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悪寒時の冷罨法について

<2010年11月12日 受信>
件名:悪寒時の冷罨法について
投稿者:匿名

基本的なことをお聞きしますが、教えてください。熱発した患者さんが39.0℃台まで熱が上昇し、悪寒で震えがみられたため、身体の保温と同時に氷枕で頭部のクーリングを行おうとしたところ、同僚に頭部クーリングは必要ないと言われました。「悪寒があるのに頭部クーリングはしないのが普通」と。

頭部の血管が収縮することで炎症による脳の組織の損傷を防ぐのと、患者の苦痛の軽減のために、頭部クーリングするものだと思ってましたので、熱が上昇している時に身体の保温はしても頭部に何もしないことに違和感を感じてしまいました。皆さんならどうしますか?

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No.1
<2010年11月13日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

自分が今まで悪寒がするほどの高熱の経験がなかったならわからないかもしれませんね。
経験から言いますと、自分で止められないほどの振るえがある時はどんなに布団を被せても何を着ても、どうしようもないほどの寒気でたまらず、振るえが止まらないのです。
体が震えて熱を上げようと頑張ってるときには氷は入りません。寒くて仕方ないのに冷たいものを当てるほうが苦痛です。それより湯たんぽを持ってきて布団の中に入れてあげるほうがいいです。

熱が上がりきったら振戦も止まり布団を剥ぎたくなるほど熱くなります。その時にクーリングを施行なさってください。
ちなみに頭部のクーリングについては解熱作用は不明であんまり重要ではなく「体感的に気持ちが良いから」くらいの理由しかないと聞いたことがあります。
熱をちゃんと下げてあげたければ頸部やソケイ部、腋窩部などの動脈が走ってる部分にタオルでくるんだ保冷材なども一緒に当ててあげて下さい。


No.2
<2010年11月13日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

悪寒のときは保温のみが一番だと思います

他の方がおっしゃるように悪寒はかなり震えます。真冬の北海道にいるような感じだったという方もいました。

寒くて寒くて仕方ないときに頭を冷やすことが気持ちいいことでしょうか?稀にそういう患者さんもいるかもしれませんが、たいていは寒いときはただ全身を温めて欲しいと感じますよね?

発熱で体が熱いと訴えられる場合は保温は不要でクーリングすべきですが、悪寒があるのに保温しながらクーリングもしてしまっては保温してる意味・効果が薄れてしまう気がします。

悪寒について一度詳しく調べてみましょう。


No.3
<2010年11月13日 受信>
件名:教えてください
投稿者:匿名

>頭部の血管が収縮することで炎症による脳の組織の損傷を防ぐ…

私の勉強不足ならごめんなさい。臨床であまりこういう意識で頭部クーリングをしたことがないので、エビデンスやメカニズム等、教えていただけたらうれしいです。


No.4
<2010年11月14日 受信>
件名:自分に置き換えて
投稿者:ゆき

もし自分が高熱を出して、激しい悪寒がきている時に頭を冷やされたらどうでしょうか?私も40℃の熱が出て悪寒が来ていた時には、ただただ毛布や布団を重ねて湯たんぽ入れて丸まってました。その経験があるから病棟で悪寒のある患者さんにはまず保温します。

患者さんにとっての安楽を考えたら、やはりクーリングは悪寒が落ち着いてからの方がいいのかな、と思います。ただ、患者さんによっては冷やした方が気持ちいいという方もいると思うのでわかる人なら聞いてみてもいいんじゃないでしょうか。


No.5
<2010年11月14日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

悪寒戦慄はまだ熱が上がりきる前です。熱が上がれば必ず消失しますので、おさまってから今度は冷やします。


No.6
<2010年11月15日 受信>
件名:経験した
投稿者:はじめての悪寒

新型インフルエンザで38度近く熱発して、はじめて悪寒を経験しました。異常に寒くてしんどかったです。熱はあがるのがわかっていたので、自分で頭やら脇やら首やらクーリングしたら、ますます悪寒がひどくなってしまいました。結局39度になってやっと悪寒が治まった経験があります。


No.7
<2010年11月17日 受信>
件名:しませんよ。
投稿者:匿名

きっと悪寒でブルブルふるえちゃうくらいの高熱をご自身が出されたことがないの
ですね。

高熱で悪寒がきている時に頭部クーリングはしません。(もちろんソケイなどもですが)

同僚の意見が正解ですよ。

あなたがしようとしたことは、例えば

真冬に外で寒くてぶるぶる震えている気の毒な人に、氷水をぶっかける

ようなことです。患者さんには苦痛でしかありません。

体幹は燃えるように熱いのに、手足が冷たいときは悪寒の真っ最中で熱が上がりきってません。こんな時冷やしても拷問も同然です。

熱が上がりきると(だいたい手足も温まってきます)今度は暑くなるので、
その時に冷やしてあげてください。


No.8
<2013年02月02日 受信>
件名:相談に対する答えにはなっていませんが・・・
投稿者:匿名

私も投稿者さんと同じような体験をしました。
それまで私はクーリングは『解熱』を図ることが目的で行っている援助だと誤った解釈をしていた為です。
しかし同じような状況で同様の指摘を受け、そこで初めて冷罨法は『苦痛緩和』が目的であるということを知りました。


No.9
<2015年07月11日 受信>
件名:肺炎憎悪期のクーリング
投稿者:桃

背枕って知っていますか?
私は30年脳外科でやってきたおばさんす。
日進月歩とはよく言ったもので、勉強しているつもりでも、思い込みや進化していてビックリすることがよくあります。
最近、脳外科の病院になぜか内科の患者さんが増えてきました。
高齢化に伴う患者層の変化

肺炎で、ゾシンをかけ3心肥大もあり大物1本
禁食、カヌラ2リットルでpco2 94バーセント前後
本日入院で熱は38℃代
末梢の冷感はあるけど、体熱感が強く布団をとってる。入院してからずっと氷枕と背枕のみ。
私はリーダー、受け持ちは30代。

肺炎急性期の背枕は肺胞の働きが低下して、ガス交換が悪くなるから良くないという、昔、病態生理で習ったような、本人に聞きながら、頸部、鼠径部、膝下部、脇窩、とクーリング、かなぁと思うのですが、
脳外科のように、体温調節の中枢がやられていなければ、クーリングって安楽のためですよね?

 
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