介護施設でパートで働き始めて5か月がたちました。いまだに主任に叱られてばかりいます。仕事の流れはできるようになったのですが、なにか新しいことがあるともたついてできず叱られます。「あなたはアセスメントができていないちゃんと考えて」と言われます。ここで辞めると逃げることになるから絶対に辞めたくありません。アセスメントができるようになるにはどうしたらいいでしょうか?
それは、日常の些細なことに疑問を持つことだと思います。
例えば、患者さんの血圧が変動したとします。
何で下がったのかな…もしくは上がったのかな?
熱がでて血管が開いて下がっているのだろうか…寒くて血管が締まって上がったのかな?
脱水なのかな?
汗はかいてないかな?便や尿に変化はない?
など、血圧ひとつをとっても、それを変動させる因子はたくさん思い浮かびます。その中から、あてはまらないものを消去していきます。
それが、先輩の指導にもあった考える…ということだと思います。
それが出来るようになるには、日々の考える…と言う作業の積み重ねです。もちろん勉強も必要です(血圧を例にだすと、血圧を変動させる因子が看護学校の生理学の教科書に載っています。それが疾患に限らず、すべての基本になると思います)
そして何より、たくさんの症例を看ることです。
慣れてくれば、患者さんの症状から、だいたいの察しがつくようになり、自分のとるべき行動もみえてきます。
教科書と臨床が結び付き、看護が何倍も楽しくなりますよ。
アセスメントについて疑問に思えた今をチャンスと思って、決して無理をせず、気長に頑張ってください。
偉そうに書きましたが以上は私が毎日自分に言い聞かせていることです。
私も日々成長したくてもがいて溺れそうです。一緒に頑張りましょう。
何について判断がつかないのか、ハッキリ先輩に聞いては如何ですか?
また、アセスメント能力は臨床での経験値に左右されると思います。
病棟での勤務経験が浅いのであれば、老人看護のテキストを再度復習したり、ネットを活用したり、10分早めに出勤してカルテから情報収集するなり、御自分でアセスメント能力向上のヒントを獲得してみては?
情報収集は重要ですね。そして、何故こういう状態になっているのか、どうして、と疑問をもつ癖をつけること。ハンドブックを職場に置いておいてもいいと思います。
今は場当たり的な対処しかできていないのかもしれません。私も不十分です。(反省)
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