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気切のカフ(スピーチカニューレ)のエアー抜きについて

<2011年08月24日 受信>
件名:気切のカフ(スピーチカニューレ)のエアー抜きについて
投稿者:匿名

こんにちは。
調べてみてもわからなかったので、こちらに投稿します。
COPDの重症化でレスピ装着、気切しレスピ離脱で現在は酸素2リットル下でSAT95%キープ、日に1〜2時間はスピーチカニューレ使用、それ以外は内筒入れてトラキオマスク装着している患者さまです。
退院が近付き、自宅に帰る事になりましたが、カフ圧がゼロの状態で帰る事になりました。先輩は、エアーがゼロのほうが、スピーチカニューレでは声が出しやすい、との事で、ドクターもゼロでよいとの事。
しかし、その分気切部から本体が抜けやすくなるのではないかと思って。。
気切のカフ圧は、どのようにして決められているものなのでしょうか??
勉強不足ですみませんが、どなたか教えて頂けたら嬉しいです。

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No.1
<2011年08月25日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

よくわからない点はあるのですが、ボディイメージの損傷と回復の段階と考えたとして、の話ですが、気道分泌物が多くなく、自力喀出が可能で、 (気管切開部周囲からでてくる事も含め) 抜去を視野にいれておられると思うのですが、患者さんの活動に置いて、酸素投与に依存することなく入院生活を送るのは今は困難な状態なのでしょうか。
気管切開後、会話がスムーズになって、スピーチカニューレから自然抜去、孔が縮小、退院という方もおられました。また、ご高齢の方で、孔は開いたまま、(カニューレなし)の方も。
食事が全介助の方(四肢ADLが不全の状態の方)は、誤嚥時肺予備力が乏しい事を考えると、常にカニューレの再切開、再挿入、もあり得ると思うので、慎重な観察や条件付けは必要かもしれません。

カフ圧に関しては、勉強不足もあり、何故カフ圧に関して疑問をもたれたのか、文面だけでは推察できませんでした。上記の事も推測の範囲で答えにならず、申し訳なく思います。
全身麻酔下では神経レベルで代謝が抑制されるので、カフエアは「患者さんの耳たぶぐらいのやわらかさ」(実際はそれより少ない印象)とステート聴診でエア確認だったと記憶してます。今現在の場合、気道の狭窄の兆候や浮腫などが無ければ、カフエア無しでもよいのでは、と個人的には思うのですが。


No.2
<2011年08月25日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

誤嚥の可能性が高い場合カフが必要です。カフあり→カフなし→カニュレ抜去の→孔閉鎖の流れになります。カニュレがなくて孔がある人は永久気管孔を作った人又は何らかの原因で創がふさがらない人でしょう。カフによって、自然の気道の状態とは異なりますから、なしで様子見るならより抜去に近づくと思います。紐をきちんと閉めてれば、自己抜去のリスクがある人でなければ勝手に抜けることはないでしょう。


No.3
<2011年08月28日 受信>
件名:ありがとうございます!
投稿者:匿名

教えて頂いてありがとうございます。
いづれ気切部を閉鎖する方も多くいらっしゃるという事が、わかっていなかったです。
その為のプロセスとして、カフエアを抜いていくんですね。
その患者さまは、カフ圧ゼロで気切部にカニューレをつけたまま退院されました。
自分で痰の吸引はできるようになりました。気切部入口まで痰を吐きだす事はなかなか難しく、できなかったです。又、酸素投与しながらであっても、歩行時にはSATの低下が(90パーセント以下)みられたり、スピーチカニューレ使用し1時間以上話し続けるとSATの低下があったりと、安定せず、在宅HOTとなりました。
ですので、その患者さまに関しては、今後も気管カニューレを抜去する予定はなさそうです。
もっと自分でも学習を深めていきます。
本当にありがとうございました。

 
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