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新人看護師の情報収集時間(先輩方はというと、ものの10分15分で6〜7人分軽々とっています。何が違うのでしょうか?)

<2016年05月21日 受信>
件名:新人看護師の情報収集時間(先輩方はというと、ものの10分15分で6〜7人分軽々とっています。何が違うのでしょうか?)
投稿者:たまみ

今年の4月から働き始めた新人看護師です。新人は勤務開始時刻1時間半以上前から出社し受け持ちの患者さんの情報収集をします。たった3人分。誰に言われたわけでもなく、どうしても時間が足りなくて少しずつ早くなっていった、という感じです。先輩方はというと、ものの10分15分で6〜7人分軽々とっています。
患者さんの疾患、既往歴、最近の記事、内服薬、注射指示、安静度などの医師の指示。その辺りを取っていると教えていただきました。私たち新人も同じです。何が違うのか全くわかりません。自分には看護師は向いてないのかとさえ思ってしまいます。
何が違うのでしょうか?

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No.1
<2016年05月21日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

それらの情報をもとに、その日に必要な処置の順番、リハビリ、患者教育、保清などを決めていきます。ただ情報をとるだけではないのです。
いろんなパターンをみているので、「この検査があるからこの患者さんを一番はじめにバイタル測ろう」とか「この患者さんは初めての入浴だから落ち着いた午後から入ってもらおう」「点滴のオーダーが出ていないからすぐに先生に連絡しなきゃ」等々、情報をみただけで段取りを決めています。
患者さんの状況によっては、段取り通りにいかなくなるので、そのあたりも臨機応変に対応できるようにしていますし、そのためにリーダーがいます。
あなたも1年後には今とは別人なほど、できるようになりますよ。今のうちからできていたら、先輩の立場もなくなるし。コツコツ頑張るしかないです。


No.2
<2016年05月21日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

新人の時は、みんな時間がかかりますよ。

段々、コツがつかめるようになって、出来るようになります。

先輩は、担当の患者さんがいます。受け持ちの患者さんは、毎回日勤の時は受け持ったりするので、既往歴などを一からとる必要はありません。頭の中に、情報が入っていますし、以前に情報をとったものを見るだけなので、新しくメモをとる必要がありません。

経験を積んでくると、情報を見て、すぐに注意してメモを取っておく必要のあるものが分かります。新人さんのように、必要のない情報をメモする必要がないです。

そして、疾患を見るだけで、内服している薬が分かったり、治療何日目だから安静度はこれくらいだな!って頭の中で分かります。
それなので、疾患で内服する薬以外、何か違う薬が出ていたらメモを取る程度で大丈夫ですが、新人さんは、薬を把握していないのですべてメモを取って勉強する必要があるので時間がかかります。

安静度についても、いつもの経過の場合は、メモを取りませんが、経過が遅い場合は、安静度病棟内とメモをとったりします。

メモの取り方も、略語を使います。
略語を使うので、メモを取る時間も短くなります。
申し送りの上手な人ほど、メモが簡素化されていて見やすいです。

先輩は、たくさんの知識を持っています。
例えば、ハンバーグを作るとします。
先輩は、頭の中にレシピが入っているので、新しいレシピを渡された時に「チーズがいつものレシピと違う。」と理解して、メモ帳に「チーズ」と記載します。略語を使って「T」って書くだけの人もいます。

しかし、新人さんは、ひき肉、パン粉、卵・・・と書いていきます。

新人さんによっては、ひき肉(合いびき肉)100g、卵(小)1個・・・と細かく書く子もいます。結局、細かく書いたけど、細かすぎて頭では覚えていないことも多いです。先輩に「このハンバーグの特徴は?」と質問された時や申し送りの時に回答ができなかったりします。

知識がついてくると、いつものハンバーグに、チーズいれるのね!と分かるので、質問された時に「特徴は、チーズです!」と答えられるようになります。

長くなってしまいましたが、つまり、情報収集を早くするのは、ある程度コツがいりますが、最終的には、知識や経験、技術などがないと短縮できないということです。

焦らずに、勉強していくことで、一年後には出来るようになっているという感じです。


No.3
<2016年05月21日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

たぶん全ての情報を抜けなく収集するというより、決められた所を聞けばだいたいの判断が出来るようになります。

経験を積むとやれるようになりますよ。

反対に、慣れてきすぎて思い込みや勘違いをすることもあるので要注意ですよ。


No.4
<2016年05月23日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

No2の方が丁寧に説明されていますが、先輩はアセスメントをしながら情報を取っているのです。
正常値や、疾患や検査・手術などの、時期によって注意すべき点も応用しながら、問題意識を持ってとるので、ポイントを抑えたものにもなっていきます。

今は、先輩に確認された時のポイントが、なんで大切だったのかを根拠づけて振り返れるようにしてみましょう。
その情報を取れていなかったときはもちろん、取れていた時もなんで重要なことだったのかを呑み込めるようにしていきましょう。それに関連付く情報はなんだろうと考えてみましょう。
それが、徐々にポイントを抑えて情報を考えながらとるためのコツのようなものになっていきます。


No.5
<2016年05月27日 受信>
件名:ありがとうございます
投稿者:たまみ

たくさんのアドバイスありがとうございます。
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
毎日くたくたで振り返りも出来ないほどで、精神的にもちょっと疲れが出てきていたタイミングの投稿でした。
先輩方はたくさんの経験と根拠ある知識を持って情報収集されている…自分は近道をしようとしていたのかもしれません。一つ一つ、出来ることを増やしていこうと思いました。
自信がなくて涙が出る日もありますがせっかく目指した道なので頑張ってみようと思います。
ありがとうございました。


No.6
<2016年05月27日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

1年間は泣きっぱなしですよね。皆が通る道です。逃げないで立ち向かってください。あの怖い先輩も、優しい先輩も、皆その1年を経験しています。
1年後には立派に動けるようになります。

 
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