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51歳で特養に就職したいのです(看護師歴20程ありますが、ほとんどが公立病院の救急外来に勤務していました)

<2016年12月19日 受信>
件名:51歳で特養に就職したいのです(看護師歴20程ありますが、ほとんどが公立病院の救急外来に勤務していました)
投稿者:へびびー

お世話になります。
看護師歴20程ありますが、ほとんどが公立病院の救急外来に勤務していました。
4年ほど前双極性障害を患いこの度就職の許可がおりたので、家から近い特養ではたらけるかと考え始めたところです。
ただ、慢性期の病棟経験がないので経管栄養やpegを扱ったことがないとかインシュリンを打ったことがないとか褥瘡管理は無知です。
一生懸命ならって身に付けたいと思ってます。こんなおばさんはやっていけないでしょうか?やる気だけでは無理でしょうか?
アドレスよろしくお願いします。

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No.1
<2016年12月19日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

特養は看護師の募集枠が少ないので大丈夫ですか?特養によって経管の管理も、内容も違うので指示にしたがってやると思います。褥創も先生の指示のもと処置します。看護師さんが少ないのである程度流れを教わって一人でやります。特養も有料老人ホームもやることは大体一緒ですが入居者様の医療度によって違います。BS測定もインスリンも自身で出来る方は見守り、もしくは準備だけして自己でインスリン注射される方もいます。後は浣腸、摘便など、点滴、採血もたまにいました。


No.2
<2016年12月19日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

経管栄養やインスリンや胃ろうの管理、褥創は、特養では絶対に必要です。特養は病院ではありませんので、基本的に教えないです。この技術ができ、かつ介護士に指導できる人を採用しています。
やる気だけでは難しいと思います。
また、救急外来とはまったく異なる環境で、あなたの精神的なものが悪くならないか、懸念いたします。
私も救急の経験が長かったのですが、事情により特養で1年と少し働きました。(一般病棟経験もあったので、上記の技術はできました)
頭では病院と特養は違うとわかっていても、医療物品がなかったり、清潔不潔がまったくなされていなかったり(吸引瓶にカビはえていたり)、ガーゼもいまどき手で畳んでいました。
関係ないお喋りをしながらお風呂介助をする介護士、利用者の歩行を見守らずに転倒させ、そのあとは看護師さんよろしくーと去っていく介護士。
急変時もそうですよ、基本的には呼びに来るだけ。一人で胸骨圧迫とアンビューしながら救急車に連絡しないといけなくなります。(土日は看護師二人体制でした。しかし相方が看護経験の少ない人だとまったく動きません)
利用者の状態が悪くても医者はすぐには来ないし、状態報告しただけでは動きません。どの利用者がどの病院にかかるのか(かかりつけ医)、把握しないといけません。
救急外来のように、医療者同士でもツーカーでは通じないですよ。採血結果?どうやってみるの?みたいな。
私は2度と施設では働きませんが、一度経験してみるのも勉強かもしれませんね。


No.3
<2016年12月19日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

外来でパートの方がいい気がします
褥瘡予防管理、ペグ管理、ストマ管理、インスリン、皮膚トラブル管理、下剤コントロール
摘便、経管栄養・・薬の管理 サマリー書き計画立案 摂食嚥下の知識も必要です
利用者の健康管理+介護業務です
介護士との人間関係大変なところが多いです

主さんのやってこられた中で救急対応は生かされるとは思います
真逆に近い仕事内容なので、どうですかね・・

精神的に新しいことってストレスかかりそう
外来なら慣れたものではないですか?
それもそれほど忙しくない外来をお勧めします


No.4
<2016年12月20日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

4年ぶりの復職ですね。回復おめでとうございます。
とりあえずパートしながらクリニック、デイサービス、施設等のあくまで単発派遣で見聞広めてみてはいかがでしょうか。友人で派遣紹介してもらえれば使用状況スムーズかと。
分かっていると思いますがムリなさらず、何か言われても気にせず、できないことの引き算より救外にいたことの高いスキルの自信を忘れないでくださいね。

ちなみに私は20年近いブランク後、療養型病院で技術習得しました。ありがたいことに教えてくれる時はとても丁寧に優しくしてくれました。そうすることが自分たちの労働力の援護になるからでしょう。


No.5
<2016年12月20日 受信>
件名:気負わなくても大丈夫ですよ。
投稿者:匿名

私も今、50歳近くで、急性期で働いています。
もう何年も前ですが、私は、医療型療養病棟というところで、経管栄養を、毎日20数名、朝夕、患者によっては、朝昼夕と実施していました。ドクターによっては、経管栄養を流す前に、白湯を規定量滴下させて、胃腸の蠕動運動を促してから、栄養剤を開始する手順だったりしました。施設やドクターによって、方法は色々だと思います。

経管栄養は、基本難しくないですよ。
最初は、慣れないかもしれませんが、慣れると簡単なので、公立病院の救急のご経験があると、特養は、むしろ物足りなく感じるかもしれません。動画サイトも参考になりますが、
最初は、その施設の手順を見学させてもらうといいかもしれません。

①吸引実施(経管栄養開始前)
②体位(先に下肢側を上げ、次に上体ギャッジアップし、背抜きをして、背中を除圧。施設によっても患者さんによっても、体位角度向きは違う。体交枕で体位調整)
③PEG周囲の発赤や潰瘍の有無確認(毎日、回転させ、固着を防ぐ)
④栄養剤の準備
⑤経鼻栄養の場合、マーゲンチューブ末端からシリンジで10ml程度エアーを入れ、聴診器を上腹部にあて、胃の空気音が 聞こえることを確認。確認後は入れた分だけエアーを引く。
マーゲンチューブが口腔内でトグロを巻いていたり、胃に正しく挿入されていないと空気音が聞こえない。
⑥チューブを接続
⑦滴下速度調整
⑧滴下確認(速度は適切か、嘔吐やチューブ抜去がないか)

患者の体動で、栄養剤のチューブが自然抜去されたり、自己抜去する場合があるので、病棟ラウンドが必要になります。
チューブが外れ、栄養剤が漏れると、予定の栄養が摂取できなくなり、シーツも病衣も交換しなければならなくなります。
栄養剤注入後、白湯を注入している施設も多いです。
注入後は、30分程度、ギャッジアップした状態で過ごします。
特に寝たきりの高齢者は、逆流性食道炎の方も多いので、すぐに体を仰臥位に戻すと、胃から食道に栄養剤が逆流します。

なお、固形用の経腸栄養剤を使う場合は、加圧用のバッグを使います。
時間を計って注入していたように思います。

PEGの交換は、半年に1回程度、病棟でドクターが行っていました。
経鼻チューブの交換は、4週間に1回程度、病棟で看護師が行っていたと記憶しています。
鼻にチューブを固定するテープは、毎日交換し、皮膚に潰瘍ができていないか観察。
私も何年も前の記憶なので、参考になるかどうか分かりませんが、毎日やっていると大丈夫ですよ。


No.6
<2016年12月21日 受信>
件名:沢山のアドバイスありがとうございます
投稿者:へびびー

なんとなくイメージがわいてきました。私が考えている以上に大変そうですね。
病状と相談しながら考えてみたいとおもいます。
本当に沢山のアドバイスありがとうございます。

 
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