昨年度から、私の勤務先の病院では
新人看護師は1年弱、院内の様々な部署を
ローテーションで経験していく研修制度となりました。
私が就職した当初は最初から配属先は決定されており、
プリセプターシップを受けてきましたが、
最近の病院ではローテーション制度をとっている所がほとんどなんでしょうか。
また、新人さんにとってはこのローテーションシステムのほうが
働きやすいのでしょうか。
指導側としては、新人さんがどんどん入れ替わってしまうため
来る日も来る日も指導・指導で以前の2倍・3倍の業務量をこなしているように感じてしまい
いまひとつモチベーションが持てず燃えつきそうです。
新人さんの成長に目を向けて、温かく接していきたいと思いつつ
忙しくなってくるとどうしても放置に近い状態となり、自己嫌悪に陥ってしまいます。
病院の方針なので、何ともすることはできないのですが
研修をする側・受ける側の意見を知りたいと思い投稿させて頂きました。
率直なご意見をよろしくお願いします。
実習生がきたと思って対応しています。戦力にはなりません。が、放置は良くないのでどこにでも連れて歩いてください(笑)。基礎看護と職場の特殊性に沿ったチェックリストを作って、どのローテにも同じように見学と実施をさせるといいですよ。来年からやっと新卒として入るための1年間のゆとり教育です。看護をもっと好きになるためだけの1年です。病院はそんな彼女達にも給料を払います。協力してあげましょう。
No.1さん
ご回答ありがとうございました。
「看護をもっと好きになってもらう」と思う事、すごくいいですね。
自分に余裕がなければ、とりあえず見学かできる範囲で手伝ってもらって、
後で説明してフォローする等して放置にならないようにしたいと思います。
日本看護協会のHPに新人看護職員臨床実践能力向上推進事業について記載があります。
なぜ、こんな研修看護師制度が行われるに至ったのか?
その予算、法律上の位置づけは?などなど書いてます。
一度読んでみてください。
臨床には多大なる負担がのしかかる制度で、指導者になる中堅ナースのことなど何もサポートはありません。
私は新人看護師実践能力推進事業の指導者研修を受講していますが、
本当に日本の看護界はこんな体制でいいのか?
と疑問に思っています。
ジンベイザメさん
ご回答ありがとうございました。
研修制度について少しだけ読んでみましたが、また後ほどじっくり読んでみようと思います。
実際、他部署の先輩からも
指導者側へのフォローがなく、負担が増えており
新人自体の離職率は低下してはいるが、中堅層の離職は増えているように思うと意見があり
(中堅層の離職率が実際どれほどなのか発表されていないのでわかりませんが)
確かにこの研修制度への疑問を感じざるを得ません。
ただ、この研修制度自体を病院としては継続する方針なので
不満があっても従っているといった感じがします。
現場の負担が増えないのであれば、こういった研修制度も良いと思えるのですがなかなか…。
新人さんにとっては働きやすいと感じる制度なのでしょうか。そうでなければ、悲しすぎますが。
なかなか理想通りにはいかないものですね。
私はローテーションをしていただいている側です。
私は今の病棟がローテーション2番目です。今の病棟に変わるときは1番目の病棟にやっと慣れた時なので,正直移動したくありませんでした。
そして,移動しても初めの一週間は放置状態で病棟のマニュアルばかり読んでいたのを覚えています。
先輩方もすごぃ負担を感じているとすごぃ思いますが…
ローテーションをしていただく私もローテーション先での人間関係を1から築いていかなければいけなく,仕事内容を覚えなければいけなくストレスは大きいのです。
それに…
愚痴を言わせていただくと,希望した科を一つも回らせていただけないの痛いです。
なので,ローテーション反対派です☆
はっち☆さん
研修を受けられた方からのご意見が聞いてみたいと思っていました。
ありがとうございました。
慣れたと思ったら新しい場所へローテートというのは
業務的にも、人間関係的にも
私たちが思っているよりも大変そうですね。
明確に希望の部署がある場合にはなおさらですね。
実際に研修を受けているローテーターさんから率直な意見を伺う場がなかったので
参考になりました。
研修期間が終わったら、自分が働きたいと思った部署へ配属されるといいですね!
