先日こんなことがありました。
その日は自分は夜勤。
夜勤時、他の作業をしている間に、臥床していたはずの患者さんが、訪室するとベッド側の床に座っていました。大きな外傷や打撲もなく事は得たのでですが、一緒に夜勤をしていた看護補助から、「先日の夜勤でも床に座っていたんですよ」と報告があったのです。
その時の夜勤のスタッフを確認して、「Aさんの時?」って確認をしたら、「そうです」と看護補助からの返事がありました。(その後、転倒・転落予防の対応を行ったのですが)
振り返ってみると、Aさんが夜勤明の時のリーダーは自分であり、申し送りではそのような事は報告ありませんでした。カルテを開いて見てもそのようなコメントの記載はありませんでした。
Aさんに確認したところで、日にちも経っており記録もないことから、ハッキリとした返答が返ってくるとは期待できませんし、看護補助だけの発言で事実がどうだったの確認もできません。
外傷がなかったから、報告をわすれたのかもしれませんが、
この一連ってどう感じますか?(上司に報告したほうがよいのでしょうか?)
自分でベッドから降りて座りたくて座っているような患者さんなら、申し送るレベルでないと思ってたのかもしれないし、伝えようと思っていても忙しさで伝え忘れたとか。
明らかに転倒ですか。
普段自分でベッドから降りるようなレベルの方ではなかたですか。逆に徘徊の危険があるくらいですか。
尻もち着いていたとか寝転がっていたなら落ちたかとなるけど、座って立ち上がれない状態、正座、体育座り、あぐら、気になりますね。つかまり立ちしようと思えばできる方なのかできずに座り込んでいたのか。
報告はしておいたほうがよくないですか?上司の耳にもどこからかはいったときに、その日のリーダーだれって追求されませんか?もちろん、悪いのは黙っていた人ですが。
当方床に臀部がついていた時点でアウトになります。
主様がやることは転倒転落予防対応ではなく医師報告とインシデント報告であったと思われます。
いくら外傷がなくても床に座つていた、そのこと自体の報告をして今後その患者さんが床に座っている場面に出くわす人がいないようにすることが必要なのです。
床に座る、患者さんが床に座りたかった意思を持った行動などということはないでしょう。長座位になりたかったのならベッド上でもできます。ということは。。。
AさんがどうしたこうしたというAさんの看護モラルまで立ち入らないほうがいいでしょう。必要なのは主様がインシデント報告したかしなかったなのかと。そりゃ何でもかんでも上司報告は必要です。ただAさんを矢面にしたチクリのような言い方はまた違うと思われます。主様がすることはその患者さんが床に座っていた、なんで?その経緯と対策の報告と共有をすることかと。上司も患者の安全のほうが重要なはずです。
Aさんのことを上司の人に言えるのはその場面にいた看護補助さんでしかないです。多分その時言葉のやり取りをしたはず。それさえ時間の経過とともに真実性は薄れますけど。主様がAさんとの夜勤がこわくてイヤ、という事であれば上司に言ってしまって構わないと思われますが、リスクはあります。
最近、店頭転落の勉強会があったのですが、やはり、然るべき対応や記録をしっかりしておかないと、裁判で負けますよ。
自分が夜勤の時に起こった転倒に関しては、主治医へ連絡して、夜勤はレポートや対応で忙しかったことと、何事もなかったとはいえ、今後も起こりうる可能性があることは家族へ翌日連絡してもらいました。
自分が行うべきことはやって帰宅したのですが、「Aさんの時もあった」という報告があった時は、それなら、2回目転落防止できたのでは?って感じてしまったのと、Aさんって面倒な仕事したくないのかな?って感じてしまって・・・Aさんって流して仕事してきたのかなーっとちょっと、一緒に仕事するときは、注意しないといけない人なのかな?って感じました。
転倒転落と判断したのであれば、この後どんな対策を行ったのか参考として知りたいです。
体力筋力だけでなく認知にも問題ある方かと思うので。
このサイトはリンクフリーです。好きなページにリンクを張って頂ければと思います。
看護師お悩み相談室