前立腺肥大のある男性患者にカテーテルを入れた時に多量に出血してしまいました。一緒に入っていた先輩に何がいけなかったのか聞きましたが「前立腺があったんだし気をつける事はないかなー。仕方ないよ。」と言われ自分でも調べたりしたんですがいまいち何がいけなくてこれから何に気をつけたらいいか分かりませんでした。三日後に別の看護師がトライした時は出血なく留置出来たのでやはり私の手技不足だったんだなあと患者さんにも申し訳なく思っています。
何かアドバイス頂けたらと思い投稿しました。
宜しくお願いします。
以前の職場では私も前立腺患者のカテーテルでも入れていました。運良く?このような出血の経験はないですが、十分あり得ることですね。今思うと怖いです。
手技はとにかく陰茎をまっすぐ上に引っぱりあげること(結構思いきり引っ張ります)…これしか思いつきません。抵抗を感じたときは無理しないで、本当は医師に入れてもらうのがいいと思うのですが無理でしょうか。(そうはわかっていても先輩が入れてたら言いにくいですよね…)
前立腺肥大にはチーマンカテーテルなどありますよ
バルーンカテーテルを挿入して尿流出が確認できない時、膀胱に達しているか確認する方法として、生食20cc入れて引いて確認すると教わったのでやってみたのですが、入れた生食が引けませんでした。結局いれなおしてもらったのですが、どういう状況だったのでしょうか。
抵抗や痛みがあれば無理に入れず主治医報告して泌尿器科ドクターに入れてもらうのがいいと思います。ただ泌尿器がないと困りますね…
声かけとか、どうだったのでしょう。
排尿のメカニズムを学び直してみては?
緊張や不安から尿道括約筋が収縮してたとか。
投稿主さん、ほかのコメントの方々は女性なのでしょうか?
泌尿器科のない病院で、もともと挿入困難のある患者さんの留置カテ入れ換えが出来なくなり救急搬送となったケースを聞いてます。(直接は事態を知らないので詳細は割愛させて下さい)
またカテ先が中で折れ曲がっていたというケースも知ってます。
病院によっては泌尿器科でない医師が局麻ゼリーをシリンジで押し入れ挿入するのを見たことがありますが、それ以上は泌尿器科でチーマンカテーテルをお願いするようになると思います。
看護師の出来る手技には限りがあります。
主さんのケースでは、出血してもカテーテル挿入出来たことで開通したため3日後の時はスムーズに挿入出来ただけではないでしょうか。
ただ
尿の流出がないから、と生食等注入するのは原因がわからないので安易に行うのはリスキーだと思います。私なら少し時間を置いても尿流出がなければシリンジで引いてみる。これで全く引けなかったりもう少し時間置いても流出がなければ入れ換えを考えます。
初めに書いたケース等を見聞きしてからは、前立腺肥大や挿入困難歴を確認して(以前より)慎重に挿入するようになりましたので参考にならなかったらすみません。
これ、本文は11年前の2010年のご投稿ですよね。
No.3さんがそのコメント欄に新しいご質問を投稿なさったのでちょっとかみ合わなくなってしまっているような。
No.3さんの入れた生食が引けないというのは、すごく単純にバルーンに穴があいていたということはないですか。挿入前に確認はされましたか。また強い陰圧をかけるとインフレーションファネルが閉塞して引けない場合もあります。
それから、尿流出を確認せずにバルーンを膨らませたことで尿道損傷を引き起こした事故はかなり報告されていますので危険だと思いますよ。医療事故情報収集等事業第31回報告書および第47回報告書に個別テーマとして取り上げられかなり参考になる情報が載っていますのでぜひご確認ください。
また生理食塩水はバルーン内に結晶を生成することがあるので蒸留水を入れるのがスタンダードになっていますし、製品の添付文書にもそのように記載があると思います。
技術は古い看護師さんの口伝えだけで学習するのではなく、新しい情報も積極的に学ばれてください。
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看護師お悩み相談室