看護師お悩み相談室

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看護観って何でしょうか?

<2010年07月28日 受信>
件名:看護観って何でしょうか?
投稿者:りぃ

そんなこと自分で考えなさいって怒られてしまうかもしれませんが、
看護観って何なんでしょうか?

新卒3ヶ月でリアリティショック→うつ・不眠→休職・復職で、
逃げるように転職した私にはほとんど臨床経験はないですし
どう自分の考えを整理したら良いか分かりません。
転職したのは透析なので、自分の看護観を持つことはとても大切なことだと思いますが
看護観のレポート、看護観の講義・・・あなたの看護観は?と聞かれてもどう答えたら良いか分かりません。
とんちんかんなこと言いそうで恥ずかしい・・・というのもありますし。

病棟の新卒の時以上に丁寧に、看護観から勉強させてもらえるのは有難いことだなと思ってるんですが、
一方で透析の手順やらを覚えるのに手一杯で、どんな看護をしたいっていうか
とりあえず透析操作の手順がきちんと安全にできるようになりたいっていうだけです。

透析に限らず、ご自身の看護観ってみなさんどんな風に整理されてますか?
漠然としたテーマですみません。
でも、それだけにどう整理したら良いのか本当に分からなくて・・・

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No.1
<2010年07月28日 受信>
件名:無題
投稿者:ひよ

私は2年目になります。
前部署で適応障害→休職→異動でなんとか日勤だけやってます。
正直、看護師になった理由も「医療系で自分の学力の範囲内」という安易な理由。
仕事してから思うのは、生きても死んでも人生の節目に立ってるから、その場で本人や家族が「これでよかった」と思ってもらえたらいいなぁ…と考えてます。
実際は業務こなすだけでいっぱいいっぱいですけどね。


No.2
<2010年07月29日 受信>
件名:看護観とは、看護に対しての自分の考え方ととらえています。
投稿者:えみ

患者さんを前にして、自分は何を大切に看護師としての働きかけをするのか。
看護のどういうところを重要と考えるのかということだと思います。

看護師になろうと思ったきっかけや、
実習でかかわって印象に残っている事例や、
看護の仕事で一生懸命取り組んだときのことを振り返ると、
自分が何を大切に考えているのかが見えてくるのではないでしょうか。

私の場合は新人のときの事で、
神経内科に配属され、脳梗塞の患者さんを受け持ち、
障害をもった患者さまが社会復帰を目標として頑張っている事例がありました。

少しずつリハビリを進め回復していく患者さまを
看護師として支援していたときに、
自分のことが自分でできるようになることに
患者さまがどれだけ喜びを感じるのかを知りました。
自分もまたそのことに喜びを感じ、
セルフケア能力をたかめる支援していくことが自分の看護として大切なことなんだと考えました。
そして、患者さまを自立へ向けることのできる声かけやかかわり方ができる
看護師になりたいと思いました。

いろいろな人の看護理論が書かれている文献がありますね。
その中から自分が一番共感できる考え方を探してみるのも一方法だと思いますよ。


No.3
<2010年07月29日 受信>
件名:無題
投稿者:おばさん

40才のおばさんナースです。
私の看護観というか看護師になった理由が、「病気になってしまった時こそ皆を笑顔にさせたい」と思ったからです。
患者は病気で何かしら不自由になると「助け」のサインを出す。それを素早く見つけ、さりげなく介助する事で苦痛の緩和が出来たら良いなぁと思って仕事をしています。

りぃさんは今、透析看護をされているそうですね。頑固な患者さんがいますか?穿刺が上手い看護師さんにしてもらうと患者は精神的に少し楽になるそうです(祖母から聞いた実話)。透析は難しいけど頑張って下さいね。


No.4
<2010年07月29日 受信>
件名:看護観
投稿者:小夏

看護観というほど立派なものは持ってないかもしれません。

病棟の時は、出来たらどんな患者さんでも家に帰ってくつろいでもらえる状態になったらいいなあと念じながら仕事しています。病院が最後の記憶なんてさびしいじゃないですか。病院の天井の味気ないこと。結構埃も目立つし、たまにどんな綺麗な病院でも小さな蜘蛛が巣張ってたりするし。

