看護師お悩み相談室

　はじめまして。私はこの4月から看護師になった新人ナースです。先日準夜勤務中に患者様にナースコールで呼ばれ、訪室すると、ポータブルに移りたいから手伝って。とのことでした。この患者さまは38℃台の発熱が続き、倦怠感もひどくて自力で立ち上がるのが困難な方です。ベッドから立ち上がったとき、患者様がふらついて私が支えきれずに転倒されたのです。患者さまは膝と手をついた状態で、特に外傷や疼痛はありませんでした。先輩看護師に報告すると、「看護師がいたにもかかわらず、転倒させるのはありえない。」と言われました。私は震えが止まらず、帰っても一睡もできませんでした。振り返ると、トイレの位置や介助の方法が不適切だったと反省してます。今回の事例は?看護の恥?に感じて仕方ありません。今まで看護師付き添いの中で転倒したという事例を聞かれた方いらっしゃいますか？

10年目の看護師です。転倒させてしまったのですね・・・。でも、怪我がなくて良かったね。失敗を振り返る事が大切なんですよ。振り返ることで同じ失敗は繰り返さないからね。看護師だって人間なんだから失敗することもあるんです。たぶん、先輩看護師も何らかのミスはしたことがあるはずです。私は、そう言う言い方をする先輩看護師の方がどうかと思いますよ。

2年目の看護師です。脳神経内科勤務なので、疾患的に脳梗塞・ﾊﾟｰｷﾝｿﾝなどと
うちの科では転倒なんて日常茶飯事です。患者様に大きな怪我がなくて幸いでしたね。
ありえない事が普通におこりえるのが医療の世界です。
後で振り返ると「なんでこんなミスが？」と思うこともいっぱいです。
これから同じミスをしないように勉強し、同じことを２度とミスしないのがつとめだと思います。
今回転倒で済んで、しかも怪我がなくてよかったと少し前向きに考えるのもいいと思いますよ。
頭ごなしに怒る先輩看護師には、私の経験上ろくな人がいませんでした。
あまり気にしないようにしてくださいね。

移乗行為に排泄の場合は下衣の上げ下げ動作とお尻フキまで加わりますね。
状況が不明ですが、人間、力が弱まった時に腕で引っ張って体を支えるのは困難です。
手摺などを握り腕力で押し、支える方が微力で済みます。
何故か、腕力で手摺を押せるということは、手摺に対し支えようとしている体が重力位で上位にあるからで、重力位で下にあると腕力で引くことになる。要するに懸垂です。
以上はヒントです。
玉さん、トランスファー一つ取っても看護は奥深いです。
勉強してみると面白いかも。

新人さんなのに怖い思いをされましたね。ほんっとうに怖かったことでしょう。まさに事故ですね。
看護師の見守りがありながら転倒してしまうケースは患者様の体格や状況によって有り得ると思います。今回は外傷がなくて幸いでしたが…もし転倒で頭部に硬膜外血腫なんてできようものなら生死にかかわりますし（実際にありました。緊急オペでした。）ヘタすれば裁判ざたです。裁判なら負けちゃうこともありえます。そういう意味で先輩はありえないこと→あってはならないこと！と厳しく注意されたのではないでしょうか？
トランスファーに自信がなければ先輩よんで（夜間は忙しく気が引けますがそれでも）二人でしっかり移乗するとか最悪ベット上でも仕方ないかと。
今回の経験で質問者さまはしっかり転倒の怖さを学べたと思います！
みんな通る道です。次からきっと生かせますよ！！大丈夫。なにより怪我なかったんですから。