老健勤務です。看取りの方で、朝方状態変わってきて家族呼び1時間経ち、まだかな、とのことで一度帰られ、その2時間後に逝かれました。間に合いませんでした。怒られることはありませんでしたが、申し訳なさでいっぱいです。
急変した時に、一度家族と会っているのですから、家族だって『その時』の心の準備はできていたはずです。
『その時』は誰にもわかりませんから、こればかりは仕方がありませんよ。
そんなにご自分を責めないで下さいね。
申し訳ないというお優しい気持ちは、家族にもご利用者様にも、きっと伝わっている事でしょう!
会話ができる状態でなければ死に際にこだわらなくてもいいという家族もいますし、その家族も覚悟して帰宅したと思います。
以前老健の看取りは個室を用意しご家族が泊りこみ最期を見届けていました。でもこのコロナ禍、危篤状態を見届けて差し上げられただけでも御の字ではなかったのではないでしょうか。気に病むことはないと思われます。同僚スタッフと分かち合いましょう。主様の心が癒されますように。
危篤状態、人間が生き抜いた大事な最期の姿を見届ける大事な道徳学習です。ぶっつけ本番です。
その時に主様はご家族にどう声をかけられたのでしょうか。亡くなっていくその人に何と言ってさしあげたのでしょうか。そこを振り返ってください。
それはざんねんでしたね
しかし主さんもベストを尽くしがんばりました
天国へおちついた利用者さんは
お世話になりましたとありがとうでいっぱいかもしれません。
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