透析の時は、ここでの透析時間中に私のせいで嫌な思いをさせないように頑張ろうと思って働いていました。医療者から見たらささいな事でも嫌な事って多いんですよ。
例えば、終了時に自分のタオルに血が一滴こぼれたとかね。
他の看護師ならそんなことないのに、あの看護師の時だけこぼす!とか。
あの看護師は太り過ぎてて足音がどすどすうるさいとかね。
何十年も付き合う事になるので積み重ねがすっごく患者さんのストレスになるんです。
だから、なるべく、快適に過ごしてもらえないか、考えました。

まあ、考えても中2日で10キロ近くも増やしてくるような人には快適な透析って不可能ですけどね…。
引いても全部引けないし…。
その人はね、暑かったから…アイスクリームの1000mlパックを1人で2個食べたんですって。

なんでもいいんじゃないでしょうか。

まずは、自分がお金をいただいている立場で、どんなサービスが提供できるかなーって考えてみられてはいかがでしょうか。ミスなくプライミングできて開始終了出来るようになって患者さんの命を守るっていうのも立派な看護観だと私は思いますよ。


No.5
<2010年07月30日 受信>
件名:デイの看護観
投稿者:だんごちゃん

看護観という言葉は学生以来です。自分の看護観といえば今デイにいる私にとって御利用者様を同じ状態で御家族の元へお返しする事でしょうか。傷ひとつ作ることなく同じ状態でお変わりなく御自宅へお送りする、簡単なようで難しくもあると私は思います。介護さんは御利用者様のことをお客様であると思っているため、ご自分で出来ることもやってあげてしまうんですが、それは私は違うと思います。リハビリの為にご自分でしてもらう、デイは寝に来るところではないので離床は時間通りに行うなど細かいようですが自分なりの看護観を持ち日々孤軍奮闘しています。口うるさいので恐らく嫌がられていると思いますが自分は看護なんだから仕方ない、そういうお役目だと言い聞かせて仕事をがんばっていますよ。それと仕事は予定した休み以外は休まないよう急な欠勤はしない、仕事はきっちりとやるようにするなど信用される人間になるよう努力しています。


No.6
<2010年07月30日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

リアリティショックがある前、看護のイメージや自分がなりたい看護師像のようなものがあったと思うのですがどうでしょう。
透析操作を安全にしたい理由は?それが命を守るということですよね。それに関わろうとしているんですよね。どうして?
そんな視点から何か浮かんできませんか?


No.7
<2010年07月30日 受信>
件名:ありがとうございます!
投稿者:りぃ

たくさん書き込みを頂いて驚いています!ありがとうございます!!

おひとつおひとつじっくり読ませていただきました。
私は格好いいことや堅いことを書こうとし過ぎだったのかなと思います。
足音のように医療者側にとっては些細なことや、
来院された時と同じく無事にご帰宅いただく・・・という一見当たり前なこと、
そういうことを私も大事にしたいです。
ひよっことは言え、医療者の端くれとして患者さんにとってマイナスであってはならないですよね。
私は患者さんにとってプラスになれる技術は未だないので、せめてマイナスにならないよう頑張りたいです。


あとは、ひよさんの意見と似てるかもしれませんが、患者さんの『納得』を大切にしたいなと思います。
患者さんに説明して、分かっていただいた上で看護させてもらうという学生生活から
入職したのは意識が朦朧とした急性期の方や、見当識障害でコミュニケーションが難しい患者さま、身体抑制が不可欠な病棟でした。
安全のためにやむを得ないことだし、自分自身が忙しさについていけなかったのが一番の原因だけれど、
そういうのもリアリティショックの一因だったのかもしれないなと思います。

透析クリニックはクリアな方々ですし、病棟と違って24時間医療者が管理している生活ではないので、ご本人の理解と納得が得られないと難しいと思います。
(1リットルアイス2パックは極端ですが・・・すごい!!)
それから1〜2日おきで長い期間お付き合いすることになりますし、良好な関係を築いて、少しでも良い状態を保てるように患者さまと協力し合えるようになりたいと思います。


