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レシカルボン座薬とグリセリン浣腸は、どのように使い分けていますか?

<2018年09月19日 受信>
件名:レシカルボン座薬とグリセリン浣腸は、どのように使い分けていますか?
投稿者:匿名

レシカルボン座薬とグリセリン浣腸は、どのように使い分けていますか?

肛門に指を入れて、便が触れたらどちらを使いますか?


No.1
<2018年09月19日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

高齢者ばかりの病棟です。血圧が低い人(収縮期80代以下)、浣腸への拒否の強い人や以前にいちど浣腸したら長時間下痢が止まらなかった人などは座薬にしています。

直腸内に便が触れる状態なら、(可能な限りトイレに座ってもらって)まず腹部マッサージと肛門刺激、次に摘便します。固くなった便塊が出てしまえばあとはスムーズに出る人も少なくないので。
それでも残便がみられる、または腹部マッサージや摘便に強い拒否がみられる人の場合は前段に戻って浣腸・座薬の使い分けをします。


No.2
<2018年09月19日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

それは患者さんの既往症にもよりませんか?


No.3
<2018年09月19日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

医師指示にもよります。
特に禁忌などがなく、ナースサイドで判断してよい前提として考えてみます。

便が触れる状況で速やかに排便を促したいならば、グリ浣を使用します。
レシカル座剤は排ガスを促すものと認識していますので、便が触れない、ですとか、ガスが多いようでしたら使用し経過をみます。
その上で浣腸を検討します。

ただ、何日も排便がなくて下剤を内服された方は、触れるのが硬便から普通便ならば、先に摘便をある程度行うかもしれません。
たまに下剤かけて出ない、を何日も繰り返して、硬い便の栓が抜けて…下痢になっちゃう方がおられますものね。
排泄行動が自立しているか、とか、内服との兼ね合いも考えて選択することもあります。

他の方のお考えを、私も伺いたいです。


No.4
<2018年09月20日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

患者の状態で、浣腸は血圧を急激に下げる可能性があるために危険回避するのならば座薬を使用します。また、浣腸は安全な手技が必要で浣腸による事故が発生したことも敬遠している要因です。
というのは建前。
現実には座薬の方がダントツお安い。持ち出し額を抑えるために座薬ばかりです。それよりもさらに内服の方がお安いので調整することが最優先になってます。座薬や内服はごみ処理金額も抑えられ分、浣腸は不利益です。
そうは言っても排液しかない結果の時もありますが浣腸の方が即効性があり、結果を早期に得やすい利点があるために状況や患者にしてみたら浣腸の方がよいのでしょう。


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