看護師お悩み相談室

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1年目の離職

<2007年10月10日 受信>
件名:1年目の離職
投稿者:関西人

 初めての投稿失礼します。新卒の微々たる悩みだと感じられる方もいらっしゃると思いますが、
ぜひアドバイスをお願いします。

 私は、今、関西の大学病院の手術室で働いています。
 オペ室は自分で希望した通りの、魅力ある職場で大変ながらも働いていました。

 4〜5月は、先輩たちが感情の起伏が激しく、個人的な罵りのような感じで注意する方が多く、人間関係に悩んでました。また同期が10人いたんですが1人辞めて、1人は嫌で外来に移動し、もう2人は来月移動するため、来月で6人になります。同期もギスギスして仲が良いとは言えず、仲のよい子は悩みを相談する前に辞めていってしまいます。

 先輩たちの、目を気にして、「先輩に怒られないようにしよう」というのが目的になっていました。しかし、これではいけないと思い「患者中心のケア」をできるように発想の転換をしました。感情的に怒る先輩がいても、注意される部分だけ記憶に入れて、ほかの部分は流すようにすると、だいぶ気持ちが軽くなりました・・・。

 しかし、今新たな壁にぶつかっています。オペ室では、1年目ですべての器械出し、局麻での外回りを習得し、2年目からは全麻での外回りを習得し3年目で独り立ちとなっています。

 最近ほとんどのオペの器械出し業務を覚え残りは、外科のみとなりました。また局所麻酔の外回りを始めました。オペ室では、術前術後訪問が無く、オペ伝票(名前・氏名・病名・術式・既往歴・手術歴・血液データ・感染症)を書いた紙でしか患者を予測することしかできません。実際、患者がどのような思いで手術に臨んでいるか(不安や希望)、今後の治療方針への受け入れ、仕事や経済的な背景、家族歴と家族のサポート体制、など、患者の背景を知ることなく手術をしていて個別的な看護ができていないことで、たまらなく無力感を感じています。
 患者に名前の確認をして、部屋に入って、麻酔をかけて、お腹を開けて腫瘍を取って閉じて、麻酔を覚まして帰室・・・。そして午後の手術へ・・・。ということに、無力感でいっぱいです。この流れがルチーンとなっていて、私じゃなくても機械(ロボット)でもできるんじゃないかと思ってしまいます。

外回りをするときは、オペ伝票だけでは不安で、看護につながらないと思い、プリセプターの先輩に、術前訪問をしたいという思いを聞いてもらったところ「一人前に出来ていないのに、他に出来ることがあるんじゃないの???」と厳しく言われました。もっともなんですが、看護をしたい、患者に満足のいく手術を受けてもらいたいと思っただけなのです・・・。

術前術後訪問についての文献を読みましたが、ここ独自の基準が必要であると考えるので、術前訪問を形態化させるには、私自身のキャリアが3年以上でなければならないことが分かり(ここでの独り立ちは3年目からなので)、「こんなところに3年も無理だ・・・。3年後私に何が残っているか分からない・・・。」と失望しています。

初めは「石の上にも3年」とうい気持ちや、認定看護師になるのが5年以上なので5年は働こうという気持ちがありましたが、実際は都会にある、とか病院がきれいで福利厚生が充実している、という点でしか病院を見ていなかったのではないか、と反省しています。
目標にしたい先輩もおらず、辞めたいと日々思っていました。私は専門卒なんですが、附属の病院では無い病院を受けたため、附属の病院で働きたいな、と思っています。

1年で次の病院に行くことは、「逃げ」や「甘え」「負け犬」でしょうか?病院側も一年で離職した人は採用しないでしょうか?まだ、今の病院で頑張るべきでしょうか?