独特な方が多いと言われる透析ですが、今のところ皆さんとても好意的に新人の私を見守って下さいます。
いろいろと先輩Ns’以上に指導して下さる患者さまがいたり、私が操作の準備に行くだけで「もしかして新人の練習台にされるのか?!」と思ったらしく、顔を強張らせる患者さま・・・いろんな方いらっしゃいますが、拒否はされてません。
(ちなみにそれ以降、自分は穿刺ではなく操作をさせてもらうこと、先輩がフォローについてくれるので安心なことを伝えて、患者さんのストレス軽減には努めています。)
むしろ見学の段階から『見てても分かんないでしょ。刺していいよ』と言って下さったり。
患者さんに育ててもらっている感も強いので、
患者さんと一緒に成長できる看護師でありたいなというのも、透析に来て思います。

まだ、もにゃ〜っとしていますが、格好付けずに素直に看護を考えていきたいです。
ひよさん、えみさん、おばさんさん、小夏さん、だんごちゃんさん、匿名さん
親身なアドバイス本当にありがとうございました。


No.8
<2011年08月27日 受信>
件名:当方の看護観
投稿者:ZERO

看護観とは、どこを向いて仕事をするかを決めるための非常に大切な価値観だと思います。同じ人でも臨床経験の長短や内容などにより、流動的に変化していく可能性もあると感じます。よって、学生には学生の、新人には新人の、中堅には中堅の、ベテランにはベテランの看護観があって良いのだと思います。看護観とは家を作るための基礎部分のようなものだと思います。基礎次第で小さな家しか建てることができなかったり、大きく高い家やビルなどを建てることもできます。

最初に書いたように、看護観とは看護をする上で、患者さんに何を伝えるのかにつながってきます。私は臨床経験20年以上になり、救急病棟、整形外科、内科全般、精神科、ターミナル、老人保健施設、修学旅行や登山、イベントなどの付添いや医療班、訪問看護、訪問入浴、デイサービス、デイケアなど看護師として大抵の経験をしてきました。

看護師の仕事は自己満足になりがちです。
看護計画通りに患者の看護に携わる。しかし、そもそも看護計画って本当に患者のための計画なのでしょうか?巷に多い看護計画は目に見える計画ばかりです。「○○が達成できる」この○○が、インシュリン注射の自己注射ができるとか、Ope後合併症を起こさないだったりとか、このような内容のものが多いと思います。なんというか、親切の押し売りが多いですよね。

苦しい食事療法を強要し、血糖値がいくら下がったとか。好きなものも食べられずに、血糖値が10、20下がる事が本当に幸せなのでしょうか?
もちろん、それで心底喜ぶ患者もいるでしょうが、みんながみんなそうとは限りません。中には本当に好きな食べ物が食べられないことは死にも等しいと感じる人だっているのです。にもかかわわらず、血糖値がいくつだから、それをいくつまで下げるという目標を設定して苦しい食事療法や運動療法を強要する。少しでも食べ過ぎて血糖値が上昇すると目を三角にして怒るナースもいます。このナースは本当に患者の事を心配しているのでしょうか?本当に患者の幸せを考えてのことなのでしょうか?中には、自分の受け持ち患者の経過が良くないことをプレッシャーに感じて、患者のためでなく、自分のために怒ったり、指導する看護師も存在します。人の幸せは血糖値が下がることだけではないのです。血糖値が現状キープでもいいから、好きな食べ物を適度に食べたい、それで幸せなんだって感じる人もいるのです。いくら身体が健康になっても、心が不健康になってしまっては、真の健康とは言えないと思うからです。

人の幸せとは心が豊かになることだと思います。看護とは真の健康のための援助=人が幸せになる=心が豊かになるための援助ではないでしょうか。

つまり、看護とは病気を治すための援助ではなく、病気を治す過程やその結果で、その人の心が豊かになり、充足することではないでしょうか。理想は「私はこの病気になって良かった!」とさえ思えることだと思います。


