看護師お悩み相談室

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辞めようか迷っています…

<2011年02月10日 受信>
件名:辞めようか迷っています…
投稿者:Kana

私は看護師4年目の26歳で、去年の秋まで大学病院の小児科(NICU3年・小児病棟1年)で働いていました。…が、勤務外の仕事(委員会・集まり・行事・勉強会などなど。しかも無給)があまりにも多く、休みの日もたいていは病棟に行ったりで全く休めていない状況が続き、ついに体を壊してしまいました。すぐ治まりはするのですが、突然の激しいめまいや気が遠くなる感じがあり、かかった病院ではストレスによるメニエール病ではと診断されました。

2か月ほど休職し、復帰について考えた時に、やはり自分の体を大切にしたいと思って夜勤のない外来勤務を希望したのですが、病院としてはそれはできないと言われたので、退職せざるをえなくなり退職しました。
師長さんは「病棟に復帰したらしばらくは日勤だけでいいよ」と言ってくれてはいたのですが、本当に人手不足で、新人でもないのに日勤だけさせてもらって他のスタッフがその分苦労することを考えると申し訳なく思いましたし、正直日勤だけさせてもらっても、勤務外の仕事が多ければ意味がないとも思っていました。

退職した後は体のことを考え血液センターに就職し献血の仕事に就いたのですが、夜勤がなく、給料もまずまずだし勤務的にはすごく楽で、スタッフも皆さん気さくで親切に教えて下さるし、職場環境としてはとてもいいのですが、やりがいを感じられないのです。
仕事の主たるものはやはり採血業務(それも献血という特殊な分野で)で、それ以外の看護技術はほとんど出る幕がありませんし、看護師としてこのままでいいのかと不安になってしまいます。注射作成、保清、サクション、挿管などのたくさんの技術がやれてこそ、看護師だという気がしてならないのです。 
また、大学病院の仕事とは、時間の流れも忙しさも業務もあまりに違いすぎて・・・。

新しい職場では、働いて1ヶ月くらいで、慣れない仕事とストレスからまた病気が悪化し今は休職させてもらっています。でももうすぐ試用期間の3カ月が終わってしまうので、どうしようかと悩んでいます。


大学を辞めてしまいましたが、なんであの時無理してでも病棟に復帰しなかったんだろう・・・と今は後悔しています。
仕事していた時は、あまりの忙しさや勤務外労働の不満のことばかり考えていてずっと辞めたい辞めたいと思っていたし、それこそ日々の忙しさに忙殺されてやりがいなんて感じられていませんでした。
でも、辞めてみると、たくさんの治療や看護、技術を学ぶことができていた大学病院での仕事はすごく充実していたんだなあと痛感する毎日です。
体のことを考えると今の職場がベストと思うのですが、看護師として成長したいという思いもあり・・・。

あと、私は既婚ですが不妊治療を受けていて、今の自分の中の優先順位としては仕事より子供を授かることが大事・・・。今の職場なら、夜勤もないし、もし妊娠・出産してもその後も働きやすい。本当は大学に再就職して看護師としての自分を成長させたいけれど、もし大学に再就職してもすぐに妊娠してしまったら職場に迷惑をかけるし、いつ授かるかもわからないし、もしかしたら一生授からないかもしれない。それなら、看護師としての自分を充実させているほうがいいのではないか・・・。と考えずっと堂々巡りしています。

長文すみませんでした。
同じような境遇の方や、過去にこういう経験をしたことがある方、不妊治療経験のある方など、意見を頂ければ幸いです。

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No.1
<2011年02月10日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

やりがいをとるか、安定をとるかですよ。

転職経験あります。主さんが働いていたタイプの病院に3か所、暇な病院に2か所。
前者、主さんの前職のタイプ、はそんな感じです。時間外に委員会や研究や勉強会ありました。仕事自体も超勤多い。でも、仕事に面白さがありました。先端医療がそして新しい看護がありました。またみんな熱心でした。
後者は、残業もそうなく、前者より早く帰れます。委員会・勉強会なし。そもそも、職員にあまりやる気がない。仕事は生活の為という考えが重心にある。なのでやりがいがないというか、みんなのやる気がない。看護師だけでなく医者もそう。看護も医療も昭和初期のやり方を固持していたりする。でも、精神的に追い込まれる事はないんです。多分、みんながそこまで熱心でないからだと思います。

両方を満たせる職場を見つけられるといいですね。自分は見つけられず、今は後者の病院にいます。でも、旧体制のやり方が逆に自分のメンタルによくないので、別の意味でメンタルに悪い前者の病院に転職しようと思っています。

ただ、妊娠も視野に入れているそうですね。自分の経験だと、前者タイプの病院ではよく流産したという話を聞きました。なので、妊娠するのにいい環境とは思えないんです。また、口で言わなくとも、雰囲気がああいう所は妊婦や病気持ちに優しくない。欠勤やフルで労働出来ない人に、文句をいう環境にないですか?自分の経験ではそうなので、やっぱりそういうことも頭に入れておいた方がいいと思います。


No.2
<2011年02月11日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

難しい問題と思います。

私は、ある出来事をきっかけに職場を4年間位で6ヵ所変わりました。
元々の気質が現状に満足できず、あれこれやりたいタイプだったんで、何処に行っても不平不満を抱いていました。
不満を抱いて辞めたはずなのに、不思議と新しい所に勤めると前の職場の良い所ばかりが目立ち、新しい職場に不満を抱くようになっていました。
なんなんでしょう…。
無い物ねだり?

