看護師お悩み相談室

スポンサード リンク
相談を新規投稿する

患者さんの抑制について

<2011年04月27日 受信>
件名:患者さんの抑制について
投稿者:匿名

ほとんど愚痴です。

最近、療養型病院に復職しました。
Mチューブを触る仕草をされていた患者さんがいて、ミトンをつけて抑制するよう受け持ちNsより言われました。
その場にいたスタッフも、万が一抜いて誤嚥性肺炎になってはいけないからミトンは仕方ないねって言いました。
私は以前、抑制の一切ない同様の病院で働いていました。
ずっと入っているのが気になるから、チューブを触るのは当たり前だと思います。
今の病院は、ずっとMチューブを入れたままです。
患者さんの行動を抑制し、それが患者さんの苦痛になっていることがとてもツライです。
抑制するぐらいならチューブをいっそ抜いて、使用するときに入れる・抜くをした方がどんなに辛くないかと思います…(実際、以前の職場がそうでした)
今日まで患者さんに、ミトンをしたことは一度もありませんでした。
嫌だ嫌だと手をバタつかせ泣きそうな顔をしていた患者さんに、私はミトンをしました。
思い出しても涙が出ます…。

もっと重大なカテーテルで、患者さんの命もに危険が及ぶかもしれない、だから仕方ない…そんな現場もあることは承知で書きました。
でも本当に辛かった…。
患者さんを一番に考えて看護をするって難しい。
この先、違う患者さんにもミトンをしないといけない時は来るのに大丈夫かな…。
郷に入っては郷に従えですが、胸が一杯です…。

スポンサード リンク

No.1
<2011年04月27日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

身体拘束は本当に難しい問題だと感じます。

意外に病院によって異なりますよね。

しかし、法に触れる問題だから実施に対しては、適切に判断されないといけませんよね。

Mチューブ…。
急性期病院の時は入れっぱなし。ミトン、拘束。

リハ病棟の時は抜き差し。抑制なし。
入りにくい場合は入れっぱなし。

患者の意識レベル、スタッフの忙しさ、人員の問題も絡みましたね。


思うのが、患者のゴールは何処なのか…。
それによって、対応はかわりますよね。

時に、スタッフの独りよがりと感じる時も。


リハ病棟の例として、高次脳機能障害で情動障害があり、じっとしていられず徘徊しまくり。しかし、事故の後遺症で歩行が不安定で転倒リスクあり。
本当に数秒たりとも目がはなせません。更に夜間不眠。
あり得ない位の完全にマンツーマン対応でした。
数十人の患者が入院しているのに、夜勤でも一人つきっきりですよ!
要は一人のために、他の患者の対応を疎かにしてしまうのです。
ひどい時には、その患者に対応している為に、他の患者で転倒リスクある人が転倒…。
また、他の患者の対応時に一緒に連れて回り…。他の患者のプライバシーもあったもんじゃありません。


ほんの数秒目を離した隙に転倒を繰り返す状態。もし骨折していたら…。

こんな、リスクを背負ってまでリハ病棟だから身体拘束をしない、なんてスタッフが疲弊してしまいます。
って感じもありました。


身体拘束に関しては、1人で悩むと苦しくなるので、しっかりチームカンファレンスや、家族とのコミュニケーションを多く持って、負担を分散し軽減をはかれるようにした方がよいと思います。


ちなみに、精神科勤務していたことがあります。
精神科領域では、精神保険福祉法と更に厳格に管理された状態で身体拘束を行っています。

確かに、身体拘束は辛いものですが、患者の命あってのものです。
事故を起こしてからでは遅いってこともありますから。
リスクマネジメントって重要と感じますね。

頑張って下さい!


No.2
<2011年04月27日 受信>
件名:無題
投稿者:ひろりん

病院によってですよねぇ・・・コストの問題もあるから
食事の直前から終了後までと限定するとこもあれば、24時間365日抑制のとこもあるし

Mチュー数ヶ月以上入れている患者さんはFaがPEG増設に了解してくれればOKでも、拒否るFa意外と多いからね
抑制ってことはデメンツや重度の見当識障害あるからするわけだし

PEGだと抜去予防で腹帯付ければリスクはないからね。


病院によってはMチューブで何ヶ月も経管栄養いってる患者の場合、FaにPEG増設をムンテラ→それが嫌なら強制ENTをほのめかして了解もとるけど。


No.3
<2011年04月27日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

私はMチューブを毎回入れ直される方が嫌です。
研修で入れられた事、入れっぱなしの状態を体験しましたがどっちがきついかって言えば入れられる時の苦痛が強かったです。
嘔吐反射に咳嗽反射、中々入ら泣ければ鼻腔が傷ついて出血…
確かに留置されっぱなしは違和感があるし「慣れ」なんて程遠いですが…
自己抜去のリスクを考えれば拘束は仕方ないと思います。