患者さんの心が豊かになるためのお手伝いこそが看護だと思います。これが20年以上の臨床経験と各場面で学んだ結果出た当方の看護観です。


No.9
<2011年08月27日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

他の人のコメントを読んでないので重複若しくは不適切発言であればすみませんm(__)m

「あなたの看護観は?」って、古い思考なんじゃないですかね〜。
看護するにあたり、1人1人看護観が違って患者の捉え方や対応が異なると、一貫性のない関わりになって、患者に迷惑かけるだけでしょうからね。
看護は押し付けじゃないし、患者自身の価値観、人生観を尊重し自立に向けたサポートができりゃ良いのではなでしょうか。
勿論、患者だから何でもありではなく、患者には患者役割の理解が前提です。その患者役割の教育も看護師には必要でしょうがね。

あとは、仕事をするうえで、看護に人生を捧げている人もいれば、生活の為の人もいます。それはそれでよいと思う。看護師になるにあたり、様々な背景があるわけで。
要は、チームで情報の共有ができ共通認識のもと、統一した看護が提供できて、患者に不利益が生じないよう、また組織の妨げにならなければオッケーでしょ。
まあ、結局、価値観なんて言葉は、看護をビジネスとして捉えていない時代の名残の用語なんじゃいでしょうかね。


No.10
<2012年12月20日 受信>
件名:看護観
投稿者:翠蘭

私は、看護学校の4年生です。
毎年毎年、看護観のレポートの課題ありますが、毎年何書いていいのか迷います。
今年は、看護観に看護理論家の理論を入れて書きなさいと言われ、奮闘中です。
私は現在、トラベルビーの「人間対人間の看護」の理論を読み、まとめ始めています。
とりあえずいろんな理論家の本を読んでみて、なんとなく今の自分の理想の看護師像ってこんな感じかなと思えるものをまとめるのがいいのかなぁとか考えています。


よくわからないコメントすみません


No.11
<2013年02月17日 受信>
件名:看護観・・・
投稿者:もみじ

16年目の看護師です。

看護観は何か、
どこに行ってもついてまわりますよね。
求められるからには、何か答えないといけないのも現実じゃないかなと思います。

わたしもいまだによくわからないところもありますが、
「看護をするうえで何を大切にしているか」だと思います。

学生のころはもちろん、看護師になってもわかりませんでした。
でもそのうち、わかるようになります。
そして、わからないようになり、違う考えが芽生え・・・という形で
形成されていくものではないかと思います。

わたしは、どんな場面でも、
そこで自分がどう感じたか、を大切にしています。

今は、今の自分の想いでいいと思います。


No.12
<2013年03月18日 受信>
件名:看護観って、なに?
投稿者:まっさん

かれこれ、30年この仕事してます。今になっ
て、私の看護観って、なに?って、思います。
何だかよくわかんないけど、働かなくちゃだし
最近、転職したけど、何だか馴染めない。患者
さんのために自分の出来ることは、ほんとにす
くないですね。どうしたらいいか、ほんとに
それで良いのか、迷うばかりです。(T-T)
これでいいってことは、全くないからどう折り合いを
つけるか、患者さんも、看護者、患者さんの家族
も、納得出来る結果を導き出すプロセスの、中に自分の
看護観のヒントがあるかも、って、思います。
その場面場面で違っていいと思うし、看護者も、
いつも迷って考えていることがいいんじやないか
と思います。
何だかとりとめなくってごめんなさい。少しでも
あなたが楽になれば、いいな、と思います。


No.13
<2015年01月28日 受信>
件名:病院の面接で聞かれました
投稿者:匿名

正直看護観ってなんでしょうかね?
看護師免許を取って23年が過ぎ看護職を離れ5年が経ちました。
再就職(1日4時間のパートですが)でこの前面接受けました。
聞かれることって自分の短所、長所、看護観は?
懐かしい言葉。今も昔も面接で聞くことって変わらないな~ってのが印象です。
正直聞かれてもうまく伝えられませんでした。
逆に看護部長の看護観って?聞いてみたいです。さぞいい答えが返ってくるのかしら?

 
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