また、ゆったりした病院に不満で全く経験のない科や急性期で勉強だと思い職場を変えましたが…一人前に仕事もこなせていなかったにも関わらず、不満…。

逆に体調面を考えて楽な所に勤めると、楽すぎて不満…。
感じたのが、自分って何?他罰的な自分。

どこの職場でも文句を言わず、黙々と働く人もいます。
凄いです。

自己洞察?自己理解?
自己一致?

なんと言えばよいでしょうか。
自分の弱さを自覚し、体に無理が生じない職場環境が一番ですよ。


現状では、何処で働いても自分の感情コントロール次第なのかなあと…。

あとは勉強して上の立場を獲得して働きやすくやりがいのある組織、システム作りでしょうね!


的を得ていないかもしれませんがお許し下さい。


身体が資本ですから、身体には無理をしないようにしてください。


No.3
<2011年02月12日 受信>
件名:看護師と看護
投稿者:ママン

「看護師」は単なる国家資格の名称にすぎない。そう思っています。
「看護師」の仕事?って何?看護技術個々の患者さんに合わせてできてるの?
あなたの「看護」って何でしたっけ?
もしかして看護師だけど看護ができていないのではないですか?

厳しいと思った?

だって私、吸引サクションや点滴確保、体位交換、食事介助、洗髪あと何かしら学校で習った看護技術、いま基本もの何もやってなーい!(いや今すぐ納得のいく上記の看護技術が提供できない。)
でも、もの言わない患者さんの命毎日毎日十数年預かっています。
私は看護を十分に提供できたであろうか。毎日自分自身を振り返ります。
今日足りなかった看護は明日の患者さんには提供できるように。
患者さんだけではなく、スタッフ、医師、レントゲン技師、その日関わったすべての人に看護が提供できただろうか。

あなたはどう?
もう一度自分の「看護」と向き合って見てください。

時間のかかる不妊治療は本当に辛いものです。
自分だけでは到底精神の安定は図れません。
周りの方々の看護があって継続できることです。
私も経験して心がなけるほどよくわかりますよ。
不妊治療の効果的な方法にはリラックスがもっとも大事!リラックス!リラックス!
自分の一番気持ちのいいことしたらいいのよ!!

ちなみに経済的に余裕があるのなら、通信教育でキャリアアップなんてどう?


No.4
<2011年02月21日 受信>
件名:ありがとうございます
投稿者:Kana

皆様、暖かいレスどうもありがとうございます!
すごく考えさせられる意見ばかりで、看護師として自分はどうあるべきか、看護ってなんだろう…と最近は思いを巡らせています。

大学に勤めていたころは、忙しさに忙殺されて(言いわけかもしれませんが)やりがいなんて感じられていなかったし、それこそ入職してからというもの「自分にとっての看護ってなんだろう」なんて考えたことがありませんでした。情けない…

最低限インシデントにだけはならないように、患者さんに安全を提供できるように・・・そればっかり考えていたような気がします。毎日時間に追われ、目まぐるしく回る日常の中で、この人に今何が必要なんだろうかということを、立ち止まって考えることができていませんでした。個別性のある看護もまったく出来ていなかったんですね。ママンさんのレスを見てはっとしました。私は「看護師」なだけで、「看護」はできていなかったんだと…。

看護はもっともっと深い…。私はたった4年の経験のみで、ほんの上澄みだけをちょっと舐めていただけなのかもしれないと思います。
大学にいたって、今の職場にいたって、どこにだって「看護」を必要としている人がいる・・・。私は看護技術にだけ目をとらわれていて、「看護」に必要なそれよりも大切な
「何か」を学ぶのを忘れていたんだなと。。その技術ができる、それだけの自分に酔っていただけなんだなと。。

せっかく縁あって今の職場で働かせて頂けることになったし、休職中もとても良くしてくださっているので、今の職場でもう少し頑張ってみようと思います。
大学と違って、注射を作ったりサクションしたり・・・ということはなくて、端的にいえば看護技術は採血しかしていないけれど、よく考えて見れば、患者さんと同じでドナーさんもいろんな人がいます。性別も体重も、血管の太さも走行も、精神的なものはもちろん、ものの考え方や性格も・・・。通り一片の「採血」だけがあるのではないんですよね。
「なにかをしたい」という善意でセンターまで足を運んでくださって、病気でもないのに2回も針を刺して(事前検査と本採血)痛い思いをして血液を提供して下さる、感謝の気持ちはもちろん、痛かったけど楽しかった。良い気持ちだった。また来てもいいかな・・・そう思ってもらえるように頑張ってみようと思います。もちろんまだ入職して間もないので、採血の技術をもっともっと上げなければいけませんが・・・。

気づかせてくださったママンさん、匿名のお二方本当にどうもありがとうございました!
「看護師」としてもっともっと精進していけるように頑張ろうと思います。


No.5
<2011年02月21日 受信>
件名:具合はどうですか?
投稿者:ゆう

  Kanaさんのなかで答えが見えてきたようで、よかったなと思います。

  私は、体調を崩す前は献血が好きでよくセンターに行ってました。献血中に具合が悪くなってしまったことがあるんですが、看護師の方がすごく優しく看護してくださいました。具合が悪くなり迷惑をかけてしまいましたが、看護師の方の対応に安心して、また行きたいと思いましたね。

  献血センターは病院などとは違った特殊な環境かもしれませんが、看護師さんに癒しを求めて通ってくる方もいると思います。(私の様に・・・)献血される方が安心できるような看護を、Kanaさんが提供してくれることを期待しています。

  お身体大切に。応援してます。

 
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