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終末期の悪性リンパ腫

<2021年06月18日 受信>
件名:終末期の悪性リンパ腫
投稿者:ダメダメナース

 悪性リンパ腫で化学療法、放射線治療を行った患者。検査で肝臓転移、直腸にも転移が疑われています。腹水や下肢の浮腫もあります。
 恐らく終末期です。患者さんは可能な限り自宅での生活を希望されています。患者さんと関わり約1年。おこがましいかも知れませんが、このまま何も出来ずに関わっていくことが悔やまれます。せめて下肢の浮腫を軽減するなど、看護師として出来ることはありますでしょうか?訪問看護でこの様な患者さんの看護をしたことがある方のご意見を伺いたいです。お願いします。

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No.1
<2021年06月18日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

ご本人やご家族のご意向が1番で、看護師として「やってあげたい」「悔やむ」はその次の感情かなと思います。患者さんの人生の黒子ですから私達は。
ただ、浮腫んだ手足を痛くない程度にさすって差し上げるだけでもリラックスできると思います(もちろんご本人に確認)。


No.2
<2021年06月19日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

ナースができる下肢のむくみに対しては下肢挙上だけになります。弾性ストッキング着用や弾性包帯使用許可を頂くか利尿剤使用は医師の判断指示が必要ですので医師報告をしましょう。
褥瘡の心配がありますのでマットレスの選択は必要です。
腹水は呼吸苦や心臓負担になります。安楽な体位や体位変換やポジショニングの提案をしましょう。
直腸転移癌だと便秘は回避しないといけません。排便コントロールが必要です。
本当に1年、何もしてこられなかったのでしょうか。毎日日にちを伝え、時事情報を共有し、昔話などのお話を傾聴してこられたのではないのでしょうか。そういうこと、誰かに何かを伝えて気持ちを寄り添わせることはご家族、医師も大事なご縁ですが友人知人と特にこのコロナ禍関わることができない中頼りになるのは病棟スタッフや多職種の方々なのではないでしょうか。大切な役割だと思われます。お食事も食べやすい食形態にしていったりカロリー補助食品などを使用したり提案するべきことはしていかれたのですよね。あとは静かに最期の時を迎えられるお気持ちを本人とご家族に持っていただけるように在宅ケアマネときちんと連携していけばよいとコメントします。
動植物はいつかは朽ち果てます。寿命は尽きるのです。私も主様も死は訪れます。私は考えます。患者たちの死と向き合い自身の家族の死に立ち会い自分のバンが来たときに最期にお口の中に入れてほしいもの、バックミュージック、それだけは意識のあるうちに伝えておきたい、と思いませんか。


No.3
<2021年06月19日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

私の義父が肝癌の末期で自宅療養していたので懐かしく思い出します
訪問看護に定期的にきてもらうだけでもかなり楽だったと義母が話していました
看取りは地域の医師体制ができていなくて、病院に入院しましたがギリギリまで望み通り在宅生活出来ました

私も訪問看護の仕事をしていましたが、どういう状況の方も療養者の日常生活を支えるという視点で関われば良いのでは無いかなと思います
それ以上のことはできませんし、ダメダメではなく看護師はそういう立ち位置なのでは無いかと思っています


No.4
<2021年07月01日 受信>
件名:無題
投稿者:A

緩和ケア病棟に勤めている看護師です。
終末期の浮腫は不可逆性なので、少しでも患者さんが気持ちよく楽になれるように浮腫に対しては圧迫というよりは、ボディクリームで中枢に流すように優しくマッサージと保湿、足が曲げられれば足湯はどうでしょうか。
足湯でも身体全体がポカポカして気持ち良いと言ってくださることが多いです。
ご家族にも一緒にしてもらうことでグリーフケアにもなると思います(^^)

 
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