看護師お悩み相談室

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出来る事があったはず。(患者様が亡くなってしまった後にいつも後悔ばかり残ります)

<2010年02月04日 受信>
件名:出来る事があったはず。(患者様が亡くなってしまった後にいつも後悔ばかり残ります)
投稿者:ジラフ

はじめまして。
新卒1年目の看護師です。
いつもみなさんの投稿やコメントを見て、前向きに頑張ろうという気持ちになり、仕事を続けることが出来ています。

実は、この前の夜勤明けで私が帰宅したあと、夜勤帯で受け持っていた患者様が亡くなられたと同期の方から聞き・・
何かもっと出来る事があったのではないかと、とてつもなく自己嫌悪に走ってしまっています・・。

朝の時点で、胸郭の動きも浅く、痰も硬く、吸引ではとても呼吸状態を改善させることは難しいと感じていました。しかし、うちの病院にはネブライザーが無く・・どうする事も出来ず、先輩に相談もしました。
先輩も気にかけてくれ、今の現状ではspO2は保てているし様子観察しようということになり、、酸素を使用せず体位の工夫等を行いました。

でも気になって気になって、申し送りまでの間患者様にいつも以上に言葉をたくさんかけ、ベッドサイドに多く足を運んだりし、朝の申し送りでも患者様の状態を送り、看護師数人で「そうだね・・あんまり良くないね・・」と話もしていました。

DNRの患者様だったのですが・・
今回のことだけではなく、やはり患者様が亡くなってしまった後にいつも後悔ばかり残ります。

私の観察力不足のせいで
迅速な対応が出来ないせいで
アセスメント能力が足りないせいで
勉強不足のせいで・・・

とにかく、私のせいで患者様が亡くなってしまったのではないか・・
と、いつも自分が嫌になり、怖くなります。

ある講師もはなしていました。
「私たち看護師の観察不足で、患者様の運命は変わってしまう。」

その通りだと思います。

けれど、正直つらいです。

完璧にこなすことは、人間だから絶対に出来ないとも思いますが・・

最近では看護師が自分に合っていないんじゃないかとも思っています。

叱咤激励、よろしくお願いします。

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No.1
<2010年02月04日 受信>
件名:無題
投稿者:はるかぜ

あなたのせいで患者様がお亡くなりになったのではないと思いますよ。
ちゃんと患者様の状態の変化に気がつき、周囲に相談すること(即ち情報源になること)ができ、
治療方針(DNR)であることも理解されているではありませんか。

そのことより気になったのは
看護師に合っていないんじゃないか、という書き込み。
・・・少し、お疲れではありませんか?

「死」は確かにつらいことですが、その重みを感じることは「今ある命」を大切に守る強さと比例すると思っています。自分を責める時間がおありなら、少し休息をとってください。
そうしたら明日も明後日も白衣を身につけて、汗びっしょりで一緒にスマイル^^
頑張りましょうよ。


No.2
<2010年02月04日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

うん、わかります。そういう気持ちがあるからいい看護師になれるんだと思います。
だって、もっと勉強するじゃないですか。もっとできることを探す努力をするじゃないですか。
それでいいんですよ。
ベテランも新人もみんな同じ思いを経験しています。

私じゃなかったら。先輩が看ていたらどんな判断をしていただろうかと、私も何度も自己嫌悪に陥りました。


こういう経験を無駄にしてはいけません。落ち込んでいるだけなら無駄になってしまいます。
どうしたら患者さんが満足できる最期が迎えられるのか…正解はないと思いますが、私たちが意識して働く事はできますよね。

私も自分を振り返る機会になりました。ありがとう。



//  20年物より


No.3
<2010年02月05日 受信>
件名:10年以上看護師やっていますが…
投稿者:おみこ

私もジラフさんと同じ思いをいつも持っていますよ。私には看護師は向いていないんじゃないかと思うところまでソックリです。皆さんがお答え下さっているように貴方の対応は正しかったと私も思いますよ。
この仕事をしていれば必ず死に遭遇します。
だけど、もっと何かできたんじゃないか。と言い出したら、きりがないのです。良い意味で踏ん切りをつけて…その時に感じた後悔を次の患者さまの看護に活かせばいいのですよ。
今の思いは決して失わず…自分の対応は正しかったと信じていくしかないのです。私の友人は脳外科医ですが…脳出血などは手術をしても機能障害が残る事も多く、やはり貴方と同じような気持ちを持つと言います。だけど、手術を選択して良かったと思わなければ治療なんてできない。と言っています。私もそう思います。
グリーフケアと言うのをご存知ですか?
遺族の心のケアの事ですが…その患者さまが病気と向き合い、思う治療を受け、苦しまずに家族に看取られて亡くなればグリーフは生まれない。と言われています。
貴方は適切な対応をされました。異変に気付き報告をした。ネブライザーの無い環境下でも体位を工夫し患者さまの苦痛を軽減させました。きっとご家族へも連絡が入ったことでしょう。
それで良いのですよ。
経験一年という事で、まだまだ、これから色々な思いをすることでしょう。後悔もするでしょう。そういう思いを重ねた分、成長していくと思います。死に対して鈍感になるのではなく、うまく区切りをつける訓練をして良い意味で気持ちを切り替えて頑張ってください。私も頑張ります。


