看護師お悩み相談室

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看とりとコミュニケーション

<2011年05月10日 受信>
件名:看とりとコミュニケーション
投稿者:匿名

患者さんも家族も性格的に穏やかで、普通に話す分には特に困ったことがありませんでした。
つい先日その患者さんが亡くなり、それまで看とりをしました。
家族も落ち着いていて笑顔で、とてもよい雰囲気で看とりをされていました。

でも自分はというと、特に関わりに問題のない方々だったせいか、深いコミュニケーションができていなかったような気がします。
看とりなので
ご家族の様子に配慮したり、今患者さんはどんな感じなのか(血圧や呼吸など)、これからどうなってくるのか、心配なことはないか・・・
自分としては百点とは言いませんが、必要なやりとりはしたと思っていました。
しかし、後からダメだとアドバイスされました。
確かに、
通りいっぺんで一方的だと言われればそこまでです。
どんな気持ちでいるのか
どうしてあげたいのか
今までのエピソードを語ったり
ねぎらったり
家族の方の気づきをくみとって、さらに伝えていく・・・
患者さんや家族のことは好きです。
でもどうしても、そこまで踏み込んで深く関わることができませんでした。
なので
どうしてそういう思い出を語ったり、寄り添うことができないの
今まで友達や家族に対してもそうだったんじゃないの、
と上の方から言われ、悲しいのと図星で何も言えませんでした。
人間味がないんですかね。自分に対してやるせない気持ちでいっぱいです。
物事に淡白だなと自分でも思ってます。
やれることがなくなったような時にやれることを見いだすのって難しいですね。何を振り替えったらいいのかがわかりません。


どうしたらよかったのでしょうか。
こういうことって、頭で考えるというよりは感じるものなんだろうとは思いますが・・・

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No.1
<2011年05月12日 受信>
件名:私も悩んでいます
投稿者:はまな

はじめまして。私も看護師をしています。5年目になりますが、いつもいつも、
看取りの時までのご本人と、ご家族との関わりに悩みを抱えます。

今受け持ちの患者さんも、癌で末期の方です。ご家族も、だいたい穏やかな方々で話す分にあまり困った点はありませんでした。ご本人が家族の支柱であり、凄く大事にされています。
ADLはベッド上、だるさや痛み、吐き気の症状が強く出て、座るまでは出来なくなっていました。それでも、一時的に状態が上向いたようで、先週くらいに絶飲食から、水分だけですが取って良いという状態になりました。

それに併せて、少し起こす時間や手足を動かす時間を増やそうとしていた所、まただるさや吐き気、一時的に意識消失を起こしたりして、状態が不安定なことが多く、安静臥床している時間を減らせませんでした。家族といる時は元気にしますが、その時以外にだるさや痛みの訴えがあって、鎮痛剤の種類も変わりました。

家族はその状態と、本人が家族には痛みや具合の悪さを訴えていなかったのに、
痛み止めを変えたり、安静臥床していなきゃ行けないという事が、何故なのかわからないと話し、不信感を持っています。
ご本人は今、薬でせん妄を起して、発言や表情もぼんやりしています。
その状態が、家族には「あんなにしゃきっとしていた人が・・なぜ薬を使い始めたのか?」という状態で、受け入れがたいのです。

状態はあまり芳しくありません。治療が難しい状況を家族に話しても、受け入れられない、と言うか、「なぜなの?」という反応で、理解に結びつきません。
家族には医療用語は使わず、紙に書いたり、今どんな症状があって、何をしているのか、状況を伝えてみますが苦々しい顔をされてしまいます。
どうしても受け入れがたい思いもあると思うのですが、とりあえず聞く耳を持てる状況
を作れないかと思っています。

どうしてあげたら良かったのか、これからどうしたら良いのか、悩み一杯です。
時間もあまりないので、家族で過ごせる時間は長くしたり、状態は逐一伝えていき、あとは家族がしてあげられる事を増やしていこうと思います。週末にムンテラもあるので、これから先についても話さなくてはなりません。

でも、たかが一人の看護師ですが、本人の頑張ろうという思いも、家族の何とかしてあげたいという思いも汲めるよう、関わる時間を増やしていこうと思います。

私も暗中模索で、どうしてあげたらよいのかわからないのですが、それはまた、ベテランの先輩がたくさんいるので話してみたり、出来る事を探そうと思います。
関わる時間を長くする事、思い出を聞く事、家族がしてきた事をそうだったのかと知る事は、良いケアをする事に繋がると思います。
それが出来ることは、強みになると思います。

私は転職する前は、忙しくてベッドサイドにいられないとか、業務でいっぱいいっぱいでおろそかにしてしまった時があったので、もしも最後の最後にその場に居られたなら、苦しい時でしょうが、手をさすってあげるだけでも、そばにいるだけでも、それが本人や家族への私の思いとして伝えられるかと思います。キャラじゃなくても、家族には演技だ、振りだと思われても構わないと思っています。私はそうしてあげたいという気持ちで、そうすると思うので。

何人かの恩師から言われた「心に寄り添う看護」という言葉を忘れず、私は助けになれるような方法を悩んでみます。
大した事はお伝えできませんが、看取りとコミュニケーションに悩んだと言うことは、
そこに悩む理由があったからだと思います。
それは決して、自分は冷たい人間だとか、人間味が無いわけではなく、
そういう事を悩める人間味を持っているからで、とても人間らしい事だと思います。

自分の体験談や考えなので、きっと余計な事を、と思う部分もあると思います。
何かきっかけかに役立つかどうかわかりませんが、そういう考え方もありかも、程度に聞き流して貰えたらと思います。雑文、乱文で失礼しました。
お邪魔しました。


No.2
<2011年06月19日 受信>
件名:がん患者さんへの寄り添い方
投稿者:ママ1号

私自身すい臓がんで父をなくしました。父ががんだとわかったのは私が高校生のときです。その3年後に他界(私が20歳の時)しました。

現在看護師5年目になりますが、がんターミナルきのかたが多くいる病棟で働いています。
最ある患者Aさんは高校生の子どもさんには自分が病気のことは伝えていないようで、化学療法、放射線治療のあいまに外泊をしたり、出来る限り、外来で治療をしています。
私は父が病気になって、後の余命を宣告されたとき、思いでつくりにと、旅行に行ったりしました。
でも、Aさんは治療中で少しでもがんがなおって ほしいという思いから子どもさんに告知できないのでしょうか?自分が家計を支えないといけないという理由もあるとは思いますが…

よくわからない文章ですが、このAさんとの接し方がうまくできません。

副作用で食事などもほとんど摂れていないのですが、大丈夫です、変わりないですしか言われないのです…

 
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