6月ごろからストレスでアトピーが再発して顔、体中に出来き、見るも無残なになりました。

大変長い文章で、愚痴のような内容になってしまいましたが、ぜひアドバイスお願いします。

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No.1
<2007年10月11日 受信>
件名:手術室は
投稿者:りんこ

私は経験ないので詳しいことはわからないですが、
とにかく大変なようですね、話によるとみんな最初はやめたいといっているような
気がします。
うちは一年目はどうかわかりませんが、術前訪問はしてます。
病棟にきて患者さんにいろいろ説明したり、話をきいたりしてます。
でも、結構適当。笑
あとで、きいてきますからとかいってそのままの場合も多いです。
でも、患者さんに会って、話をすることは大切だとおもいますよ。
関西人さんの、内容を読むと、病棟のほうがあっているような気がします。
病棟では患者さんにかかわろうとおもえば、いくらでもできます。時間に限りはありますが。
オペ室では新人も10人いて教えるほうも大変なのではないでしょうか。
感情的になってしまうこともあります。
1年で移動するなり、病院変わるなりしても問題ないと思います。
自分がやりたいことが他にあるんだということをアピールできれば。
もう少し慣れてくれば話しやすい先輩もできるかもしれませんが。
オペ室で学んだことは決して無駄にならないとおもいますよ。


No.2
<2007年10月11日 受信>
件名:あと半年我慢できる?
投稿者:あださん

看護師でない者が何かしら言うのも変ですが…しばし御容赦を。自分の理想あるのに離職を考えてるのは少し残念です(私は入社当時理想はなかったなぁ…毎日七転八倒+いい事なしでした)。関西人さん、あと半年我慢できる?折角覚えた事・これから学ぶ事を活かして、貴女がやりたい看護を目指そう!先輩を見返そう!…ど〜しても我慢出来ないなら…離職するしかないかも…。関西人さん、よ〜く考えて下さいね。


No.3
<2007年10月12日 受信>
件名:今は大変ですが・・・
投稿者:ぼぎぃ

まだ働き出して、半年ですよね。大変なことばかりだと思います。
リアリティーギャップを感じてしまうのは誰でもあることだとは思います。
私も実際一年目のときはそうでした。

関西人さんが思っているように患者さんとの関わりを大切にしたいと思うなら
オペ室で、もうちょっと頑張って病態的な事をマスターしてから病棟にいくとなおいいとおもいます。

1年経って2年目になるとまた覚える事が増えて気持ちが変わってくるかもしれませんが、今の病院がイヤではないのでしたら病棟に移動したらどうですか??

どちらにしろ、どうしても耐えられないのなら今の環境から抜け出すことも悪いことではないと思います。もちろん忍耐力は必要ですが、自分の理想があるならそれを追求していって欲しいです。

参考になるかわかりませんが、私の同期だった人たちは、1年で辞めたり移動したりして今でもしっかり仕事している人は沢山いますよ。後悔だけはしないような選択をしてくださいね。


No.4
<2007年10月13日 受信>
件名:本当に悩みますよね、でも・・・
投稿者:しろ

 関西人さん、看護師1年目での悩みに四苦八苦していると思います。
 私は何度か病院を変わっていますが、やはり思えることは看護師って勉強しなきゃいけないんだなっと
 しみじみ思います。これは病院どこへ行っても、看護師を続ける限りだと思います。

 ただ、自分なりのいい看護を提供したいと思いながらも、色々と人間関係に振り回されてしまったり
 仕事だけの生活になり自分を見失ってしまったりと私自身もありました。そんなときは、看護以外の
 ものに目を向けたり、一人で日帰り旅行してみたりと、リフレッシュを兼ねた現実逃避をしていました。

 新人で先輩方の感情的な指導の仕方にも、疲れているようですが、少し広い目でどうか先輩方を
 見てあげて下さい。怒られているとそれどころじゃないかもしれないですが・・・。
 病院から怒られて帰ったとき、誰にも愚痴を聞いてもらえないときは紙になぐり書いてみて下さい。
 自分のいやな気分は少しすっきりして、紙に書いたら自分のこんなとこ、だめだったかもと・・・振り返る
 ことができますよ。こんなことしかアドバイスできませんが、参照にしてください。


No.5
<2007年10月14日 受信>
件名:とにかく
投稿者:りんこ

1年はがんばるしかないとおもいます。
そして、やりたいことについて平行して勉強していったらどうかとおもいます。
いまは、大変ですけど。
3月いっぱいまでで移動とか希望して、だめなら他の病院もありますよ。
移動もなかなかタイミングがむずかしいので、早めに上司に伝えるとよいですよ。


