看護師お悩み相談室

スポンサード リンク
相談を新規投稿する

翼状針での採血手順

<2011年05月04日 受信>
件名:翼状針での採血手順
投稿者:のりお

新人看護師です。先輩方の翼状針での採血を何度か見学させていただいたのですが、手順でまよっています。
①針を穿刺した後、逆血を確認した後、翼状針ルートの接続部にシリンジを装着し血液をぬくのか、
②事前に翼状針ルートの接続部にシリンジを装着準備し、針を穿刺して、血液をぬくのか
・・・です。
血液を抜くためのシリンジを装着するタイミングが人によってそれぞれです。なぜでしょう。。。

あと、翼状針での輸液も、針先まで輸液をみたして穿刺される方と、針先まで輸液をみたさないで穿刺される方がいます。これも一体なぜそうされるのでしょう。

上記2点について、できれば理由等をつけての説明をお願いできないでしょうか。自分なりに本などで調べますが、なかなかのっていません。あと、先輩もすぐ怒鳴りちらされたりするので、恐くて聞けません・・・お願いします。

スポンサード リンク

No.1
<2011年05月04日 受信>
件名:採血手順について
投稿者:ニレ

のりおさん、こんにちは。

採血は、真空採血管で行っているのだと仮定してお話します。

真空採血管は、管にあなを開けてしまうと、採血管の陰圧が
解除されてしまいます。
つまり、試験管の中の陰圧によって血液を試験管の中にいれるのです。

②の場合はシリンジのなかに採血管が入っていても、針が刺さっていない状況であると考えられます。採血管は逆血があった時点で、もう一度、さらにぐっとシリンジの中で押されていませんか?先輩の手技をよくみてください。

①でも②でも、採血前に試験管を陰圧に保っている状態であるということは
同じだと思います。
だからどちらでもいいとおもいます。

ただ、新人さんの場合、手技が未熟で血管内にちゃんと針が入らないケースもありますよね。一度患者さんに刺したあとに、失敗したからといって、翼状針を患者さんのからだから抜いてしまうと、翼状針の穴を通じて、採血管の陰圧が解除されてしまいます。ですので、失敗した場合、採決管を取り換えなければならりません。
①の方法のほうが、採血管を真空に保つという意味では
失敗が少ないのではと思います。

また、一番お勧めな方法は、採血管をシリンジの中に入れておくが、
すこし中で浮かしておいて、逆血がみられたら採血管をしっかり針に差し込むくという方法です。針入部を固定しながら採血管をとるということも最初のうちは手間をとるとおもいます。この方法だと落ち着いて採血ができると思います。

点滴の翼状針にどこまで輸液を満たすかについてですが、
針先まで満たすが正解です。
先端まで満たさない先輩がいるということですね。
その真意はわかりかねますが、おそらくは、輸液の液が一滴垂れて、
周囲を汚すのが嫌なのかもしれません。

本来なら、針先まで満たすのが正解ですが、もし、針先に入っていた空気が血管内に入ったとしても、ごく微量です。その量は、人体に影響のない量であると考えられているので、それを踏まえたうえで先輩はそうされているのかもしれません。
この場合の真意は、その先輩にきかなければわからないとおもいます。


No.2
<2011年05月04日 受信>
件名:ん?
投稿者:あみ

『①針を穿刺した後、逆血を確認した後、翼状針ルートの接続部にシリンジを装着し血液をぬくのか、
②事前に翼状針ルートの接続部にシリンジを装着準備し、針を穿刺して、血液をぬくのか』

 私は②です。①では接続部が不潔っぽくないですか?不潔になりやすいと思います。シリンジをつけたままでも逆血は確認できますし、高齢者の場合少し吸引しての確認も出来ます。

 『あと、翼状針での輸液も、針先まで輸液をみたして穿刺される方と、針先まで輸液をみたさないで穿刺される』

 私は前者です。
 後者では故意に空気を入れてることになりませんか? 
 ただし抗がん剤みたいに皮膚・皮下に壊死を起こすような薬剤は前者が正解なのかもしれません。逆血確認で空気を抜く?(すみません・・・抗がん剤以外にも同様の副作用がある薬剤があるかもですが^^;)
 実際私は抗がん剤自体翼状針を使いませんし、私が知っている抗がん剤は、抗がん剤前に他のステロイドや制吐剤が入るので・・・(抗がん剤でも私自身一部しか扱っていないので詳細は・・・・です)


No.3
<2011年05月04日 受信>
件名:無題
投稿者:ひろりん

②が正解です。①でしている看護師みたことありません。何でそうしているか自分も教えて欲しいぐらいです。
②の方が清潔ですし。

輸液はルート内に満たしておくことが基本です。どの看護技術の本にも書いてあると思いますが・・・。満たさない看護師見たことないなぁ
・空気の混入を防ぐため
・事前に満たしておくことで作業にかかる時間の短縮
・空気が少しでも入ったら、命にかかわると思っている患者さんへの不安緩和

