ふとしたことがきっかけで、ルート確保の留置針の刺入向きの理由について調べたところ、根拠を見つけることができませんでした。
末梢から中枢に向かって刺入することは採血でもルート確保でも当たり前のことですが、じゃあ何を根拠に当たり前なのか、説明されている書籍やサイトをご存知の方がいらっしゃれば教えていただきたいです。
自分が持っている本には、刺入向きのことすら記載されていませんでした。病院のマニュアルにも記載なしです(看護部長も知っており「それはよくないね」と言われていたので改善されると思います)。
逆向きに刺入してしまうと血液の流れに逆らうので効率が悪くなる・太い方から細い方へ刺してしまうと血管損傷のリスクが高くなり薬液の漏れに繋がる、と認識しています。
当たり前にやっていることだからこそ、根拠を見直したく思っています。よろしくお願いします。
え?本当に調べたのですか?検索(Google)で一発で出てきましたけど。
「点滴 留置針 末梢から中枢」のkeywordsで…。
Web版医事新報の記事ですね。著作権の関係が不明なので本文は転載しませんので、ご自分の端末で。
静脈採血・注射時の刺入方向
No.4752 (2015年05月23日発行) P.60
登録日: 2015-05-23
最終更新日: 2018-11-27
やむを得ないときは逆もあります。
原則として、の理由は血管内の弁(静脈弁)が存在するからだと認識しています。これについて検索すると色々わかると思います。
ためしに中枢から末梢に穿刺してみては?
たとえば、患者(穿刺される人)の前腕の内側に穿刺するとして、お互いの位置関係は、どうなるのでしょうか?まさか、自分のほうに針先を向けて穿刺しないですよね。針刺し事故を起こしそうですね。じゃあ横に並んで穿刺しますか?患者の表情が見えにくいですよね。まあ、絶対にダメというエビデンスはないですから、やりにくい方法とらなくてもいいと思いますね。ちなみにエビデンスにもグレードがあって、医学に絶対はないですから、気をつけたほうがいいですよ。
確かになんとなくこうかな?というのはわかっても、しっかり書いてる本ってないですよね
とりあえず血流と逆向きに挿入すると逆血でルート内が凝固する確率が上がると思いますし、それに伴い血栓が飛ぶ率も上がるのではないかと思われます
あと『サーフロー 中枢から末梢』で検索すると、論文ではないですがいくつか答えが出てきますので見てみてください
恐らくですが、中枢→抹消の穿刺は机上で考えるだけでも複数のリスクがありすぎて論文を書こうにもまずそのサンプルが取れないのではないかと思います
人体実験するわけにもいかないでしょうし……
自分で自分を採血しようと考えたとき、
両手は使えるように足にしよう、足背けっこう血管見えるし。
駆血帯して、消毒して、ん?
末梢から刺すためには注射器を自分に向けて持たなくてはならずブルブル、抹消に向かってのほうがぶれない。で逆向き採血しました。
刺入向きの根拠は血管の弁に逆らわないようにだとは思うけどどのくらい漏れやすいとか失敗しやすいとかデータはないでしょうね。
No.1さん
そのページは質問前に見ています。
調べものがヘタな自覚はありますが、色々なワードで検索した上で更に情報が欲しかったので質問させていただいた次第です。
言葉足らずで申し訳ありませんでした。教えていただきありがとうございます。
No.2さん
静脈弁中心での検索はしていませんでした。調べてみます。ありがとうございます。
No.3さん
はい、それらについても承知しています。ありがとうございます。
No.4さん
私が見た範囲では刺入向きすら書いてないものが多く驚きました。完全な初心者が見たらどうするのかと…。
凝固や血栓は確かにそうですね。もう少し調べてみます。ありがとうございます。
やはり書籍は医師向けのものを見るべきでしょうか。勿論書籍にこだわるつもりもないですが…。
地元の本屋さんには医療系のものがほとんど置いていないので、大きい本屋さんに行く時に見てみようと思います。
皆様、アドバイスありがとうございました。
No.1さんへの返信に
「そのページは質問前に見ています。調べものがヘタな自覚はありますが、色々なワードで検索した上で更に情報が欲しかったので質問させていただいた次第です。」
とありますが、みらいさんの認識である
「逆向きに刺入してしまうと血液の流れに逆らうので効率が悪くなる・太い方から細い方へ刺してしまうと血管損傷のリスクが高くなり薬液の漏れに繋がる」
の依拠、出典を差し支えない範囲で教示願えないでしょうか?ネット検索ならキーワードを。
せっかくの皆の学びの場ですから、是非ともお願いします。
No.5さん
自分で自分の採血ですか!考えたことはありますが、不器用な私には無理な気がします。
先輩にもやったことあるよって方もいらっしゃいましたが。
データがあるなら見たいですけど、実験するわけにはいかないですしね…。
No.7さん
検索して出てきたものではないんです。
新人の頃に先輩に教えていただきました。その時は「そういうものか」ぐらいの認識しかなかったのですが今となっては参考書を訊いておけばよかったと後悔しています。
ご期待に添えず申し訳ありません。
このサイトはリンクフリーです。好きなページにリンクを張って頂ければと思います。
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