No.6
<2007年10月14日 受信>
件名:みなさんありがとうございます。
投稿者:関西人

こんなに、親身になって相談に乗ってくださってありがとうございます。

家族や専門の友達以外でこんなに相談に乗ってくれた方がいなかったので本当にうれしいです。

ありがとうございました。

「もうちょっと頑張ってみようかな」と思えるようになりました。
看護は好きで進んだ道ですから、あきらめたくないです。

他の相談者さんの投稿をみても、人間関係っていつでも悩むものなんですね・・・。

自分が病気にならないように息抜きをしながらこつこつ、毎日を消化していきたいとおもいます。

みなさんありがとうございました。


No.7
<2007年10月15日 受信>
件名:同じ悩み
投稿者:東北人

 私も4月から看護師になりました。私は循環器病棟に配属され、毎日忙しい日々を送っていました。病棟にいると、心電図のアラームやナースコールが鳴り響く毎日。始めの2ヶ月はただひたすらに毎日の業務についていく日々。とにかく必死で、仕事に対する不満をもつ暇もありませんでした。しかし、6月にはいると、なぜか私だけが重症の患者さんを大人数受け持つ事になったり、先輩のミスを押し付けられミス報告書を書かされたり・・・時には目の前で「使えない新人。そんなんで同じ給料なんて信じられない。はやく辞めれば」などと言われたり。とにかく毎日がストレスとの戦いでした。
 その頃から、眠れない・食欲がないといった症状が現れ、受診の結果はうつ病といった診断でした。内服しながら勤務は続けていましたが、どうにもこうにもストレスは大きくなる一方で、病状は悪化していきました。そして、ついにダウン。何日か休みをもらいました。その頃は「早く治して頑張って仕事に復帰したい」と思っていましたが、復帰した初日、私のナース服はボタンがもぎ取られ、いたずら書きがされていました。そのときに退職を決意。結局、私の看護師生活は5ヶ月で終わってしまいました。

 しかし、今となって看護師としての復帰意欲がわいてきて、今は就職活動中です。辞めた当時は「看護師不足の世の中なんだから、いつでも復帰できる」と思っていましたが、現在はなかなか雇ってもらえません。理由は、うつ病であること、そして以前の職場を5ヶ月で退職していることです。まだ新人であるため、技術も未熟である上、忍耐強さもない、とでも思われたのではないかと考えています。今になって、こんなに就職が難しいのなら辞めなければ良かった・・・と後悔しています。

 1年目で退職するという事は、次の仕事に就くときに何かしらのリスクは背負わなければならないのでは?と私は思います。今は本当に苦しい日々ですが、負けずに就職活動していきたいと思っています。


No.8
<2007年10月17日 受信>
件名:37歳ですが
投稿者:ミッキー

私も、人間関係で悩んでました。
あとから考えると、自分の為になってることが多かったなーと相手を許せるようになるものだと思います。
悩みながらも、もっと患者さんと接したいと行動に移された関西人さんはえらいと思います。
個人的な意見としては、1年目から術前訪問を行くのは、患者さんの思いを知った上での術中看護ができるというのはいいことだと思うし、先輩が一緒に経験させてくれてもいいのになと思います。
その気持ちが強いなら、先輩よりもっと上の人に相談、直訴するのはどうでしょう?
それでもダメなら、発想の転換!私はもういい歳ですが、やっぱり人間関係で悩み・考える方です。
この前、コーチングというものを経験し、傾聴のスキルを学んだり、自分のやりたいことを確認したりしました。今度は心理学講座を習いに行こうと思います。患者さんだけでなく、職場の人間関係でも役立つものだと思うので、何より、前向きになれます。悩みに集中するより、なりたい自分に集中することやってみて下さい。逃げてもいいけど、よく考えてからでないと又同じようなことで悩む結果になってました。
まだ、お若いので早く気づかれたら、よりすばらしい看護師さんになれることでしょう!がんばってくださいね!