どのくらい入ったら危険か、何故、少しぐらい入ってもn.p.なのかも本によってはきちんと書いてあります。病院によっては根拠などもホームページで公開してるとこあります。

あんま怖がってると、喰われちゃいますよ(笑)


No.4
<2011年05月05日 受信>
件名:うーん?
投稿者:14年目看護師ですが

14年目看護師ですが・・ Q(1)①針を穿刺した後、逆血を確認した後、翼状針ルートの接続部にシリンジを装着し血液をぬくのか ②事前に翼状針ルートの接続部にシリンジを装着準備し、針を穿刺して、血液をぬくのか? → A②でしょうね・・。だってシリンジ付けていなかったら十分に逆血があるか引いて確認出来ませんし、駆血しているのですから勢いある血管の方だったらシリンジ付ける前にあふれ出ちゃいますよ(汗)?


Q(2)血液を抜くためのシリンジを装着するタイミングが人によってそれぞれです。なぜでしょう。。あと、翼状針での輸液も、針先まで輸液をみたして穿刺される方と、針先まで輸液をみたさないで穿刺される方がいます。これも一体なぜそうされるのでしょう? → A完璧自己流またはまねっ子で、根拠なんてないのでしょう。昔新人だった頃先輩がそうしていたからそうした。あなたのように「なぜ?」と探究心を持つこともなくきてしまったので根拠なんてその人達にはないんだと思いますよ。 突っ込まれて不機嫌・忙しぶる(笑)とこからして、説明が出来ないから逃げてんな(笑)って感じに思います。どこにでもいますね。そういう人。うちの年寄り師長がそうでした。根拠がないものを押し通そうとする・・。突っ込むとキレる。陰口言う。いい歳して中2かお前は。(ため息) ・・話が反れてすみません。あと、針先まで薬液を満たさないのはもし血管に入ってなかったときに薬液が血管外にもれることを防ぐ為? それとも抜針して翼状針を替えるとき翼状針のチューブ内に残る薬液があったら勿体無いから?? でもどちらも逆血を十分確かめればそんなことしなくていいわけですから・・やっぱり謎ですね(汗) エア(空気)なんてチューブ内の僅かな量が入ったからといって空気塞栓なんかになったりはしませんけど・・そんなこと知らない患者さんの中には異様に気にされる方もいますしね・・ そういう方に突っ込まれたらその先輩方はなんて根拠付けを説明するんでしょうね・・?見ものです(笑)  ちなみにわたしは針先〜1cmくらい薬液は満たしません。針先まで満たしてしまうといざ打つとき針先を下に向けた際パスカルの原理で薬液に圧がかかり針穴から薬液がジワッと出てきてしまい針先が確認し辛いからです。そうなると穿刺失敗しやすいからです。薬液を少しだけ針先より退いておいた方がやりやすいですよ。

なんにしても新人の疑問にそれが例え小さなことであったとしても真摯に応えようとしない・聞き辛い環境を作っている先輩方は感心しませんね。 勉強、してないのかな・・?だから質問させないように威張ったり怒鳴ったりして境界線を作っているのかな・・? そんな印象を受けました。 そんな中ではストレスもと思いますが、そういう先輩のようにならないよう探究心を忘れずこれからも頑張っていきましょうね!


No.5
<2011年05月05日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

私は2です。

針とシリンジは開封して、すぐに接続。
そして採血します。
針だけ刺して、逆血確認できても
シリンジつないでいるうちに
凝固したりする可能性もありますし
清潔操作という部分でも
1をやってる友人や先輩をみたことは
有りません。

これが翼針でなく
普通の22G針なら?
針だけ刺して、シリンジ接続しますか?


No.6
<2011年05月05日 受信>
件名:皆さん、あたたかいご指導ありがとうございました。
投稿者:のりお

今回の質問に答えてくださった先輩方。本当にありがとうございました!!みなさんのように、詳しく教えていただける先輩に恵まれた職場で新卒期を過ごせたらよかったのですが・・・(汗)。
皆さんが今回答えていた内容は私の考えや理論が同じだったので、自分は間違っていなかったんだという、ホッとした思いと、まだまだ勉強するぞという意欲につながったように思います。勇気を有り難うございます((笑)
確かに、ひろさんの「喰われちゃいますよ」と書かれてましたが、毎日喰われない様に息を殺しながら仕事をしているようなものです・・・。胃潰瘍予防に生薬の胃薬を毎日飲んでいます。
はぁ・・・、みなさんのような先輩がいらっしゃる職場で働きたい・・・。どうしても分からない疑問というものは、新人のためか、毎日泉のように湧いてでます・・・。でも、探究心は捨てたくないので、もし、今後、自分で解決できない疑問が出来たとき、また、こちらを利用させていただきます。これからもよろしくお願い致します!!

 
スポンサード リンク
関連ワード
 

相談を新規投稿する
スポンサード リンク

サイト内検索

検索

看護師お悩み相談室HOME