたことを、他職種の人がやってくれたり、セラピストの方はより専門的な知識を持っていたりするので、上手に使って楽をしてしまったり・・・。カッコよく言えば、マネジメントしたり・・・。
しかし、そこで危機感を感じたのです。
何か、自分の売りになるものを身につけておかなければと・・・。
昔は・・・、と後ろを向いていてはいけないのでがんばります。
日々、自己啓発してきます。
貴重なご意見ありがとうございます。
今後の参考にさせてもらいます。
確かに言われてみればそうですね。
認定をとろうとはしていますが・・・。
現場でいかに動けるか。
偏見かも知れませんが、男性で50歳代で一スタッフで働き続けるのはキツイ気がして。20歳代と同じ仕事をやるのも・・・。イメージしただけで、何か売りがないと情けない気がしまして。
管理職になるか、専門性を追求していくかが必要なのかと思ったり。
正直、焦っています。いろいろありまして・・・。
冷静に、足元をみていかなければいけませんね。
ありがとございます。
ん〜、確かに夜勤しんどいです。仕事内容云々、起きているのがしんどい。
2交代で多い時には月8回夜勤します。生活リズムグチャグチャです。
きっと、60歳代で人生を終える気がします。
大変興味深い投稿で勉強になりました。そして勇気をいただきました。ありがとうございます。
以前私は老健の看護師を5年ほどしていました。様々な専門職と連携するこの分野に魅力を感じて、実際に働いてみても楽しかったです。ぶつかることも多々ありましたが意見交換ができる楽しさが良かったです。 世の中は確かに認定、大卒のムードになっていますね。だけど投稿された皆さんの見解通りだと思います。私も基本はナイチンゲールだと思います。そして看護計画、実践、評価。それに基づいた記録。観察力を深め探究していく。その繰り返しではないかと…。
今は現場を離れています。最近は看護に対する思いも低下気味でしたがこの投稿のお陰でワクワクしてきました。
看護の楽しさを思い出したようです。
大切にあたためて次の復帰に備えようと思います。それまでは基本の看護勉強をしようと思います。
本題からズレた投稿になりすみませんでした。
33歳の男性看護師でこれといって認定はなく、がむしゃらにやってきましたので同じ不安?悩み?考えや思いがあります。新人の頃は本当に先輩にも何度も怒られましたが、必死で?(時々気も緩めたけど)自分なりにやってきました。私は新人の頃に運よくいい先輩と出会えたことが今もこの仕事がやれていることですね。私も看護覚書きナイチンゲール、まさに私たちの仕事はこれだって気付かされます。何度もは読みませんが、気が向いたら読みますね。いいです。モチベーションがあがります。ナイチンゲールさんかっこよすぎるんですけど。追いついきたいけど、この人には追いつけない自分。けど、努力はする。全然内容は違うけどサッカーの長谷部誠さんの本の「心の整えかた」と個人的に何か似てる気がします。看護学校の時に買わされたこの本、捨てないでよかったと心から思います。
病院では職業上看護師が一番多く、看護師って少し上から目線の職業の感じがするときがあります。私も時々患者さんと接していてそういう場面(いたしかたない場合)があります。もう少しやさしくなれたらなって思うと時もあります。資格をとるなら上から目線にならないようにすることが一番大事だなって思いました。仕事や人間関係を円滑にすすめる上にも。
なんか本題とはずれてすいません。夜中に書き込みしたんで。
貴重なご意見ありがとうございます。
今後の参考にさせてもらいます。
看護師は元来、女性主体の職業であり、私は今も看護は女性の仕事と思っています(なぜ、私が看護師なのかと問わないでください)。
結婚、育児、家庭の事情、様々な出来事を抱えながら、仕事をしなければならず、大変だと思います(家庭は母親が必要。ある意味、父親なんていなくても母親が両方の役割をこなせますからね)。
そのため、様々なスタイルで勤務ができるバリエーションが必要と感じます。
少子高齢化、団塊世代の退職。労働人口が激減していくなか、女性がフルタイムで仕事ができる社会を作っていかなければならないと感じています。
子育て、親の介護を気にせず仕事ができる環境づくり。
老人ホーム(デイサービスでも良いが)と保育園を合体させるべきと思います(ちょっと話がそれてきている)!
要は、いかに眠っている人材(元気な老人も)を、活かした社会を作るか!(どんどん話がそれます)!
今は主婦さん、またいつか看護師復帰すること応援しています!
認定が生きるかどうかは状況次第なので、水を差したようでごめんなさい。
私自身は先に書いたような状況で、一方、フットケア資格を取った人は「フットケア外来」として予約制で行っており、そっちの方がよっぽど資格が生きてるな〜と思ってしまいます。
資格の難易度とか希少性ではないんです。
主さんと同年代なんで、きっと先の不安は共通するものがあるかと思います。
体がきつい→管理職で夜勤なし→精神的にきつそう・・・
一生現場主義→50代60代で夜勤は辛い→初めに戻る(エンドレス)
>男性で50歳代で一スタッフで働き続けるのはキツイ
う〜ん、女性でもそう思いますよ。
昔は結婚退職、独身で残った人が師長になる(失礼ですが)という感じで、50代で一スタッフは正看護師では少なかったように思います。
どんな50代を迎えるか、今からの準備が大事ですよね。
専門性では食べていかれませんが、得意分野は精神的な支えになります。
認定も悪くはないですよ。
ご意見ありがとうございます。
今後の参考にさせていただきます。
看護覚書を気が向いたら読むなんてすごいですね!私は本棚に飾ってあります。
「心の整えかた」・・・。看護学校で購入ですか!なるほど〜。機会があれば購入して読んでみます。
我々の職業は、患者さんとの関係がスタートする時点で、必然的に身体的・精神的弱者を対象としていると思います。また、日本の文化的背景や、たぶん保険制度の影響か患者は医療従事者任せとなり勾配関係が成立しやすいと思います(モンスターペイシェントも増えていますが)。
また、職業慣れというか同様の疾患を多数見ることで慣れを生じています。患者さん、家族にとっては病院に入院・手術することなんて人生の中で大きなライフイベントであると思います。
やはりベースは、初心を忘れず基本を大事に仕事をしなくてはいけないですね。
新たなご意見ありがとうございます。
今後の参考にさせていただきます。
実は以前、ある単科の専門性をきわめていくため、計画的に資格取得など着々と実行していました。また、役職もあり40代、50代のプランまで見据えた仕事が行えていました。
しかし、数年前に大きなライフイベントがあり、人生全てが再スタートととなり職場も転々せざる得なくなり、職場も経験のない科を転々と。
得意分野・・・。ひらめきました!きっとそれです。私が今望んでいるのは。
今の仕事環境も、その日が無事終わればよいという風土がり、建設的な取り組みは薄く、なあなあで中途半端。いろいろ言うと、押さえつけられ・・。思考を途絶し無感情で仕事をしないと、やってられないのです。その影響か、どんどん頭がボケてきていて。
転職も考えましたが、生活もあるため収入的問題もあり・・・。
なにか一つでも興味関心が抱けるものを見つけたいと思います。
いろいろと意見を聞けて助かります。ありがとうございます。
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