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結核感染 看護師やめたい リスクが大きい

<2017年06月16日 受信>
件名:結核感染 看護師やめたい リスクが大きい
投稿者:キャリア

看護師数年目の者です。
先日自分が結核感染していることが発覚しました。
経緯は…入院患者(結核ではない疾患で入院していた)に結核疑いがでて、精査の結果結核発症(厳密には再発。入院当初は勿論排菌しておらず、結核疑い・確定診断となるまで数か月かかった。そのため勿論、それまでは通常の感染予防対策しかしていない。ちなみに、いつ再発したのか不明。)していた。
患者はひどいせん妄?不穏?状態で、危険行為が多くある人でした。
そのため必然的に訪室は多く、生活リズムを整える目的でも毎日ナースステーションでスタッフ達と過ごしていました。

ということで、病棟全員が結核患者とのハイリスク濃厚接触者として結核の検査を受けることに。
そしてその中で運悪く(という言葉だけでは納得いきませんが)自分だけが結核検査陽性だった、という次第です。

例えば明らかな自分の不注意で針刺しして感染したなら、時間はかかるかもしれませんが、自分のミスだしなぁと受け止められる日が来るかもしれません。
しかし私は…。
患者が悪いわけでも、医師が悪いわけでも、勿論自分が悪いわけでもないので、気持ちをどこに向けることもできません。

今回の感染だって、たまたま私だっただけで、他の人も同じようにリスクにさらされていたことはわかってはいます。
看護師は感染等のリスクが非常に高い仕事だということはわかっています。
過去に認知症患者に蹴られて怪我、噛まれて出血したりということもありましたが、その時は病気がそうさせているから患者は悪くない、仕方ないと思うことができました(それでもやっぱり痛いし、正直ムッとしましたが)。
給料安いなぁ・殴られたところ痛いなぁ・休憩とれなかったなぁ等、自分の中で愚痴を言うことは毎日のようにありますが、それでも一応やりがいは感じていたし、給料分の働きはしなきゃ(といったら語弊がありますか?)と思って、他の人と同じように普通に働いていました。これは皆さん同じですよねきっと。

しかし今回の一件で、看護師を続けることが怖くなったのです。
もしこれが、結核感染じゃなくてhivだったら?とか考えると更に。
看護師がいろんな意味で大変ということは数年間身をもって体験したし、大変なのは皆同じ。
看護師以外にもリスクを背負っている仕事はたくさんあるのも知っています。
私と同じような経緯で結核感染しても、前向き?に今までと変わらず看護師をしてる方もいると思います。

今の私は感染を受け止められていないこと、
結核発症予防の内服薬副作用で全身に発疹と掻痒感・嘔気嘔吐等が出ていること、
治療は半年続くし観察期間も2年あること、
保健所に経過説明に行くために少ない休みを1日つはじされてしまうこと、
予防薬内服のために、大好きなお酒やその他たくさんのことを制限されること(子供みたいですが、自分のせいで感染したわけじゃないのに、どうして私がこんな辛い思いをして、少ない楽しみまで制限されなきゃいけないんだとも思ってしまう自分がいます)、
こんな状態でも仕事を休ませてもらえない(休むにしても有給を使われる)こと、
に対して、自分でもよくわからない感情がどんどんわき出てくるのです。
来年度転職や結婚、保険加入の予定もあったのに…とも思います(保険加入に制限を受ける場合があるそうです。転職に不利との話も聞きました。)。

需要段階に当てはめるならば、私は間違いなくショックの段階にいるのだと思います。
そうわかりつつも、こうまで長々と書いてしまいました。

同じような経験をされた方のお話、看護師をやめようと思っている方やその理由、等々についてお聞かせください。
申し訳ありませんが、現在は厳しいお言葉はご容赦ください。悲劇のヒロイン状態に陥っているのは、自分が一番よくわかっています…。

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No.1
<2017年06月16日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

私の友達も患者経由で結核感染し、半年か1年か、お薬を飲んでいました。友達は妊娠希望の人だったのに、その間はもちろん避妊しなければならず、本当にお気の毒でした。そこはその友達以外にも感染者がいたのでまだそんなに大きく落ち込んではいなかったし、私も一緒に旅行などに行って気分転換していましたよ!
きっと私も相談者さんと同じ立場なら大きく落ち込むし、看護師を辞めたいと思うでしょう。
辞めてもいいと思います。きっと優しい看護師さんだと思うから、とてももったいないし、なんでこんなきっかけで止めなきゃいけないんだろうという思いもあるでしょう。
でも身を守ることを優先するのもひとつかと。
結核病棟で従事する友達は、危険手当がついていますし。多剤耐性結核病棟勤務の友達は、感染すれば多剤耐性です。さすがにそこで働く気にはなりません。


No.2
<2017年06月16日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

結核に感染してしまった方を2人知っています。

1人は50代で、結核病棟でN95マスクを使用していても感染してしまった方。
もう1人は30歳で一般病棟で勤務中に感染してしまい、抗結核薬の内服で肝機能も悪化してしまって、風邪を引いても薬をこれ以上安易に飲めないから、と大変そうでした。

わたしも接触した患者さんからガフキーがかなり多く出ていたのを後から知り焦ったことがあります(幸い大丈夫でした)。


主さんのやりきれない気持ちわかります。
わたしは看護の仕事以外に稼げる仕事がないので看護師をしています。
このことで嫌気がさしたら、今の療養中に臨床以外でできる仕事とか調べてみては。

お大事にされてください。


No.3
<2017年06月16日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

悲劇のヒロインだなんて思いませんよ。

過去に、主さんと同じ経過を辿った者です。
私は楽天的な性格なのか、余り思い詰めることは無かったですね。強いて挙げるとするなら、「あの時、ああしてれば…。」と、マイナスタラレバ思考に陥る時はありますよ。対極にあるのが、デモシカでしたっけ?