No.9
<2007年11月06日 受信>
件名:自信になるって
投稿者:たまこ

3年ぶりぐらいに同期に会った時のことです。

オペ室で先輩たちにしごかれて一人前になったと言ってました。

しごかれてなんぼみたいです。
すると、神の声みたいに、段々と勘が冴えるんですよねきっと。
私は慢性病棟でしたので、きっと私には向いてないなあなんて思いながら聞いてたけど。

その道を選んだ理由として。

かっこいいから。魅力的だから。自分に向いてると思ったから。そこで何年か修行を積んでおけばあとでどこに行っても通用するから。緊急時やオペについての看護を学びたかったから。などなど。
理由は、きっと本能で分っていると思います。そして理想とのギャップ、現実とはこんなものかという落胆を感じ、そこで自分がどう立ち向かうか。試練だと思ってふんばると、きっとあとは楽かなあって思います。決して楽ではないけど、自分の看護師としてのキャリアにもなるし経験したことは無駄ではないと思います。
今でもそう思っています。


No.10
<2007年11月15日 受信>
件名:実際辞めました
投稿者:つばさ

予め、言って置きます。自分のことを愚だ愚だと長く愚痴っていてごめんなさい。

私は、昨年の4月に、同期3人と共に、内科(療養型リハビリ病棟)に勤務しました。でも、4・5月には、他の2人も辞め、新人介護士も辞めました。

それから、先輩看護師全員が、プリセプター状態になって、指導が入り、「(行動がおかしいという意味の)不思議ちゃん」と呼ばれ、介護士からも、じょくそうの処置(自分でやるのは2度目)で、ため息つかれたり、「私たちも忙しいんだからね!さっさとしてよ。」と怒られまいた。

5時帰りのはずの日勤業務で、看護記録書きに20〜22時の日々が続きました。私は、先輩看護師の言うことを受け流すことも出来ず、勉強したり、イメージトレーニングをしたりしてましたが、そうそう看護技術が上手くなるわけでなく、自分が看護が出来ないからだと思い、9月には、新入時の体重からマイナス6キロ(BMI=16)になって、笑顔も出なくなり、精神科に受診し、「うつ病」と診断され、3ヶ月自宅療養しました。

その後、復帰し、病棟にお風呂入れなどをしたり、中央材料部に滅菌処理の手伝いしたり、外来の事務的お手伝いや掃除をしました。その中で、病院にいるの居た堪れなくなり、先輩看護師から「太ったね。痩せたままだったらよかったのに」と言われ、今年の5月末、辞めました。

父に、「オーストラリアのケアンズに3ヶ月行け」と言われて、英語も出来ないまま、ホテルなども決めずに、6月から3ヶ月オーストラリアに行って、英語で悪戦苦闘している中で、少しは、英語で日常会話が出来るようになって、自信をもって日本に帰り、看護系で就職活動しようとなったけど、今でも、履歴書・経歴書を書くとき、あの日々を思い出し、涙が出ます。(精神的に弱いと見られそうだけど・・・。)

日勤業務とか看護をやりたいし、頑張りたいけど、怖いです。こんな自分は、「負け犬」なのでしょう。あまり必死に就職活動する気がないのです。時々苦しいですが、今は情報収集し、新たな職場に希望を抱いて、就職活動に励んでいます。

長々と乱文失礼します。ここまで読んでくださって有難う御座いました。


No.11
<2007年11月16日 受信>
件名:つばささん
投稿者:りんこ

やはり、働きやすい職場の雰囲気というのはあります。
きつい言い方の人はどこにでもいます。
でも、その人たちはあまり気にせず、言葉を発します。
まともにうけないことです。
うつ状態では自分を責めてしまい、がんばってがんばって休めという
信号を送っているのです。
過去は過去、看護師として働きたい気持ちがあるなら、できます。
つらいと感じるときはまだ、無理をしないほうがいいとおもいます。
自分ができる範囲のことをすればいいのです。
他人は他人、自分を大切にして、少しずついけばいいのではないでしょうか。
みんな弱いところはあります。
つばささんにも良いところはあります。
あせらずにね。

 
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