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クーリングについての疑問(一般的に、この状況では寒いのではないかと思うのですが、専門家から見るとこれって常識なのでしょうか?)

<2015年12月16日 受信>
件名:クーリングについての疑問(一般的に、この状況では寒いのではないかと思うのですが、専門家から見るとこれって常識なのでしょうか?)
投稿者:クロチャンです。

92歳の母が療養施設に入院しております。37.5°以上位の体温になると、クーリングと称して掛物は胸部までしか掛けません。同室者の方々を見ても皆さん胸までしか掛けておりません。居室の温度は21°~22°位です。一般的に、この状況では寒いのではないかと思うのですが、専門家から見るとこれって常識なのでしょうか??家族として心配なのですが、ご教示願います。

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No.1
<2015年12月16日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

その療養施設にお聞きください。
状況を知らない者が答えると混乱します。


No.2
<2015年12月16日 受信>
件名:無題
投稿者:NS

高齢の方は、自分で体温を調節する機能が低下してきています。
人の体温調節は、汗をかいて体温を下げたり鳥肌を立てて体温を逃がさないようにする仕組みがあります。
その他に、自分で寒さを感じれば自分で掛物を増やしたり、暑ければ減らしたりできます。
身体は動けなくても他者へ訴えることができれば調節できます。

ですが、その調節が全くできない人もいるのです。
その場合は看護者が全てを援助することになります。
室温で調節することも大事ですが、患者さん自身やその方の身体がどう感じているかも大切です。
そのために体が冷たくなっていないか、手足はどうか、顔の表情はどうか、色はどうか、汗をかいていないか等細かく観察した上で、掛布を足したり減らしたりします。
汗をかくことは不快であるばかりでなく、高齢の方は容易に脱水を招きます。
寒ければ免疫機能が低下し感染症に罹りやすくなります。

ご質問の21°から22°ですと、お食事後の身体の活動期は汗をかく方も多いです。
ですが、入眠中や目覚めた直後、安静中は寒さを感じる室温ですね。
また疾患や病変によっても暑さ寒さの感じ方は違います。
不安になった場合は施設の看護師にお尋ねくださると、その日の体調と共に説明してくれると思います。

お大事にしてください

 
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