私の場合は、多様性を認める周囲の環境と、正しい知識を持って接してくれた周囲の人に恵まれたので、差別や偏見を受ける事は無かったです。そんな中、私の無い頭(笑)で、色々考えた結果、私は病院業界が好きなんだな、という感情に行き着いたんですよ。

体質って、人それぞれじゃないですか~。
機械みたいに同じ構造で、ΑさんとΒさんが全く一緒と言う訳じゃないですし。
こう書くと、体が丈夫というのも、ある意味才能なのかなぁ?
まぁ、私の場合は、人よりも少ない野性の勘(笑)を信じて、進んで行くしかないんですけどね☆


No.4
<2017年06月16日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

お辛いですね。
予防内服の副作用は徐々に軽減してくると思いますが、肝機能が心配ですね。保健所でのDOTSは、毎回通うのですか?電話や薬殻の郵送でも可能だと思いますが。
受け止められないと思いますが、これからの自分のために頑張って内服完了されますように。


No.5
<2017年06月16日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

辛かったですね。
辛い中でもご自分の状況はちゃんと把握されているんだろうと、、文章から大変まじめな方なんだろうと感じました。

色々考え込んでしまうとは思いますが、今はただ何も考えず心を休めてください。
自分じゃどうしようもないなら、心療内科にかかられ薬の力で心を休めるのも一つではないかと思います。
看護師を続ける、続けないは今は判断しなくていいと思います。まずは体を休め、治療に専念されてください。
体がよくなれば、気持ちも元気になるのではないでしょうか?
今は、現実と向き合いすぎると気持ちが弱るばかりかと思います。今は何も考えず、心と体を休めてくださいね。


No.6
<2017年06月16日 受信>
件名:無題
投稿者:z

私も就職し数年後肺炎で入院し結核と診断され入院や自宅療養をしました。
有給と病欠を使いました。
当時(数十年前)は結核での休業は私の病院では普通の病気よりも
長期療養が保証されていたので、
退職せずに数ヵ月自宅療養をして復職後はしばらく夜勤も免除されました。

結核になったことはショックでしたが、
私の1年くらい前にも先輩が結核で外来に異動になったこともあったので、
「私だけがなぜ」という主さんほどの思いはなく、
不安はありながらものんびり療養させてもらったなーという思い出しかありません。


No.7
<2017年06月21日 受信>
件名:わたしもです
投稿者:ゆ

わたしも以前呼吸器内科病棟で入院患者さんとの接触があり、Tspotをうけたら陽性でした。
自分の病院にかかり、180日の抗結核薬の予防内服し軽度の頭痛とか倦怠感はありましたが、幸い肝機能は正常でした。その後2年間経過観察し先日その期間が終わりました。

内服していた期間は精神的にとても辛かったです。DOTSで見張られてまで飲まなくてはいけないもの。これで飲み忘れたら‥とか考えて怖くなりました。周りのスタッフにも、受診していること自体を気づかれないように気を付けたりしていました。
当時は、発症したらどうしよう、とか、まわりの目とか、気にしていて泣いてましたね。保健所への報告のためにヒートを残していましたが、ある日たくさんの溜まったヒートを見て、あぁこんなにお薬を自分は飲まなければいけないのかと思って泣いたこともあります。

経過観察期間が終わったいまは、呼吸器内科病棟から脳外科病棟へ異動していたこともあり思い出すことが減りましたし、怖さも薄れてきています。
もちろん看護師を続けていく以上、どこで結核の方と接触しているかはわかりません。質問者さんの病棟がどういう患者さんがいるのかはわかりませんが、異動や転職をするのと怖いという気持ちも少し楽になるかもしれませんし、なにより薬を飲みきったことが自信というか安心に繋がっていくと思います。もちろん、体調管理をこれからもしなければと思います。

お互いなんだか背負ってしまいましたががんばりましょうね。体調お気をつけください。

※保健所DOTSはメールで体調や受診の報告をしたりしていましたので、実際に保健所まで足を運んだことはほとんどなかったですよ!


No.8
<2017年10月11日 受信>
件名:無題
投稿者:主です

お久しぶりです。
お礼のお返事が遅れてしまいすみません。
返信していただいた皆様、ありがとうございました。
心身ともに疲れてしまい、通院しながら内服治療と仕事をしておりました。
ついに、もうすぐ内服終了です。
結核感染したことに関しては、もうどうにもならないし仕方ないと思えるまでになりました。
しかし…看護師を続けることが凄く怖いと思うようになってしまったので、今年度は職務を全うし、来年度からは違う道に進むことを決意しました。

親身になって相談にのってくださり、ありがとうございました。
誰にも言えず悩んでいたので、本当に助かりました。
ありがとうございました!

 
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