No.4
<2010年02月05日 受信>
件名:死は難しい
投稿者:匿名

患者さんが亡くなると、言いようのない気持ちになりますよね。
自己嫌悪に陥るのも分かります。私もそうです。

私は今15年目ですが、3年目位から同じように悩みました。
死についてどう克服していけばいいのか、自分がどうあればいいのか…。
看護協会の「がん看護」という研修の学びで死に対する自分の考えを
作り始める事ができたように思います。

結局、自分が納得できるケアを行うためには、学ぶしかないです。
「死」を知ろうとすること、自分なりの見解を持たないと
「死」と対峙できる姿勢にならないと思います。
あとは、患者さんを良く知ること、関わり続ける事でしか見えてこないのではないでしょうか。

1年目っていろんな事が分からない事だらけで、自分も辛い時期ですよね。
その中でターミナルケア・看護の振り返りができているのは
ジラフさんって看護センスがあるという事だと思います。
身近な先輩に思い切って自分の気持ちを打ち明けてみてください。
意外と先輩もいろんな思いを抱えていると思いますよ。
そこで、自分の指針になりそうな考えかたを学んだり
先輩と辛い気持を共感できるようになると、辛さも少し軽くなるんじゃないでしょうか?

あと、意地悪な言い方をすると
自己嫌悪に陥る=自分ってもっとできると思っていたのに、できなかった
って事でもあるのかなと思います。
自分を知る、自分の限界を知る。
自分の限界を知り、自分を許す事も大事です。
その上で自分の足りない事を足していく学習が必要なのではないでしょうか?

自身が心身ともに健康でないと、他人に関わるのも容易ではありません。
出来ることからだけでもいいので、これからも一緒に働いていきましょう。

私はジラフさんの書き込み、とてもうれしかったです。
自分も気を引き締めて患者さんと関わっていこうと思います。


No.5
<2010年02月07日 受信>
件名:はるかぜさん
投稿者:ジラフ

コメントいただき、ありがとうございます。

『「死」の重みを感じることは「今ある命」を大切に守る強さと比例する』

はるかぜさんから頂いたこの言葉、とても深いですね。
ここのところ、確かに心にゆとりが無かったように思います。
ただただ、恐怖だけで・・患者さんに笑顔を見せられていなかったように思います。

ターミナルケアは本当に難しいですが、私自身もきちんと休息をとって、
患者さんが歩んできた人生を無駄にせずに・・患者さんの人生に貢献出来るように、今私に出来る事を感じて、行動して、汗びっしょりになりながら看護していきたいと思います。

いつも患者さんのそばに寄り添って
人それぞれの生命を看護の中でたくさん感じて
最期の時までその人を尊重した看護を精一杯出来るように頑張ります!

はるかぜさんから頂いた言葉でとても前向きな気持ちになれました。

ありがとうございました。


No.6
<2010年02月07日 受信>
件名:?2の匿名さん
投稿者:ジラフ

コメントいただき、ありがとうございます。

匿名さんの『ありがとう』という言葉で、涙が止まりませんでした。
落ち込んでばかりいたので、ものすごく心に響きました。

私は、一度落ち込むとかなり引きずるタイプで・・
経験を無駄にせず前進出来ればいいのですが、なかなか前に進めないでまた落ち込んで・・いつもこの繰り返しでした。
心の整理整頓が下手くそなのかもしれません。
匿名さんのおかげで、また新しい自分を見つけることが出来ました。
まずは心の整理整頓が出来るように、気分転換したいと思います。
それから、日々感じたこと・わからなかったことを上手く整理整頓して、向上心をもってたくさん勉強して、自分の精神力も高めていけたらいいなぁと思います。
経験を、絶対に無駄にしたくない!と、前向きになれました。
ありがとうございました!


No.7
<2010年02月08日 受信>
件名:おみこさん
投稿者:ジラフ

コメントありがとうございます。

看護師として、本当に成長したくて・・
おみこさんが言って下さったように、まだ経験1年のため、これからはこの1年間以上の壁がたくさんあると思います。
その時は、おみこさんのご友人のように、良い意味で気持ちの切り替えをすることも、プロフェッショナルなんだなぁと感じました。

グリーフケアについてですが、正直ご家族の方々にケアがきちんと出来ている自信もありません。いろいろと経験を積みながら、先輩の経験なども聞いてみるなどして学んでみたいと思います。

ありがとうございました!


No.8
<2010年02月08日 受信>
件名:?4の匿名さん
投稿者:ジラフ

コメントありがとうございます。

匿名さんからコメントを頂いてから、さっそく先輩に相談をしてみました。

表向きでは決してわからなかったのですが、私と同じ気持ちになっていた先輩もいました。その先輩は、私がトピックに書いた患者さんを看取って下さった方でした。

匿名さんのおかげで、先輩と一人の患者さんの最期を振り返ることが出来て、私の心も先輩の心も、良い意味で整理することが出来たように思います。
周りのスタッフと意見を交わすことの大切さを学べました。

また、昔から私は完璧を求めたいタイプで、自分の限界を知ることを避けてきました。けど、匿名さんが言うように自分をきちんと知っておかなければ、自分も高められないんだなぁと感じました。

思い切って書き込みして良かったです。
ありがとうございました!


No.9
<2010年02月10日 受信>
件名:無題
投稿者:NO4です

リアルな職場の先輩には意外と思ったことを聞けない事もありますよね。

コメントのお返事をきちんと把握され、アドバイスに沿った実践できるなんて
ジラフさんはすごいなと思いました。
1年目だったら十分、それ以上だと思います。

ジラフさんなりの考えがこれからの経験を通し、完成することを願ってます!

 
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