緩和病棟にいます。どちらかというと、腫瘍内科みたいな感じよりで、ケモしたり、ターミナルでなにもできないけど、他院から治療ができると言われて来ましたというような感じの患者さんを受け入れてるような良くわからない施設です。ペインコントロールについてなんですが、そもそもがん性疼痛は持続痛をなるべく感じないようにベースの麻薬や他の鎮痛剤を使用し、突出痛にはレスキュードーズを使いながらというのをするっていうのがあると思うのですが、痛みを0にするっていうのはおかしい、絶対無理な考えなんでしょうか?今の施設で、そのことを話したら、なに言っちゃってるの?痛みは取りきれないんだから無理に決まってるでしょと言われ、研修などで学んだことと全然違うなあという感じです。私は間違った考えなのでしょうか?どなたか教えてください。
ナスマンさんのおっしゃる通りの方法とで痛みは0に出来ます。症状の進行によりレスキューの回数が増えれば、ベースを上げたりしながら痛みを我慢することなく過ごせるように支援する必要があると思います。何を根拠に痛みを取れないと言うのでしょうか?
私も緩和ケア病棟なのですが、入院後しばらくすると患者さまは痛みが0になったとおっしゃいますよ。
腹部の腫瘍が大きくなってきて張りが強くなり、違和感を感じる患者さまの痛みではない違和感は中々取れず悩みの種ですが…
0にするくらい麻薬を使ったら、眠気やはき気が強くなって、QOLが下がってしまうと思います。
痛みをどうとって欲しいか、どんな時がつらくてどんな薬を使いたいかどんな薬は使いたくないのか、治療をするのかしないのか患者さんと家族の意思によると思います。
さらに、以上のことすべて医師の領域、と思います。看護師としてできることは、患者さんや家族の気持ちを医師に表出しやすいように、また時には代弁者として、関わり続けることなんじゃないかなと私は思います。
昔緩和ケア病棟にいましたが、痛みをゼロにする=副作用も強くなるみたいな感じでとても難しい課題でした。
でも、始めからそんなの無理~、みたいな対応はしませんよ。
あくまで痛みをゼロにすることを目標にチームを組んでいました。
だいたいこんなものでしょ的な関わりはしたことありません。
私も緩和ケアに勤めています。
疼痛を0にするというのは全ての患者さんにあてはまることではないです。
人によって薬が効いて0になる人もいれば
2~3くらい残るけれども生活に支障はないしこれくらいでいいわという人もいます。
「私は0にしてくれなんて頼んでいない」と言う方もいらっしゃいます。
以前、ペインコントロールを本人が望まずに
激痛の中で苦しみながら亡くなられた方もいました。
家族も本人の「痛みがあるのが人の本来の姿だから、そのままの状態で死にたい」という意思を尊重してはいましたが見ているのはお互いが辛かったですね。
先日、その家族様が挨拶に来てくださいましたが後悔はしていらっしゃらないようでした。
緩和に来て今までを振り返ると、0となるのは珍しいことではないかと思います。
大体の方が1~3くらいの評価かなと思いますがどうでしょうか。
最初は0になったとしても、病状進行によって再び出現してくるもので、副作用も考慮しながらどこまでコントロール可能かになるかと思います。
痛みを0にする。
客観的にみたら一番いいことのように思えますが、本人が0を望まない場合もあれば
色々な薬剤調整を行っても0には出来ない場合もあります。
薬剤効果が不十分でこれ以上の調整が困難な可能性が高い場合に、本人・家族の同意のもとで鎮静という最終手段をとることもあります。
痛みが0にならないからと本人の意向を確認しないまま薬剤を増量するとQOLの低下につながります。
痛みを感じている当人がどのレベルの痛みの軽減を望んでいるかです。
医療者側の痛みに対する価値観の押し付けにならないように気を付けなければなりません。
お医者さん次第のところもあるかも。
痛みを取りきるほど薬物使ったら意識が無くなってしまいます。
腸管麻痺で 便秘にも苦しみます。
患者さんは痛みに苦しんでいるんですか。
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