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発達障害と認知症併発してる高齢者対応について

<2023年10月28日 受信>
件名:発達障害と認知症併発してる高齢者対応について
投稿者:匿名

大人の発達障害が知られるようになりましたが、という事は高齢者にだってもちろん存在しますよね。
最近、高齢者に何に対してのクレームなのかわからないけど認知症でもなさそうだし精神疾患でも無さそうだしという方が存在するなと感じまして。
小児科も担当していたので小児の発達障害は勉強していたのですが大人となるとあまり勉強する資料も少なく難しいなぁーと感じてます。

生きにくいなりになんとか後期高齢者まで頑張って生きてこられた方なので、発達障害プラスアルファ「人生」が加わるのでこだわりやマイルールがより一層強固ですし、もちろん発達障害なんて自覚もないでしょうし…。

困っちゃうなぁと思う方は
①独自のマイルールを崩されると怒鳴る。でもマイルールは世の中の常識という認識なので何がダメなのか教えてもらえない。
②クレームが支離滅裂になりがち。何をしてほしいか伝わらない。伝わらないから怒りがヒートアップ。いわゆる癇癪。
③話が途切れないので間を掴めない。
④だいたい孤立しているが、福祉の介入は断固拒否する。
アスペルガー的な方とASDでIQ高そうな人が多い印象です。


勉強したいなと思うものの、そういった書籍とかもないので、なにか情報があったら教えてもらえたら嬉しいです。

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No.1
<2023年10月28日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

この問題は難しいですよね。
医師も診断を間違えてしまう、悩む事多いそうですよ。
高齢者だけではなく、成人の診断も難しいそうです。
発達の問題なのか、人格の問題なのか、疾患の問題なのかを見極めるのは難しいです。

診断基準で診断するにしても、他の精神疾患やフィジカルな疾患なのかも考える必要があるので、医師で差が出てきてしまうと聞きます。
勉強は個々を調べていくしかないかと思います。
発達障害、認知症、発達障害が原因だが他の疾患と判断されてしまう症状もありますから、看護師なら症状を重点的に勉強された方がいいかと思います。

認知症の方や発達障害の方との関わりは、接し方、こちら側のコミュニケーション能力、観察能力が大切になります。
何を言わんとしているのか、耳ではなく察する聴く能力も必要ですし、相手の話した内容や言葉ではなく、行動やパターン、表情等から情報を得て対応していく事も多いです。
通常の看護にも必要ですが、より一層に観察能力が必要かと思います。
この辺りの勉強が必要かと思います。

看護師としての介入を忘れてはいけませんが、高齢者の方、認知症の方、発達障害の方々は、通常よりも、対人間と言うこちら側の意識も関係性に影響を与えたりします。
理由はわかりませんが、何か察する能力は鋭い人達と思います。
本能と言うか。。
疾患を踏まえた対応をしますが、疾患を見てるだけ、、みたいな対応をしてると上手くいかない様に感じてます。
~さんには◯がある、、みたいな対応が大切な気がしてます。


No.2
<2023年10月28日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

そういう性格だという捉えはないんでしょうか。
それなりにお仕事してきて知的に問題ない人をアスペルガーとかASDとかにくくることで対応策が変わってくるんでしょうか。


No.3
<2023年10月29日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

疾患として接するか、環境の問題として接するかでずいぶん変わると思います


No.4
<2023年10月31日 受信>
件名:主です
投稿者:匿名

>No1さん
丁寧なコメントありがとうございます。
察する能力は確かにあると思います。すごい人の事を見てるのですよね…。認知症だけだったらユマニチュード的な接し方など具体的な手法などもありますが…。
その人の生きてきた背景がガッツリ影響してるので対応が本当に難しいです

>No2さん
コメントありがとうございます
そういう性格だと思うだけで対応が簡単にいけばいいのですが、本当に難易度が高いんです…。子供の場合はこの傾向があるからこういう対応はしない方がいいな、こういう時はこう誘導していくという対策が取れるので障害の把握はとても大切だと思ってます。


>No3さん
コメントありがとうございます。
相手により、その時の場面により…難しいですね。


No.5
<2023年11月06日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

高齢者施設に務めています。
主さんの仰るような方がかつていらっしゃいました。
本人も家族も認知症とは思っておらず、私たちも認知症は軽度あるとしても、その方の状態は認知症だけでは説明できないものがあると考えていました。
日常生活は送れるけれど、1度こだわりだすと気が済むまで周囲を巻き込んであらゆる方法で騒ぐことが日常でした。どのようにしたら気が済むのか、これにもこだわりがあり理屈が通じないので非常に大変でした。
理屈の通じなさが認知症の方とは全く違いました。
認知症もタイプによって違いますし、人に寄っても症状は異なるため言いきれませんが、思考回路がそもそも違うために理屈も異なっていて通じない感覚でした。
発達障害がベースにありそうだとは私たちも感じました。診断はつきませんでした。
精神科に入院ののち、集団生活の中で本人の希望を通せるところはできるだけ配慮して援助して、対応できないところはできないと線引きをして本人、家族もしぶしぶながら了承していました。
本人だけでなく家族からの暴言も度々あり大変でした。
正直に言って、集団生活に不向きな人でした。
こだわり、わがまま、癇癪、他責的言動により、施設が提供出来る以上の要求を24時間されていた、と言えます。

その後も似た傾向を持つ方の入居はありますが、状態や行動に対して必要と判断した時は、家族に受診を進め、適切に集団生活ができるよう促しています。

 
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