最近、全く勉強不足を痛感しています。
検査データーを見てもすぐにはピンとこないし、急変時の対応も出来ないし、情報収集も不足しています。
解剖生理や病理も分かっていない部分が多々あります・・・。今日、先輩に「信用出来ない」と言われました。学生みたいに1から解剖生理、病理から勉強し直したいです。だけど、仕事で疲れてなかなか続かず・・・。情けないです。
東○アカデミーみたいな予備校に行ってやり直したい気分です。
現役看護師が勉強しなおせる学校みたいな所ってあるのでしょうか?私みたいな方いますか?
どうやって、乗り越えましたか?
現役看護師が勉強しなおせる学校みたいな所、私は知りません。ごめんなさい
ただ、言える事は一つ。色々な事に不安を感じると思いますが、どれか一つにまずは絞って勉強する。自分の科に関係するものか、興味のあるものか、知っておいた方が良いことのどれかに絞る。
絞ったら簡単で見やすい本を一冊買ってそれだけで勉強。1ヶ月ごとに変える。
一種類看護雑誌を定期購読する。
をお勧めします。
心電図 心筋梗塞・狭心症 救急 脳血管障害 バイタルサインについて
呼吸器について など
解剖 検査データ 電解質については上記の中から関係するものをその都度つぶしていく
上の方の回答に賛成です。
臨床では学生のように広く・浅い勉強方法よりも、自分の科に特化した知識の習得が必要です。
ですから、今更学生のように解剖の教科書を1から勉強するなんてのは効率が悪いです。
自分に一番足りない部分を集中的に勉強していく。ある程度理解できたら、次というように勉強していくのが確実だと思います。
あとは、外部の勉強会・セミナーに参加するのも手です。
急変時の対応ならまず、BLSの講習を受ける。既にうけているならACLSを受ける。など。
あとは、気が合う先輩や同期などはどのように勉強しているか聞いて自分に合った方法を見付けていってください。
私が新人時代にやっていた勉強方法は
・看護雑誌の講読(自分の専門分野のものと一般的なもの)
・人工呼吸器の本を1冊購入して(先輩に勧めてもらったもの)、勤務帰りに喫茶店で
コーヒーを飲みながら1項目ずつ読む(Q&A方式になっているものだったので1項目
もそんなに多くない分量)
家に帰っても他の課題もあったり、疲れてなかなか読めなかったので、毎日少しずつ
目を通しました
・勤務中に疑問に思ったことをメモしておいて、まずは自宅に帰って調べる
(新人だったので些細なことばかりですよ。下剤の使い分けとかバルンカテーテル
の尿漏れの場合の一般的な対応とか、TPNを末梢から投与できない理由とか)
調べてみてもよくわからないことはここまで調べてもわからなかったと質問する
私の場合はプリがべったりついている指導方法だったので、嫌がられずにどんどん
相談に乗ってもらえました
特に一人の患者さんで徹底的にデータも病態も、使っている薬品も振り返っていくと
わかりやすいかも知れません
今でもふとした時に新人の頃に出会った患者さんを思い出すこともあります
勉強の仕方は人によって向き不向きがあり、一概には言えませんが、私はNO.3さんのように、一人の患者さんについて徹底的に調べたり、勤務中の疑問をきちんと調べたり人に聞くのが良いと思います。
私自身は、勤務前に、前回の自分のアセスメントと対応が正しかったかどうか考えながら情報収集していました。予測した状態と違うことも多く、そんな時は医師カルテを参考に原因を探ったり、一番勉強していた頃は、研修医用のイヤーブックを○万円出費して買って勉強していました。これは最高に面白かったです(向き不向きがありますよ)。
急変や死亡した患者さんのカルテは必ず後で開いて、何が起こって、どのような処置をして、どのように状態が変化して行ったのか。急変の兆候は何だったのか振り返っていました。
でもこれは、
「気胸の人にトロッカーを入れて脱気しても、トロッカーカテーテルを抜いた穴からまた空気が入ったら、肺がしぼんじゃうんじゃないの?」
・・・なんていう素朴な(間抜けな)疑問を持ったり、
「インシュリンを高カロリー輸液に混入しても、糖は分解されないの?」
・・・なんていう、恩師に言ったら卒業取り消しになるような疑問を持ったり、
そんな馬鹿な自分をどうにかしたい一心で勉強しました。
・・・で、どうにかなるもんで、一時期は教育担当もしておりました。
学生時代の同級生には「一体何を教えているのか、怖い」と言われました。
先日、某分野の専門看護師さんとお話をしていて、主さんと同じく
「看護学校が公開講義をしていたら聞きに行きたい。基本的な知識を勉強し直したい。今勉強したらすごく身につくと思う。」
・・・ということで意見が一致しました。
専門看護師さんもそのように思っているのです。
「無知の知」ってやつですかね。
私とは違うレベルで話しているとは思いますけどね。
勉強すればわかる。
わかれば面白くなる。
もっと勉強したくなる。
この好循環に入ることを祈っております。
昔ある先輩に、役立つ本があったら、教えてくださいと話したら、
経験を積むしかない、と言われました。
あと、慣れてきた2年目に看護協会でやっている、研修やセミナーに積極的に
でるようにしました。上司にほめられました。
臨床は本には載ってないことがたくさんあるので、働きながら学ぶのが
一番ですね。
解剖生理や看護に関する科目が放送大学の放送で視聴できます。見るだけなら無料です。
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