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点滴ルート交換の方法

<2008年07月12日 受信>
件名:点滴ルート交換の方法
投稿者:カラス

点滴のルート交換時、どうしてもルートにエアが大量に入り、ペン等で巻き付けて戻そうとしても、不可能なくらいエアがルート全体に入ってきます。先輩のをみていると、ルートのクランプをとめ、液だまりに点滴をみたし、クランプを開けルート内の点滴と一緒にエアを流しています。流している点滴の量がけっこうな量です。液だまりを斜めに向けて満たせば、少しはエアが入らないようになりますか?みなさんはどのように点滴のルートをみたしていますか?教えてください

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No.1
<2008年07月17日 受信>
件名:無題
投稿者:のり

正直どうしてそんなに困ってしまうようなことになるのかが分かりません。

ルートにエアーが入るのは輸液セットの点滴筒下部に空気と液体が一緒に入るからですよね?
ちゃんと点滴筒を1/3〜1/2位満たしていればそんなに大量の空気は入らないとおもいますが。。。。
あとはルート内を満たす時に勢いよく滴下することで、点滴筒液面に泡(しぶき?)が立ってそれが空気発生の原因にもなります。だからルートを満たす時はゆっくり流しましょう。
クランプは、点滴筒の上部の針を輸液製剤に刺した時に液がルート内を空気と一緒に流れるのを防ぐためにします。もちろん、薬剤が患者に急速に入るのを防ぐためというのが前提ですが。

それと、ペンで巻きつけてもいいけど、やっぱりルートをたたいたほうが空気がよく逃げていくように思えますが、これは個人の好き好きですね。


No.2
<2008年07月18日 受信>
件名:私は二通り使います。
投稿者:ちかこ

エアーってあまり気持ちのいいものではないですもんね。。。ルート1本分の空気が入っても身体には影響が無いとはいわれていますがね。

私は、カラスさんの先輩のやり方(クランプ後点滴に液を満たし、開放する)と
クレンメを開放したまま、点滴筒を逆さにし液を満たしてから、ルート内を液で満たす方法です。

どちらかというと、後者のがエアーが入りませんし、楽なのでこの方法を使っています。

エアーが抜けなかったら、大量の場合は接続を外してエアーを排除したり(アル綿消毒をして)しています。微量のエアーは抜く努力はしますが、どうしても無理な場合は患者さんに 微量の空気は問題ないことを伝えています。


No.3
<2012年11月04日 受信>
件名:エアが入る件
投稿者:アッチャン

点滴ル-トのコックを占めてからボトルに針刺し、滴下壺に三分の一の液体を落とす。その後は、コックを少し緩めてゆっくりと最後まで空気を押し出しながらル-ト全体に駅を満たす。このときル-トの先は上げ下げしてはいけません。
新卒者のようですね。落ち着いてがんばってください。


No.4
<2012年11月05日 受信>
件名:点滴が多量にあると雑になりますが・・・
投稿者:TKG

他のみなさまがおっしゃるとおり、クランプを閉めて、チャンバーを半分くらい満たし、ゆっくりクレンメを開放して流してルート内を満たすのが確実な方法です。

ルート内を液体が流れるときは、液体自体の粘性やルートと液体間での摩擦力もあり、速く流すと均一に液体が満たされないために気泡が生じやすいです。さらに、速く流すとその「速さ」と、「液体にかかる抵抗力」が比例します。だから、ゆっくり流すのです。朝の点滴業務は、点滴が大量にあると、いそいでやってしまいますが、その時でもゆっくりルート内を満たしていった方が、結果的に早いです。いそがば廻れ・・・

ちなみに余談ですが、私は透析のダイアライザー(人工腎臓)を生理食塩水で置換する(一種のプライミング作業)ことがありますが、その時もゆっくり流すようにしています。ダイアライザーですと、点滴ルートより圧倒的に細いファイバーを生理食塩水が流れるので、けっこうゆっくり流します(100ml/min以下)。ICUなどで圧ラインなどを満たす時にもエアが入らないようにしなければならないので、この手技はマスターしておいた方がいいですよ。エアが入ったら、軽く叩いて気泡同士を集めたところで、流してしまうか、ペンでグリグリしてチャンバーに戻してしまうかのどちらかですね。

以上

 
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