看護師お悩み相談室

20数年前に准看の資格を取りましたが（20歳の頃です）その後まったく医療とは関係の無い仕事をしてきました。家庭の事情で私が働きゃならない状態になってしまい、正社員で働ける所で…と看護助手の面接を受けて採用して頂ける事になりました。履歴書には准看資格の事は記入しなかったのですが採用が決まってから「実は持ってるんです」とお話ししたところ病院側から「プリセプターつけるからゼロから准看としてやってみない？」と言われました。とても有り難いお話しだとは思うのですが今からやっていけるのかという不安と看護業務（特に注射）に対する恐怖心で毎日眠れません。やはり20年という年数は長過ぎるでしょうか。ちなみに療養病院です。現役看護師さんのご意見を聞かせて下さい。

私も25年のブランクが有り50歳を過ぎてしまいましたが、先月から病院で働かざる得なくなりただ今大奮闘中です。はっきり言って大変です。辞めたいです！資格を持ってると当然当てにされますし、それに伴って責任も生じます。何よりも患者さんに申し訳ないです。知らない事だらけなんです。横文字や略語の多いこと・・・。私の年齢が年齢なので、若い看護師さんも教え方に気を使ってるのがわかるんです。ブランクが長すぎました。辞めたいです・・・と言うわけで、よくよくお考えになったほうが良いと思います。資格を生かすにも様々な職場が在りますから。

やる気次第だと思いますがプリセプターをつけてくれるのなら勇気を出して頑張ってみたらいいのではないでしょうか？
駄目な時はまたその時考えればいいと思います。

看護師になって１０年余、出産・育児による数年のブランクを経て、現在は育児をしながら、公立病院勤務のナースです。

まるまるさんは20年間、全く医療関係の仕事の経験がないのでしょうか。
医療は日々進歩しています。20年前の常識が通用しないことはたくさんあるでしょうし、最近ではカルテや医師の指示、看護記録なんかも電子カルテとなっている病院も多いですよ。
特に注射に不安があるということですが、注射は正直慣れです。注射よりも看護師として必要なこと、大切なことはたくさんあります。
たとえば、患者様を診て何かいつもと違うということに気付ける感覚とか、医師に的確に状態報告をし、適切な指示を受けるとか、時には横暴な医師と渡り合わなければならないこともありますよ。患者様を取り巻く家族・社会も20年前とは様変わりしています。
そういうことに耐えられますか？プリセプターといっても、確実にまるまるさんより年下だと思いますが、うまくやっていけますか？
厳しいようですが、２０年という月日は長いですよ。しかも、卒直後なら、学校で習ったことくらいは身に着いてているかもしれませんが、20年たった今いかがでしょうか。国家試験をもう一度受けたら受かる自信はありますか？
もし、看護師としてやってみたいのであれば、ある程度の覚悟が必要と思います。看護師として働くなら看護師という資格に責任を持たなければなりません。
患者様はあなたを看護助手としてではなく、看護師さんとして頼ってきます。
その分、看護助手よりは給料もいいですよ。やりがいもあると思います。
覚悟を決め、意思を強く持ち看護師という仕事に取り組めば、やがて20年間の看護職以外でのまるまるさんの経験も活きてくる日が来ると思います。頑張ってください。

風に任せましょうよ…
私も、ペーパーの方と仕事をしたことがありますが、習うより慣れよの世界です、あとは、教科書や参考文献でイメージトレーニングをすると良いと思います。他は、入職された当日は、オリエンテーションがあると想います。患者さんの病状説明（行われている処置等）、教えてくれると想います。大丈夫ですよ、私は29歳で准看学校へ入学してからは、働きましたから。

貴重な御意見ありがとうございます。注射は慣れるしかないと看護師の友人達にも言われました。バイタル測るだけならできますがその時ちゃんと患者さんの状態観察ができるのかも不安ですし、数えきれない程不安要素が一杯です。患者さんにも周りのスタッフの方々にも迷惑かかるだろうし…。甘くない世界なのは重々理解してるつもりなのでせっかくのありがたいお話しですが辞退させていただこうと思ってます。御意見下さった方々ありがとうございました。

最初は看護助手でやられたらどうですか？看護師と一緒に働いていると実際どんな業務をしているのか外から見えるし、（見るとやるとでは大違いですがイメージはつきます）またどんな勉強が必要か、先生の癖は、などもわかってきます。

それに、療養病院はベテランの方が多いと思います。全くの素人に近い人をゼロから指導することに慣れていない可能性もあるので、プリさんがどの程度やってくれそうな人なのかも、助手として遠目に見てみるのもいいかもしれません。

それを見ながら、ここなら、この人たちとなら…って思えたら、来年からお願いするとかね。

理想は助手として働きながら正看を目指して勉強し直すという道ですが、働かなければいけないという事情を考えるとすぐには難しいのでしょうね。

不安な気持ち、よく、分かりますが、折角の就職のチャンス、辞退せず、頑張ってみ

ては・・・？

やってみてから、考えてみても、遅くないと思います。

まるまるさんにとって、働き易い職場でありますように、祈ってます。

私も、２０年のブランクを経て、４年前に復職しました。
同じく、自信が無くて、看護助手として雇ってもらおうと思っていましたが、事情を相談したところ、「入職してから勉強すればよいから」と、言っていただき、思い切って准看護師としてスタートしました。慢性期の病棟です。
初めは、出来ない事、わからない事、わからない言葉だらけでした。
周りは、自分よりも若いナースがほとんどですが、わからない事は正直に質問し、出来ない事や自信のない時は、一緒についてくださいと、お願いしました。
注射や吸引など、最初は怖かったですよ。
けれど、こちらが一生懸命に頑張っていると、助けてくれる人は必ずいるものです。
大切だと思うのは、わからない事を、わからないままにしないこと。知ってるふりをしないこと。勇気を出してくださいね。