私はこの制度とは無関係な個人病院で働いています。過去振り返って新人の頃を思い出しても、こんなにみっちり「指導」ということに時間をかけてもらった覚えがありません。プリセプター制度さえなかったので。
怒られながら勉強する、見て盗むが当たり前だった時代?職場環境?でしたので、知識の中には間違って覚えていたものや、ずっと後になってから「そういうことだったのか」と知ることも少なからずです。
ですので、今の教育制度がうらやましく思います。新人さんは大変でしょうが、いい経験になるはずです。指導側もまた大変ですよね。自分の担当を持ちながらだと尚さら。
でも昨年度から始まったばかりということなので、今後、最初の新人さんたちが2年目、3年目になっていって成長している姿を見れる頃、やっと?喜びも味わえるんじゃないでしょうか。
教育という視点ではちょっと外部に近い者からの感想です。
No.7さん
ご意見ありがとうございました。
プリセプターシップで育った私からすると、
一番相談しやすい相手がいないのは辛そうですね。
おっしゃるとおり、新人さんもずーっと新人さんなのではなく、
経験年数が増すにつれて、頼れる存在になりますね。
自分が年をとっていくたびに、「若い人たちも成長してるんだなあ」って
思う時が増えてきました。
忙しいとつい「自分がやったほうが早いのに」って思ってしまいますが、
長い目で見れば、フレッシュさんに少しでも多く経験してもらったほうがお互いのためですもんね。
緊急時ではないのなら、そうやって先の事まで見通せる余裕を持って対応したいと思います。
私が勤めている病院もローテーションをとっています。
そして、各部署ごとにプリセプターはいます。
最初は、放置で何すればよいか分からない。
きつい言葉・指導。理想と現実のギャップに悩みました。
(現在進行形ですけどね…(笑))
しかし、最近になって、新人に求められているものは何かが
少しずつではありますが、見えてきました。
ローテーションをすることによって、その部署だけでなく、
他の部署の特徴も掴むことが出来ます。
急性期病棟で勤めている子・慢性期病棟で勤めている子では
同じ新人であってもそこで出来ることは限られているので、
どうしても差がでてしまいます。それを避けられること、
各病期における患者様の看護の特徴を学ぶことができるので、
良いシステムだと思います。
しかし、教える側・教わる側の余力・根気がなければ出来ないし、
大変だと今ローテーションをしてみて痛感してます。
みっきぃ★さん
ご意見ありがとうございました。
新人さんなりに日々色々な事を考えながらお仕事されているんですね。
きつい言葉はちょっとこたえますよね。
私も気をつけて指導にあたりたいと思います。
新人の頃に、急性期も慢性期も経験するのは
大変なだけではなく、価値あるものなんですよね。
私からすると、「お互い大変だなあ・・・」って後ろ向きに考えてしまいましたが、
私たちとは違う教育を受けた今のフレッシュさんが
きっと広い視野を持った、すてきな看護師に育っていかれることを大いに期待したいと思います。
ローテーション研修について雑感。
ローテーションのみならず研修制度自体にメリット、デメリットがあります。
研修を受ける側(新人Ns)にも研修をする側(病院)、研修を実際に教える現場(スタッフ)とこの3者にそれぞれメリッ・デメリットがあるので6枠程度の意見は出るかと思います。
根本的な問題として、研修を行うのは新人ではない経験者が教えるという前提があってはじめて研修は成立するのではないでしょうか?すでに意見が出ていますが、中堅が教えている→中堅の業務量が増える→中堅が辞職するというサイクルはすでにどこでも発生しているのでしょう。それが社会問題として表面化するかどうかは分かりません。が、このサイクルがどんどん進行していけば、中堅よりベテランのNsが教えることになるでしょう。そうすると今度はベテランNsで中堅の負のサイクルが起きないかと考えてしまいます。
ただでさえ看護師不足(需給バランスがおかしい可能性もありますが)と言われている昨今の現状を考えると、新人を1年間鍛えあげれば良しとするのは短絡的ではないでしょうか?看護師が如何にして辞職せず看護の力をよりよい方向にupしていけるのかを考えることも必要ではないのでしょうか?
ローテーションNsの今後に大いに期待しつつも、看護の問題を矮小化してしまうような流れには一抹の不安を覚えるのは大げさと言えるでしょうか?
いずれにせよ、ここに意見された皆様も含め、燃え尽きることのないようにしつつ
明日の看護に向かっていきたいですね。
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