初めまして
当院は療養病床を有しており、透析をしている方が半数以上占めています。
教科書的なDM末期の方も多かったりします。
シャントも何度も手術していたり、Wルーメンが詰まることもあります。
私はPTなので、上記の方の運動療法をしておりますが、前々から疑問がありました。(質問が場違いであったらすみません)
稀に両側にシャントを有する方がいます。
シャントでの血圧測定は禁忌ですが、両上肢にシャントがある場合、上肢で血圧測定は禁忌となります。
とある文献では、麻酔下での下肢での血圧測定は上肢と相関しているとの報告がありますが、これは臥位の場合です。
しかし運動療法や離床する場合は臥位だけではなく、端座位でも血圧測定する必要があります。
上肢でならマンシェットを心臓の高さに設定はできますが、下肢の場合は難しいです。
この場合、どうしたら端座位で上肢と同様に血圧測定ができると思いますか?
お忙しい中申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
透析室の看護師です。
両上肢にシャントがある、とのことですが
現在使用中のシャントはどちら側ですか?
両上肢をシャントとして同時に使用することはないので
使用していない方の上肢で血圧測定はできますよ。
透析患者さんの多くは長くなればなるほどシャントは両方にありますね…。
医師に確認し、現在使用していない側のシャント側の腕で血圧を測定すれば良いと思います。
私が透析室勤務の時はそうしていました。
両下腿はDM合併症で切断、両腕はシャントがあり。
左に最初作ったが潰れたため、右に作り、現在は右を透析時に利用している、という方のケースです。
(看護師が医師がいくら指導しても聞く耳持たず贅沢な食生活を続けてこうなりました。家族は全員、100キロ近い体重の持ち主です。子どもでも小学生でも60キロ以上。そういうおうちなので食事指導がうまくいかなかったのです…)
おそらく、両側の腕にシャントがあっても、どっちも毎週利用しているって事は少ないと思います。多分、潰れたから新しく作ったんだと思います。
両手ともに大きなシャント特有のこぶみたいなのが出来ている方には下肢に自動血圧計を巻いて30分おき設定で測定する事もありましたが、誤差も大きく厳密に測れない事が多かったです。患者さんも無意識に足を動かしますし…。
まして、運動療法のため、という目的がありますので医師に指示さえもらって話を通しておかれれば問題はないかと思うのですがいかがでしょうか?
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看護師お悩み相談室