No.4
<2011年07月16日 受信>
件名:抑制について
投稿者:帰国子女

看護師から離職し、5年ぶりに復帰。再就職先は田舎の病院です。
イレウスの患者さんでデニスチューブ挿入・なぜか?ベッド上安静。不穏があると言うことで、両手をベッドに抑制されております。御想像されるように入院後イレウスの状態は改善されるところか悪化しています。抑制が苦痛で「外して。あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」と一日中うなっております。皆さんどう思いますか?私も以前の職場では抑制は最小限でということで、私も抑制に関して抵抗があります。

患者さんの安全のためには止むを得ない場合がありますが、指示を出された先生・そのままの同僚たち。再就職して間がないためか、他のことも含めて現在の職場に関して不信感で一杯です。

他の病院から来ていると気がつくことがあるんですよね・・・ずっと同じ病院にいると気がつかないことが。でしゃばると嫌がられるので、意見を言えずに日々無性にやり切れません。匿名さんの気持ち十分に理解できます。


No.5
<2011年07月16日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

急性期病棟勤務です…必要時、抑制してます…
出来るだけ抑制しない時間作るようにしています。呼吸器、体外ペーシング、オペ患…
抑制しないで患者さんの安全守れない事あります。爪でCVルートちぎっていた人も居ました、尿バルーン自己抜去も。
考えるだけでも、闇です2交代夜勤、地獄です。


No.6
<2011年07月17日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

私も基本的に抑制はしたくないとの考えで、私の働いている病棟も同様の考えです。

抑制がさらに興奮を誘発して、事故につながる場合もありますし。

Mチューブは私も抜き差しされる苦痛を考えたら入れっぱなしの方が良いと考えるので、食事を注入する時だけ抑制し、他は抜かれても誤嚥のリスクは低いし、まぁしょうがない…と考え抑制していません。

しかしこれは、別の話になりますが、ここ最近立て続けに3件くらい術後の自己抜管が続いてしまいました。このままでは、院内の事故委員から管理能力を問われ、挿管患者は全員抑制…なんてことになりかねないと危惧しています。

抑制…心が傷みますが、患者さんの安全を優先したらやむを得ないのでしょうか。


No.7
<2011年12月03日 受信>
件名:無題
投稿者:みちぇ

難しい問題ですが、適切にアセスメントして使用することだと思います
ただ、想定外はやはり起こってしまいます

先日も抑制を解除方向にもっていっていたPtがいままで触りもしなかったSDの
チューブをちぎってしまいました
結果として脊椎内に残存してしまい、除去が難しくOpeで脊椎を一度開けて除去
するとこととなってしまいました

上肢抑制だけではなくミトンも併用していればなんどもOpeしたり切開することも
なかったです。感染と侵襲で高熱もでてしまいました

脳外科亜急性期と整形の混合病棟ですので、夜間は不穏やトイレの対応が多く
抑制なしでは毎晩インシデントがでてしまいます。そのぶん日中はなるべく
解除するようにしています。あとは離床センサーとかですね

その病棟や患者層でアセスメントしていくことが重要だと思います
抑制によるリスクと予測されるなにかが起きた時のリスクのどちらがPtに不利益が
あるかですよね


No.8
<2014年04月01日 受信>
件名:無題
投稿者:あ

たしかに難しいことですよね。
あまり抑制はしたくないですが、Mチューブを毎回抜くのにも抵抗があります。
抜いている間は楽でも毎回Mチューブを挿入するときは患者さんはとても辛いと思いますし、自分の場合に抑制しないかわりに毎回挿入となると、きっと嫌だと思います。
ほんとに難しいですよね。
ただ、抑制が結果患者さんのためであることも多いですしね


No.9
<2014年04月19日 受信>
件名:無題
投稿者:そら

Mチューブと抑制に関しては、看護師ならだれでも疑問を持ちますよね。
自分ならどうでしょう。
わたしは、急性期なら仕方がないこともありますが、慢性期に食事の代わりに入れっぱなしになる人生は送りたくないです。
口から物が食べれなくなったら人生終わり、というのも考え方のひとつとしてあってよいと思います。
しかし、自分ではなく家族なら。。。状況は変わりますね。
点滴も経管栄養もしない、口から食べれる分だけ食べる、水分を摂る、好きなお酒も飲む。そして最期の時を過ごす。
病院ではそのような対応は難しいことが多いですが、我が国もそのような方向に向かうと思います。私はご家族とそのような対話をするようしています。


No.10
<2014年04月20日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

Mチューブを毎回抜き差しも結構なストレスと不快感だと思うのですが・・・
かといって抑制を肯定するわけでもないです。
私なら、毎回の抜き差しの方が痛いし苦しいし下手な人は出血させるしで嫌ですね。

