当院では以前スネア操作などは医師が行っていたのですが、医師不足にてスネア操作を看護師に介助するよう求められてきました。
スタッフは内視鏡技師資格を持つ者もいればそうでない看護師もいます。医師の指示の元、スネア操作は可能なのですが、穿孔や出血などがあった場合の責任問題などは、スネア操作した看護師にかかってくるものなのでしょうか?
そこが、明確でない限りスネア操作などはしてはいけないと上司から言われます。内視鏡技師資格があれば行って良いのか、看護師でも行って良いのか、操作時の穿孔などがあった場合の責任は操作した看護師なのか医師なのか、明確な定義などはあるのでしょうか?
もし、何かあって、患者から訴えられたら、看護師も裁判にでたり、責任が問われることはあると思いますよ。
内視鏡の資格があるから、スネアをしていいとか、駄目だとか、そんな基準はないので、資格がなくても看護師がしている施設がほとんどです。
内視鏡室経験7年の看護師です。
当病院でもスネア操作については普通に行っていますし、することが当たり前のような感じですよ。
不安も当然ありますが、結局切開する操作はあくまで医師が行うことですし、穿孔を起こしても看護師の責任にはならないです。
責任にはならないとはいえ穿孔してしまった時の感じの悪さはもちろんありますが、看護師が責任をとれというのは筋違いだと思いますね。
たとえるなら拳銃の弾丸を詰めるのは看護師が行いました、でも引き金を引いたのは医師です。弾丸を詰めた人が責任をとれと言えますか?
たとえがおかしいかもしれませんが恐れずスネアリングを行ってほしいです。
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看護師お悩み相談室