私は卒業後すぐ大手の急性期の病院に就職したものの、1ヶ月で退職。
原因は仕事にいっぱいいっぱいになり、「こんなの、やってられない」と仕事中に仕事放棄しました。
帰った後、冷静になり考えたら、なんてことしたんだろうと後悔ばかりしました。
しかし、社会は甘くありませんね。自主退職宣告を受けました。
原因としては、仕事放棄と私の腕にある、多数のリストカットの跡だそうです。
その二ヵ月後、どうしても看護師を続けたくて、ゆっくり働ける療養型の病院をなんとか二年勤務しました。
その二年間の内半年程度、精神不安定となり、睡眠薬、安定剤を多量に服薬しながら、日勤のみの勤務体制にしていただくと言う有様です。
私は、精神的に甘えているせいで、ところかまわず、涙が出てしまう。すぐ感情を表に出してしまうという性格です。
現在は、他の資格を取得しようと1年間休業しています。
他の資格を取得しようとしたのは、肌が弱く、手や腕に多数の水泡ができて、手袋を常時付けておかないとひどい状況であったため、看護師は続けられないかなと考え、看護師の道を外れました。
仕事をやめて、この一年間、看護の道に戻りたいと何度も考え、ようやく、戻りたいと決心しました。
年齢的にも今年25になるため、急性期にチャレンジするには、ラストチャンスではないかと考え、急性期の病院で働きたいと考えています。
しかし、今までの経験上、また同じ様な精神不安定な状況から、仕事を継続できるか心配しています。(皮膚が弱い所はどうにかなると考えています)
看護師さんや、同じ境遇を経験した方、何かアドバイスがあれば、よろしくお願いします。
私の計画では、来年4月の新卒採用の試験を受けたいので、それまで、どこか非常勤で働きたいと就職活動しています。
看護師歴12年ののんと申します。
みかんさんの投稿を読んで、感じたことを書きます。
病院は、基本的に健康でない人が訪れる場所。
看護師は、尊い人命を預かる職業。
ひとりでできる仕事ではなく、ナースやDrとは勿論
コ・メディカルスタッフと力を合せ、患者さんの健康回復に努めます。
チームワークがとても大切です。
ナースも人間ですから、体調が悪かったり、失恋して悲しかったり、
看護をすること自体が辛いこともあります。休みたい時だって多々あります。
そんな時、個人ワークなら状況によって休めるかもしれないけれど
病棟スタッフの一員となったら、自分の都合で休むことはできません。
患者さんの処置や業務に必要な人員が、日勤・夜勤共に確保されています。
その人も立派な1スタッフとして頭数に入れているのです。
スタッフの突然の休暇は、病棟スタッフ全体に大きな負担をかけます。
穴埋めをする誰かを探して、勤務交代をお願いしなければいけなくなります。
2年間病院で勤務されていたら、その辺は理解できますよね、きっと。
急性期だけでなく、病院は人間を相手にしている職場ですから
業務をこなしていく中で、突然の急変や事故に遭遇することも日常茶飯事です。
スタッフみんなで力を合わせて業務を分担し、毎日乗り越えていくのです。
看護は、楽しく遣り甲斐のある職業です。
みかんさんが復帰したいと思う気持ち、いいことだと思います。
しかし、自分が心身ともに健康でない時は、辛い仕事です。
みかんさんの現在の精神状態はいかがですか?
辛いことがあっても逃げないで職場に出る自信はありますか?
とりあえずやってみよう、やっぱ厳しいし心が疲れたから辞めよう、
では、患者さんはじめスタッフ全員に対して失礼です。
何といっても人の命を預かる仕事ですから。
自分が健やかでないと、他の人によい看護を提供することは不可能です。
看護は人間同士の交流です。患者さんにも伝わります。
自分の心が本当に強くなってから、復帰すればいいのではないでしょうか。
厳しい意見だと感じたらごめんなさいね。
でも、自分がまず健康であることは、看護者にとってとても大切なことなんですよ。
復帰する前に、もう一度考えてみて下さいね。
のんさんコメントありがとうございました。
のんさんがおっしゃられた事は、看護師として、また社会人としての心得で一番重要な部分を再確認させていただくことができました。
私は今、健康に暮らせていると思います。当たり前のことですが、毎食食事も取り、よく眠り、穏やかな気持ちで日々いることができます。
就職するとなれば、それ相応の覚悟がいるし、また不安もあったりします。
なので、私は、非常勤(日勤のみ)で働き、自分が納得できるようになったとき、次のステップに進もうと思っています。
私の身近にいる看護師の先輩や、前辞めた職場の先輩に相談して色々なご意見を頂き、これからの事、自分のことを日々考えていますが、やはり看護師に戻りたいと思っているので、じっくり考えながら、頑張っていこうと思ってます。
こんな私の相談に乗っていただき、本当にありがとうございました。
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看護師お悩み相談室