病院によっては医師だけしか挿入できず、挿入後は必ずレントゲンを撮ってきちんと入っているかどうか確認をするとマニュアルで決められているところもあります。あと療養の場合はコストの問題もあると思います。

前の病院がしていたから・・・はちょっと違うんじゃないかなと思います。
そこではみなさん特に問題もなくスッといれさせていただけたのでしょうか?
私は入れられるのが嫌で暴れまくる、泣き叫ぶ人を見てきました。定期交換時も大暴れで4人がかりでと大変です。入りにくくて透視化じゃないと入らない人とかもいます。
こういう方たちを見ると毎回の抜き差しはかなりの苦痛が伴っているので可哀想に思います。経管するならPEG造ってくれたらと思うのですが、だいたい家族が拒否のケースが多いです。先生も詳しく現状を話してくれるのですがなかなか。。こういう方たちの場合は医師指示で「抜けたら交換。抜けなかったら交換しなくていい。定期交換必要なし。」と指示が出たりもします。定期交換でも抜いたり入れたりしている時の表情を見ると辛い事させてごめんねと思います。

リスクと相手の思いを知った上で私たちはどっちがいいのかアセスメントして勧めていくと思いますが、結局は患者・家族がどう思っているのかによると思います。
患者や家族が毎回抜き差しがいいというのなら、リスクを含めて担当医に説明してもらった方がいいかと。(後で問題になった時の予防線を張っておく)で、記録に残しておく。
抜き差しは・・・って感じだけども自抜のリスクがあるのなら、注入中だけするのか、一日中しておかないといけない人なのかアセスメントして、担当医から同意書もらうついでに説明してもらう。
抑制って難しい問題ですが、しないことで後で患者や家族が苦痛や不安などをもってしまったり、後々私たちに危害が及んだりする場合もあります。医療者側の思いだけであれは悪い。これは良いではなく、患者・家族の思いも含めた上で総合的にみて相手が不利益にならいこと。次に何かあった際に自分を守ることも考えなくてはいけないのではないかと思います。


No.11
<2014年05月21日 受信>
件名:友人の父親が亡くなる前に
投稿者:潤

私の友人で恩人でもある方の父親が亡くなる前、一番親に対して親身だった友人以外の子どもの名前すら思い出せない状態になられていて、生きるために大切なチューブを外そうとするのでミトンをつけられていました。
不快感のあるチューブを外そうとする様子を見て
命がかかってるとは言え、もうすぐ亡くなる友人の父親を見て可哀想に思いました。
不快感があっても自分でどうにも出来ない状態というのは、結構辛いものです。軽い拷問と言っても良いくらい、本人にとっては辛い場合もあります。

医療従事者や医療施設としては、そのミトンを付ける事が、病院を守る為ではなく、患者を医療施設として守るのが目的の行為なら、辛くても家族に対する十分な説明と同意を得て行うならば、患者を守る為と割り切って行うしかありません

医療施設としては、国が定めた法律に基づいて、患者の人権を尊重し、法に従って医療行為を行う必要があります。

人間としては、安楽死をさせてあげたいと思う辛い現実に向き合う時もあると思います。
しかし、その辛い仕事を結局誰かがやらなければ医療現場は活動停止してしまいます。

中には、感情に蓋をして、患者に起こる出来事に対して、無感情になって、淡々と自分に課せられた仕事を執行する人も居ます。
しかし、看護学校でも習ったとは思いますが、医療従事者は、患者の心にも寄り添うのが本来あるべき看護師の姿です。
心が優しい人、純粋な人ほど、心が傷つきやすく、だからこそ現実から逃げたくなる弱さも比較的多い傾向にあると思います。
しかし、ロボットのような強さではなく、患者と同じような弱さを抱えたまま、乗り越えて、愛によって強くなる人こそが、医療従事者の鑑だと思います。

しかし、医療従事者も人間です。心のバランスを保つのが難しい情況で、支えになる同僚、上司、組織体質が無いならば、自分が潰れると感じるならば、励みになる色々な本や体験談や話を聞く努力もしながらも、間に合わずに潰れそうならば、潰れる前に、別の環境に移る事も視野に入れるのもありかと思います。

患者の痛み、苦しみを理解する心は、医療従事者としては宝です。
宝を保持しながら、ミトンつけっぱなしで放置ではなく、出来る限りの対応策も上司と相談して考えながら、ご自身も強くなっていかれるのが最善だと思います。
辛いかもしれませんが、患者にとって、患者の辛さを理解出来る看護師は大切な存在です。

 
スポンサード リンク
関連ワード
 

相談を新規投稿する
スポンサード リンク

サイト内検索

検索

看護師お悩み相談室HOME